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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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七十歳死亡法案、可決

七十歳死亡法案、可決 (幻冬舎文庫)七十歳死亡法案、可決 (幻冬舎文庫)
垣谷 美雨

幻冬舎 2015-02-10
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スゴいタイトルである。
その名の通り、日本で70歳以上の高齢者は
何らかの方法で死亡させられるという法案が、強行採決で通る。
施行は2年後──と言う設定だ。

まあ実際にそんな法案が通ることはなかろうが、事実
日本の高齢者は全人口の3割に迫る数字にのぼり、
財政でも医療や年金が占める率は高い。
いわゆる「2025年問題」も持ち上がっている。
楽観視していい状況ではない事は確かなのだ。

当然、賛成派と反対派とで毎日、TVやニュースで討論が繰り返されている。
が、主人公である主婦は密かに賛成派だ。
ワガママな義母の介護生活に、15年も耐えたのだから。

夫は仕事ばかりで、介護どころか話すら聞いてくれない。
息子は銀行を辞め、ずっと引きこもりが続いている。
娘には家を出てから、距離を置かれている。
当の義母は感謝の言葉すら口にしない。
昔は 昔はこんなではなかったのに──

無論、日本の財政の問題は高齢化社会によるものだけではないし
極端と言えば極端なストーリーなのだが、全くのフィクションでもない。
身につまされる程には、リアルな距離にある。

先日読んだ犯罪は老人のたしなみはスウェーデンの話だが
日本と違って、寝たきり老人はほぼいないと言われている。
なんのことはない。
延命だけの治療は基本、行われないからだ。
──自力で食べられなくなったとき、それは「死期」ということになる。

また介護施設の概念も、日本のそれとは少し違う。
うちも大叔母が入っていたが、「集団生活」と言う前提で
入居者は管理の下、同じスケジュールで過ごすことになる。
大叔母はずっと一人暮らしで、歌や踊りで身を立てていた。
なので逆に全員で童謡などを唄わされる時間が大嫌いで
「右も左もジジババばっかりでかなんわ!」と憤慨していた。

まあ大叔母もがっつり「婆」的な年齢だったので
ツッコミを誘う優良なボケではあったのだが
その後みるみるボケをかます気力も衰えたのは、胸に痛かった。

海外の老人小説は「老人ホーム」と言っても、日本のような閉塞感がない。
酒を呑んだり旅行をしたり、時には事件に巻き込まれたり(笑)と
賄い付きのアパートメントに暮らしている感覚なのだ。
スウェーデンでも介護は「自立の援助」として在る。
国の補助があるからこそ、老人たちは「自活」ではなく「自立」に専念できる。

福祉大国の名はダテじゃない。
「平均寿命」ではなく、「健康寿命」に焦点を当てているのだ。

本書の、その部分に大胆な形で切り込んだ部分は賞賛したい。
が、家庭介護の解決という範囲に話が留まったのは残念。
日本の高齢者社会は多分、もっと別の問題を多々含んでいる。
問題小説と言うには、丸く収まりすぎ感がなくもない。

ただこの小説には「やり手の首相」が出てくるのだが
その首相が発案し、議員を順番で「トークさせる番組」がある。
確実にネットでイジられそうな題材だが(笑)、悪くないと思う。
目下この国に大事なのは、国民に
「選ぶ」のではなく「考える」姿勢を産むことじゃないかとも思う。
「イイネ!」や「シェア」の先にまだあるもの。

小説だからオチはついているが
コレは問題小説と言うより、問題提起小説であろう。
そういう意味では本書はとっつきやすく、いい題材だと思う。

個人評価:★★★


日本のスゴイを賞賛した番組がいくつがある。
自分もアレは別にキライではないが
逆バージョンもたまにはやればいいと思う。

日本では勉強出来ないものを勉強したくて海外へ行く人、
日本が及ばない海外の伝統や制度だってあるのだから
そこを明らかにしないと公平ではないと、いつも思う。


ホネツイまとめ。X線?編。

20160928-1.png

「んー?」

20160928-2.png

「おお、なるほど」


20160928-3.png

「次はコイツか」


20160928-4.png

「おもしろかったー?」
「いや全然」

変わんねーもんな、コイツらじゃ。(笑)





実家で百均に立ち寄った時、みつけたウッドクラフト。
ホネにはサイズがちと大きいのだが、コレだけはいいサイズだった。

■くるま!
20160928-5.jpg

100円ではかなりの完成度。お家のインテリアとかにはよさげ。
でもワシのホネは真っ赤なスポーツカー乗るタイプじゃなさげ。

…霊柩(強制終了)
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