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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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犯罪は老人のたしなみ

犯罪は老人のたしなみ (創元推理文庫)犯罪は老人のたしなみ (創元推理文庫)
カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ 木村 由利子

東京創元社 2016-09-10
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普段翻訳モノをほとんど読まないのだが
ロウジンスキーとしては見過ごせないタイトルで購入。
原題は「Kaffe med rån」、
スウェーデン語で直訳すれば「強盗とコーヒー」。
すげーな。コーヒーはどうやってロウジンノタシナミに変身したんだろう。

舞台はさる老人ホーム。
5人の老若、いや老老男女たちは重大な問題について合議していた。
オーナーが変わってからというもの、酷い待遇になった。
コーヒーは自販機、食事は冷凍モノ、他にもあれこれ規制され、
有意義であるべき老後がちっとも楽しくない。

世界でも有数の福祉先進国をうたわれる北欧が舞台だと思うと
なんだか別の衝撃が身体を突き抜ける。
老人小説は読みたいけど、君たちの国だけはやっちゃいけないんじゃ…?
しかしこの事が後に、別の衝撃をも生むことになる。

自分達の「老後」を充実させるために色々オイタを、
否、工夫を凝らしてオーナーと闘いを繰り広げる彼らだったが
ステキでナイスなアイディアを思いつく。
こんな暮らしをするくらいなら、刑務所の方がよほどマシだ。
数年で出てこれるような「犯罪」を犯して刑務所で暮らし、
その後はその「戦利品」で楽しく暮らせばいい──

いやもうなにいってんのこのヒトたち。

ゆとりなの?福祉大国のゆとりなの?
通常の老人小説と違うトコで心がザワつくわ。
しかも彼らは人を不幸にするような犯罪を好まない。
誰も傷つかない、損をしない、罪のない犯罪を目指そうと誓うのだ。

いやもうな(略

思いついたのは国立美術館の名画。
これを誘拐し、身代金をいただくのだ。
さあ老人だらけの窃盗団、歩行器に乗っていざゆかん──

(略

ほぼ老人の座談会だけで計画は決められ、
セキュリティやその他諸々は目視だけで確認するというアナログさ。
同じ老人小説のもう過去はいらない旅のお供に殺人をのようなドキバクとはまた違う。
なんかこのジーサンバーサンを正坐させて並べたくなる衝動に襲われる。

そんなもん上手くいくワケないやろ!!
ええか人生っちゅうのはキビシイねん!ンな簡単に…
成功してまうんかーーーーーい!┌(`Д´)ノ)゚∀゚)スパーン

いや、ストーリーが雑な訳ではないのだ。
次から次へと彼らを襲う困難は細かに描写されているし
それを切り抜ける手腕もキッチリ書かれている。
だがその度にシャンパンを開けて乾杯している姿に
思わずカクテルグラスを掲げて「なんでやねーーん!」と言いたくなる。

多分だが、細かに書かれている事でのテンポの悪さもある。
ストーリーとしては映画「人生に乾杯」的な老人犯罪なのだが
時代が変わり、アナログさがウリ(?)の老人と
テクノロジー社会に微妙な段差ができており
そこにスロープを敷いたような「甘さ」も若干なくはない。

が、そんな「お嬢さんお坊ちゃん」的なジジババであるのも
スウェーデンという福祉大国ならではのキャラかもしれない。
国ごとに老人小説を分析したら、案外面白いのかも。

そんな訳で、老人小説は翻訳モノも積極的に読みたく思った次第である。
老人小説は中年のたしなみ。

個人評価:★★★


先日実家に帰った時の話。

子どもの頃からずっとつきあいのある又従兄弟がいる。
親戚と言うより感覚ではトモダチなのだが
そやつのオッチャンが夏にガンで亡くなったので
今回はそのお悔やみと言う用事もあった。

20160921-1.png


オッチャンはホスピスのような病練に入院していたので

20160921-2.png


20160921-3.png

オッチャンは生演奏で六甲おろしを熱唱し
その夜のうちに亡くなった。

20160921-4.png


20160921-5.png

無論お返し(?)にワシはばーちゃんの葬儀ネタを披露し
互いにゲラゲラ笑っておひらきとなった。
関西やなあオモタ。

しかし小さい頃からバカ話ばっかりしてたワシらも
墓や葬儀の話するようになったんだなと、感慨深い逢瀬でもあった(笑)
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