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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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不死症

不死症 (実業之日本社文庫)不死症 (実業之日本社文庫)
周木 律

実業之日本社 2016-06-03
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※注:ややネタバレを含みます

ゾンビ映画が好きである。
死体ながら独特の進化を遂げ、更に強化されるという
ポケモン顔負けのホラーキャラクターであるのがスゴい。

日本でもゾンビ映画はあるのだが(全部は見てないが)
海外のゾンビ映画とは多少趣が異なり、どちらかというと「怨霊」オカルト色が強い。
だがソレも日本という風土やキャラを生かしたものだと思うので
ソレはソレでよく出来ていると思う。

そういう意味で本書は珍しい「ゾンビ作品」だ。
コレは作品の出来云々より、ゾンビの存在を考える上で面白い。
そんな訳で書評というよりゾンビ評(?)になるのだがご容赦。

物語は爆発から始まる。
なんとか崩壊した建物から這い出した女性は、記憶を失っていた。
しかし助かった人間たちの話から、ここが製薬研究所で
自分はあるプロジェクトの責任者であったことがわかる。
が、考えている時間はなかった。
そこかしこからゾンビが出現し、襲い掛かってくるのだ!
更にゾンビは、傷口から感染することが分かり──

まさにThe海外映画のゾンビです。

ただ本書ではゾンビと言う呼称でなく、
インディアンに伝えられる特殊な病の「ウェンディゴ」と呼ばれる。
精霊憑きの状態で、人肉が食べたくなるという異様な症状がでるらしい。
だが個人的には名前がゾンビでもアンデッドでも
ストーリーにはあんまり関係ない気がするのだが。

映画のゾンビは、何やら妖しい呪文を唱えて生き返るというような
オカルト宗教的なキャラ付けが最初だったらしい。
それがロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」で
ノロノロと集団で動きつつ、生きた人間を食べようとする
「モンスター」として定義づけられたのだ。

その怖さは、殺された人間がゾンビとして復活してしまう点にある。
同時に頭を破壊すればOKという弱点も用意されているので、
一歩間違うとただのスプラッタ映画になってしまう。
あくまでノロノロ・じわじわ迫る恐怖というのが、ゾンビ映画の醍醐味と思うのだが
そう言う点で同ロメロ監督の「ゾンビ」はホント名作である。

とりま本書のウェンディゴ、すなわちゾンビは割とイマドキの子たちである。
というより、現代にゾンビというモノが普及(?)しているためか
登場人物たちは特に理由もなく「頭を狙う」事を知っており、
研究者と言う理系がいるためか「感染」のこともすぐ察するのである。
いわゆる「鉄板」である。

ゾンビ映画は昔のものを見ても面白いが
最新は最新で「ほええ、最近のゾンビときたらブツブツ」みたいな
中年が現代っ子に説教するみたいな「トンデモ」部分がまた楽しい。
「ドーンオブザデッド」や「28日後」といった映画で
走るゾンビという飛び道具が出現したときはワロタ。

故に鉄板過ぎて、本書のゾンビは微妙だ。
製薬会社と言う場所が設定された時点で
「バタリアン」的なウィルスやワクチンがあるんだろーなーと
いうところまで鉄板だった。
ゾンビ映画を見る者には、出オチと言っても過言でない。

ゾンビは半スプラッタ要素があることから、邦画向きでない。
海外のようにお家にいつでも銃があるワケじゃないので
非常に効率の悪いゾンビ退治になる。
(その怖さを生かした「アイアムアヒーロー」は、日本ゾンビの成功例かも)
なので多分自衛隊のお世話になるんだろうなと思ってたら
やっぱり出てきたので、そこも鉄板だった。(笑)

まあゾンビ自体が何十年も前のロメロ映画を踏襲したものなのだが、
日本ゾンビは更にキャラ付けしにくいのかもしれない。
集団よりも貞子みたいなのが一人で奮戦した方が
日本事情にあってるし、ぞっとする。

研究所内に太陽光発電機があったり、
水耕栽培の野菜畑があったり、なんか
「君にもできるゾンビ世界生存」的なゆとりにも笑った。
まあ確かに日本人はゾンビと戦うよりも
引きこもって助かる方がリアリティあるけどさ。

まあそんな訳で、ストーリーとしては微妙だったのだが
日本という風土とゾンビを考えるのは楽しかったので★3つ進呈。

個人評価:★★★


ホネツイまとめ。
ツイッターで「夏休みを写真4枚で振り返る」と言うタグがあったので参加。

■あははうふふつかまえてごらんなさい
20160916-2.png

まあ海なんかここ数年行ってないけどな。


■ゆうひをみてるとじぶんがちっぽけに(略
20160916-3.png

はいはい生きててごめんなさいよ(鼻ホジ)


■すなにかいたらぶれたー
20160916-4.jpg

SandDrawと言うフリーのアプリ。
描いた後は波で消すという浪漫仕様。
リンク先はあいほん用だけど、Androidでもあるっぽい。

   ↓コレが波にさらわれる切なさと来たら。
   20160916-6.jpg


■観光地的ショットで
20160916-5.jpg

海よりなにより、コイツらの心のふるさとココだよね。




別件。ガチャで取った遊園地の乗り物的なアレ。

20160916-1.jpg

「コレで街をぶっとばそーぜ」
「…小銭持ったか?」

小銭がエンジンでガソリン。コスト悪いわ。(笑)
いや小銭貯めるとこ開ければ、ある意味永久機関なのか?
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