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水軍遥かなり 上・下巻

水軍遙かなり 上 (文春文庫)水軍遙かなり 上 (文春文庫)
加藤 廣

文藝春秋 2016-08-04
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※書評は上下巻まとめてあります

現在、大河で「真田丸」をやっている。
真田は信長・秀吉・家康という目まぐるしい時流と奔流を生きた一族だが
同じ時代を信濃の山でなく、志摩の海から眺めていた一族がいる。
名高い九鬼水軍であり、海賊大名とも異名をとる。

先日読んだ村上海賊の娘が面白かったので
九鬼水軍についても読みたいなと思っていたのだが
タイムリーにこの本を見つけて購入。

「村上~」は基本的に、第一次木津川口の戦いを焦点をあてている。
活躍するのは名前の通り、毛利の村上水軍だが、
第二次木津川口の戦いでは信長の九鬼水軍がお目見えする。
信長が「鉄甲船」を作らせたことで有名だ。
当主は九鬼嘉隆。
九鬼といえば、この人物が一番有名であろう。

が、本書の主人公はその息子・守隆である。
ハテなんで息子??と思ったが
先に書いた天下取りの3人の時代を生き抜いたのは、息子の方なのだ。
故に加藤氏が書きたかったのは、守隆人物伝と言うより
別側面から見た天下の興亡なのだろう。

そういう意味ではちょっと思っていたのと違ったのだが、
ちょうど「真田丸」ではしょられている部分の物語とも言え、
時代を読むという点ではかなり面白かった。

物語は守隆が父と共に信長に目通りする事から始まるが、
当時守隆は小学校1・2年生くらいの歳であり、
ココまでシッカリした子供という設定は違和感を感じなくもないが、
ぼんやりと眺めていた「海」と「日本の外」を
信長が繋げてくれたという話になっている。

が、本能寺の変が起こる。
守隆が夢見た外界は、信長の死によって潰える。
そうして秀吉の世になり、朝鮮出兵というとんでもない計画が打ち出される。
「真田丸」では出兵での詳細ははしょられているが、
当時の船舶や戦闘の弱点をみるのに、興味深い題材ではある。

当時の日本の船は「和船」と呼ばれ、いわゆる「竜骨」がないのが特徴だ。
日本近海を航海するのには適していても、
遠洋を長く航海するには不安定な造りとなっている。
また軍船というよりは輸送船の延長上と言った方が近く、
島国である日本がもともと、対外に目が向いていなかったことが分かる。

実は家康の時代、1隻のガレオン船が漂着している。
コレに乗っていた航海士・アダムスが、
後に三浦按針と呼ばれる「青い目の武士」となった男だ。
家康はこのガレオン船を買い取り、大砲などの武器を手に入れたという。
奇しくも関ヶ原の戦いと同じ年である。

陸上戦が注目されがちなこの時代にあって
海側から見た天下興亡と言うのが、面白い。
また守隆も真田と同じく、父と東西の袂を分かった武将であり、
ある意味では「海の上の真田」とも言える。

丁度大河と時期が重なっていることもあり、
裏話のようで興味深く読めたのだが
上下巻の中にこれだけの話をおさめたために
歴史を語ることが中心になっているのが、逆に惜しいといえば惜しい。

加藤氏は「家康は嫌いだから書きません」と言っていたのが
最後は家康を革新的な人物とまでえがいている。
鎖国前に家康が結構に外交をおこなっていたことや
外国船が停泊できる運河を作る計画を温めていたことなど
その辺が下敷きになっているのだろう。
いいネタなのにあくまで守隆視点なため、あまりツッコんでいないのが残念。

天下の悪者・古狸家康はフツーに好きだが
そんなギャップ萌の家康本も出して欲しい。
75歳の高齢デビューで話題になった加藤氏だが、
読んで尚もっと読みたいと思わせるのというのがスゴい。
次はどの歴史に焦点を当てられるのか、期待。

※本書はこの上下巻だけでも読めるが
 覇者のキャラを掴むのに信長の棺秀吉の枷明智左馬助の恋
 事前に読んでおくと分かりやすい。

個人評価:★★★★


ホネツイまとめ。筋トレ篇。

20160905-1.jpg

「もう一度やるね」
「おう」


20160905-2.jpg

「ふんっ」
「よーし、そのまま立ち上がって…」


20160905-3.jpg

「はいっ」
「忘れ物してるぞ」

や、コイツラの手首取れやすいんだよね(笑)
手首だけ別売とかして欲しい…。



無関係ながら期末仕事。
まあ自分の記録として残したいなんだけど。

20160905-4.png

ぼんやり色をのせて

20160905-5.png

ひたすらぼかして上塗りしてぼかして上塗りして…(エンドレス)

20160905-6.png

ホントにエンドレスなので、ある程度諦めがついたらやめる。
いつも鼻の穴と唇を描くのが楽しい。
が、今回は次の筋肉を描くのが楽しみ!
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