プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

08月 | 2017年09月 | 10月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

921

文鳥

文鳥文鳥
夏目 漱石

2012-09-27
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


今読んでる本が上下巻でまだ読み切れていないので
合間に漱石の短編を再読してみる。
よりによってトリ嫌いの自分が文鳥。
でもこの話、結構キライじゃないのだ。

鈴木三重吉、漱石先生に文鳥を勧める。
動物を飼う事を自分のシュミで勧める方もどうかしてるし、
安請け合いする方もする方である。
なら籠がいりますよと三重吉。
なら籠も買うと漱石先生。

イイものなら20円しますと三重吉。
そんなイイのはいらんと漱石先生。
先生、書籍代なら20円くらい軽くブッこんでる癖に(※千駄木の漱石より)
文鳥諸経費はお安いのでいいらしい。
が、三重吉にポンと5円を渡して委託する。

現代なら恐らく10万円くらいの価値はあろう。
先生の財布の紐、割とユルい。
だが季節を過ぎても、三重吉は文鳥を持ってこない。
ずっと以前にカニの架空請求的な詐欺があったが、
先生、そういうのに騙されやすいタイプっぽい。

しかし冬になろうという頃、文鳥は来た。
籠を3円で手に入れたと得意の三重吉。
ハテ差額の2円はどうしたと読者は思うところだが、漱石先生はツッコまない。
三重吉チョロまかし事件は、イキナリ迷宮入りである。
文鳥よりよほど先生の方が心配だ。

さておき、先生は文鳥のいる生活を手に入れる。
しかし文鳥がいるだけで、先生の生活は変わらない。
最初は寝坊をしながらも餌や水を変えていた先生だが
結局は家人にやってもらったりと、ムラのある世話となる。
──そんな人間が動物を飼った末路は、大体決まっている。

父・夏目漱石にもすこし文鳥の話が出てくる。
姉づてに知ったことではあるが、
漱石が涙を零したらしいと伸六氏は書いている。
作中で漱石は、そんなことは一切書かない。
むしろ「家の者が餌をやらないから」などと
言い訳がましい手紙を三重吉に送っている。

癇癪持ちの漱石が執筆している間は、家人も寄り付かなかったという。
僅かにも、その無聊を慰めたのが文鳥だったのだろう。
仕事の合間にちょいちょい文鳥をチラ見する様子が描かれている。
トリ嫌いの自分にもその描写が細やかなことは、分かる。
昔の女にまで例えるあたり、結構惚れこんでいるとみた。

無論、動物を飼うには世話と言う義務があるのが道理だ。
だ、漱石はできれば「愛でる」だけを堪能したいのだ。
是非はさておいて、上手いと思う。
その身勝手さがきちんと書かれているからこそ
「エゴ」とその当然の報いと言う図式がよく出ている。

そういう意味で、読者の同情を惹くようなくだりはないのだろう。
三重吉の返事も通り一遍なものだった。
むしろ先生の所為ですよとでも書かれていれば
漱石もそうと認めることができたのかもしれない。

さらりと読めば酷い話なのだが、
そこに先生の謝るに謝れないツンデレもあるような気がして
何となくキライになれないのである。

個人評価:★★★★


ホネツイまとめ。

■誰得?!俺得!?スポーツジムシリーズ
20160903-1.jpg

「コレでアナタもマッスルボディに!って言われて買ったんだ!」
「…結果にコミットしません」


コレはちょっと違うのだが、この誰得…シリーズは名前の通り、
「こんなモンどないするねん」という玩具が細かに種類分けされたガチャ。
なのにめっちゃ欲しくなるというスグレモノ。

他にも欲しいシリーズがいくつかある。


■結果にコミット その1
20160903-2.jpg

「特訓の成果をみてくれ」
「おう」


■結果にコミット その2
20160903-3.jpg

「ふんっ」
「よし、そのまま持ち上げて…」


■結果にコミット その3
20160903-4.jpg

「はいっ」
「まぁソレはソレでスゲーけどよ」


まあこの身体では結果にコミットするはずもねーんだけど。
今回驚いたのは、(何かに捕まった状態で)コイツら逆立ちまでできること。

すごすぎ。




それはそうと、毎年恒例期末仕事の時期が。
今回は何を書こうかとぼんやり考える。

 

描いて楽しいのはこのドチラかかなー。
で、1つに決めた。
まだアタリの段階なので汚いけど続く。
関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。