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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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歌川国芳猫づくし

歌川国芳猫づくし (文春文庫)歌川国芳猫づくし (文春文庫)
風野 真知雄

文藝春秋 2016-08-04
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名前は存じ上げているのだが、風野氏の作品は多分オハツ。
1度読もうと思いつつ、シリーズものが多くてなかなか手が出なかったのだが
国芳の猫がご縁となった。ありがたや。

いやもう国芳の猫絵大好き。
ぶさかわいさが絶妙過ぎて身悶える。
自分は子猫より大人猫の方が好きなものだから
サイズ的にもズボズボとツボを突かれる。
ああもうかわええなぁ!!

猫絵の話で終わりそうなので、本書の話。
実際に数匹から十数匹の猫を飼っていたという猫好き国芳の
猫と関係あるような無いような日常7話。

下手の横好き
弟子入りしてきた隠居のじいさんは、まったく絵が上手くならない。
国芳の飼い猫の1匹がいなくなり、数日してじいさんがぽっくりと。
金魚の船頭さん
お咎(とが)めがあった金魚絵を、ぜひもう一度描いてくれと言う金魚好き。
飼い猫たちは1匹覗いて、その金魚好きに妙に懐いている。
高い塔の女
国芳は高いトコロが苦手だ。猫を助けるためでも、梯子を上るのも怖い。
ある日北斎の娘が家に来て、居座るようになる。
病人だらけ
身体の調子がいまひとつで、評判の蘭学女医を家族まとめてたずねる国芳。
国芳の家には、ちょっとややこしい間柄があった。
からんころん
しょっちゅう国芳を訪ねてくる弟子が、なかなか行き違って会えない。
ソレも妙だが、猫が1匹見当たらないのも気にかかる…。
江ノ島比べ
贔屓筋の通夜で、ばったり広重と出くわす。
後日その形見分けの場で、またもや広重と「殺人」に出くわす。
団十郎の幽霊
八代目団十郎が死んで、その幽霊が出るという。
八代目は「死神」を見たのだという噂に、体調の芳しくない国芳はぞっとする。

いわゆる「捕物」的な話は1つか2つくらいで、
他はどちらかというとゆるっとした話である。
猫が主役とまではいかないが、必ず側にいる。
そんな距離感が猫らしくていい。

だが本書の国芳は57歳。享年は65歳。
円熟期最後の国芳と言っていい。

国芳は晩年に中風を患う。
いわゆる脳血管障害で麻痺がでて、作品にも衰えが見られる。
女医にかかる話もその一端だろう。
まだまだ描きたいものをあれこれと模索している姿には
ふと切ない気持ちにさせられる。

その「描きたいもの」の1つに、本書では「死神」がでてくる。
ぼんやりと己の死期を悟っているのか
本書の国芳は死神を描こう描こうとして、なかなか書く機会が得られない。
が、己の仕事のあるべき姿に立ち返り
もう「死神」は描かなくてよいという心持ちになる。

「浮世」はもとは「憂世」と書き、辛く悲しいこの世の無常を差したという。
それを「どーせ世の中変わらないんだし、浮かれて生きまっしょい!」という
ヤケクソなんだか前向きなんだか分からない(笑)字面に変わったと聞く。

当時の「浮世絵」は、世を反映するツールであった。
現代で言えば、手間暇かけたツイッターみたいなもんだ。
リアルタイムの世相を表現し、言葉ではないもので大衆にそれを伝える。
国芳はそれを面白おかしく、時には辛らつに表現した。
まさに憂世を浮世にしたのだ。

それも面白おかしく世を見る町人視点があったからこその「国芳」だ。
本書の国芳はだからこそ、フツーなのである。
猫を愛で、時にむらっけを起こしたり、幕府に捕まるかと小心したり、
江戸の下町で暮らす等身大の国芳がいる。
猫絵を作ったのは、まさにそんな国芳だろう。

ゆるっとした国芳物語、結構好きである。

個人評価:★★★★


ホネツイまとめ。

■お墓買いました。
20160812-0.jpg


20160812-1.jpg

コレがまた立派な墓で。(笑)
コレで将来も安心。いや将来は不安しかないけどさ。


■おボーンギャグ
20160812-2.jpg

「出ちゃった…w」
「来たなら墓掃除手伝え」

これは便利なゾンビ。


■おボーンギャグ その2
20160812-3.jpg

「あ、お盆で墓が来たから。お茶とお供え出したげて」
「墓が来るのかよ!」

いやうん、コレも便利。
うちはジーサン側の墓は家のすぐ裏にあるんだけど
ばーちゃんは今回、スゴイ遠くになったからなあ。

来てくれると便利(ばちあたれ)


■おボーンギャグ その3
20160812-4.jpg

「アレがあなたのお仏壇です。立派になった姿を見てあげてください!」
「ドッチもすげー立派だけどな」

夢のコラボ。いや墓と仏壇って、まず出会うコト無いじゃん?
つーかセットで揃えたら、2~300万するよね多分。
送料込み2000円くらいで揃うなんてオトク。
いやホント、自分の墓と仏壇とかコレでいいわ。


他にも2点買ったので、また次回に~。
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