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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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892

親鸞 完結篇 上・下巻

親鸞 完結篇(上) (講談社文庫)親鸞 完結篇(上) (講談社文庫)
五木 寛之

講談社 2016-05-14
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※書評は上下巻まとめてあります

【参考】 完結編までの4巻。
親鸞 上・下巻
親鸞 激動篇 上・下巻

浄土真宗の祖・親鸞の生涯を綴った完結編。
弾圧で越後へ配流され、更に常陸へ移り住んだ跡、
親鸞は60を過ぎて京に戻った。
本書はここから親鸞の最期までだが、正直なトコロ
この頃の親鸞は著作活動に入っており、大きな出来事はそう無い。

そしてこの巻でも、やっぱり親鸞は迷いの中にあるのだ。
無論、若い頃のようにキレたり(´・ω・`)ショボーンすることはないが、
最期まで仏と教えについて煩悶し、答えを求め続けている。
人を諭し導く者ではなく、
仏の下に平等に「弟子」である親鸞が描かれている。

自分がこの「親鸞」のシリーズを読もうと思ったのは
歴史に欠かせない一向宗の元ネタとして知りたかったからだ。
※一向宗…浄土真宗のこと。明治になってから真宗とする許可が下りたとされる

浄土真宗は今でも、日本で一番多い檀家数を誇る。
だが今の日本の宗教は宗教熱から来るものではなく、
ぶっちゃけ、葬式の時に困らない為のモノと言える。
キチンと仏壇を守っている家でも
「阿弥陀様ーーーっ!」とか「親鸞さまマジリスペクト」とか言ったりしない。
コレが日本の宗教の面白いトコロだ。

そもそもは「浄土宗」の「念仏さえ唱えれば救われる」という教えが元ネタだ。
が、シンプル過ぎてツッコミが多かった為、
それをキチンと考えて分かりやすくしようぜ、と立ち上がったのが
親鸞の「浄土真宗」である。
本書の親鸞もこの答えにさんざん迷い続ける。

ツッコミは大きく分けて、2つあった。
・なら悪いことしても念仏唱えりゃOKなんだな!
・↑んなワケねーだろ。そーしてケンキョに正しく生きてこそだろ。
 結局は悪いコトするヤツなんか救われねーんだよ!
ツッコミを聞くたび、親鸞は悩んだ。
イヤもう何でオマエら、阿弥陀様を信じるっつーコトがわかんねーの?

親鸞は妻帯肉食をしたことでも有名だ。
だが「高潔な僧侶」で在る方が、宗教家としてはラクなのだ。
敢えて自ら「罪」を受けることで、それを実践したといえる。
親鸞は宗教界の「ロックな人」であったのだ。

だからこそ「兄貴ィィィィ!いやお師匠様ぁぁぁ!」という熱烈なファンも出る。
が、親鸞は「弟子は一人もいない」と発言している。
己の子を跡継ぎとはしなかったことが、この下巻にもある。
この世界の仕組みや制度ではない。
「阿弥陀様を信じること」が全てなのだ。

「ラヴイズパワー」ならぬ「信心イズパワー」なのだ。
まさにロック。イェイ。

けれど宗教は、奇蹟や大イベントを起こす訳ではない。
だからこそ本書の親鸞はあくまで迷う人なのだ。
そうして迷いながら、90の長寿を全うする。
「南無阿弥陀仏」を唱えるというシンプルな教えは、
日々を一心に生きることを意味しているのではないか、と思う。

苦悩すること、悦ぶこと、
人との出会いと別れ、挫折と成就、
全てを飲み込んで静かにその生を終えることが出来たら
その生涯は報われたことになるのではないか。

派手さはない。
けれどここまでの親鸞の波瀾万丈の生涯が
静かに幕を引いたことを、どこかでよかったと思える。

個人評価:★★★★


ホネツイまとめ。

■フンドシ=ラプンツェルからの~
20160706-2.jpg
「今度はちゃんと髪はやしたよ~」
「でたな落ち武者!!」

ままならぬ想い。


■湯上り美人
20160706-3.jpg
「ちょっとドキッとすんだろ?」
「…ヤメてやれよ、犬が怯えてんじゃねーか」


■ハシゴ活用。
20160706-4.jpg
「「ハッ!!」」

出初式をおこなってみた。
何も始めてないけど。


■色紙の余り活用。(笑)
20160706-1.jpg
「いいねえ、なんか骨身に染みるっつーか」
「安くしとくよ~」

まあホネにしか売れないけどな。


【予告】 コイツらが7月7日のあっぷをはじめますた。
20160706-5.jpg


次に続く~~。
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