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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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二百十日・野分

二百十日・野分 (新潮文庫)二百十日・野分 (新潮文庫)
夏目 漱石

新潮社 2004-01
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敢えて2つの話をセットで。
年代的に続けて書かれたことと、
題材に似通ったものを使っている事から。

・二百十日
一般市民と小金持ちの男との阿蘇旅行
パンピーの男が華族や金持ちの世界に憤懣やるかたないのを、
小金持ちはうんうんと宥めながら頷いている。
が、暦の二百十日(=台風が来やすい)で山登りを断念することになる。
二人は再登山と世の革新を誓う。
・野分
3人の男をめぐる人生論、というべきか。
貧乏な文学士、恵まれた高等遊民、
そして生活に喘ぎつつ人格論を説く中年記者。
高等遊民はなにくれと文学士の世話をするが、
文学士は世間になじむことができず、中年記者の理論に傾倒していく。

どちらも貧富格差の交流を描いたものであり、
漱石十八番の社会風刺ではあるが、
ここにかすかな転換期を見る思いがするのだ。

「郵便ポストが赤いのも電信柱が高いのもみんな世間が悪いのよ」
だった社会批判が、「個人」にベクトルを向けている気がする。
社会が生み出す貧富の差。
だがそこで生まれる捻じれた思考は、社会だけが生み出したものだろうか?

吾輩猫や坊ちゃん教師のように、ははっと笑えないのである。
誰が正しいといえない状況に一瞬、考えてしまう。
特に「野分」は難解だ。
文学士も大概ゆとりだし、中年記者も現実感がない。
高等遊民に至っては、誰もがお前みたくできる訳じゃねぇと言いたくなる。

──人間の「エゴ」。
が、エゴをやめよなんて御立派が書かれている訳ではない。
話に救いがあるわけでも、明快なオチがある訳でもない。
ただ風景画のように、漱石先生はエゴを描く。
まったく親切ではない。(笑)
が、この素っ気なさが逆に読者を掴んだのではないかとも思う。

Windowsに比べてMacの説明書が素っ気ないように(笑)、
懇切丁寧なガイドより、そんな仕様の方が人を動かす。
中身が優れたモノなら尚のこと。
そう、iPhoneならね。
イヤ、そう、夏目漱石ならね。

漱石先生が英国で神経症を患ったのは有名な話だが、
個人主義というハジメテ感覚に心身をすり減らしたと同時に
己自身、ひいては日本という国も
そうでなくてはならんと目覚める部分があったと聞く。
個人主義─すなわち「エゴ」が持つ美醜は
漱石先生が追い求めるテーマでもあったのだろう。

漱石先生が感銘を受けたくらいなのだから、
ましてや日本の文士たちには衝撃だろう。
文才・学歴・独創的なセンスと三拍子揃い、
誰も思いつかない「エゴ」というオンリーワン文学を作った先生──
皆が「兄貴ィィィッ!!!!!」と号泣して、ついていきたくなるのも無理はない。

弟子にミョーに我の強い、変なの(笑)が多いのは
「エゴ」をテーマにした漱石先生リスペクト故かもなと思ったり。

個人評価:★★★


漱石先生にかまけてると他の本が読めぬ。(笑)
1~2週に1冊のペースでいこう。


百均でこーゆーモノを買った。

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ボタン電池付き・2つで100円。
ゆらゆらした灯りがつく面白グッズ。
コレを分解して、出来るだけ小さくしてこんな風にしてみた。

■かまどの火。
20160623-1.gif

暗くしないと灯りが目立たないので
ピンボケ気味の写真になってしまい、ちょと失敗。


■行燈の火。
20160623-2.gif

「そこにはガイコツになった姿が…!」
「…その話、どこに恐怖すりゃいいんだよ、オレら」

小さくするといっても、電池や仕組み上限界があるので
なかなか使い方が難しいなあ。

これはまた課題。


■昔、猫鍋というのがあってだな。
20160623-4.jpg

ホネをぎゅうぎゅうに詰めた骨鍋。(笑)
ぬこは可愛かったが、ある種ホラーだな。

っていうか食べるとこねぇし。


■五右衛門風呂。
20160623-3.jpg

ウチのばーちゃんち、五右衛門風呂だったんだぜ!
蒔で炊いて、フタを沈めてつかるのだー。
子供の頃は一人では入れんので、大人と一緒に入ってたが。

さすがに大変なので、後からガス風呂になったけどね。


■ツイッター上でちょっとウケがよかった真面目写真。(笑)
20160623-5.jpg



なんかまだ指が痛いんだよな。
筋肉痛かと思ってたが、疲労骨折でもしたんだろうか。

ホネの為に骨折とかシャレにもならんわ。(大笑)
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