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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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恋の都

恋の都 (ちくま文庫)恋の都 (ちくま文庫)
三島 由紀夫

筑摩書房 2008-04-09
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実のトコロ、ストーリーとしてはあまりピンと来なかったが、
三島が書いたという意味で興味深く思った本書。

頃は戦後の東京。
主人公はジャスバンドの女マネージャー。
外国人向けのバーやパーティでの演奏依頼に
堪能な英語力を生かして、スケジュールやギャラを切り盛りしている。
そんなアメリカナイズな生活ながらも、実は大のアメリカ嫌い。

彼女の中にはずっと、ある男が生きていた。
男は右翼団体に属しており、敗戦後に割腹自殺を遂げたのだった。
この国が勝利したら結ばれようと誓った約束は
永遠に果たされることはなくなってしまった。
彼女は亡き思想を引き継ぎ、今尚
アメリカの思い通りにはならないと、頑なに彼を想うのだった──

どないなヒロインやねん(´・ω・`)

微塵も共感は抱けないが、もの凄く三島を感じる。
主人公にはちゃんと名前がついているが、
まさにこれは三島由紀夫だ。三島由紀子ちゃんと言っていい。
「思想まで亡き恋人色に染まります」──
コレは三島の理想なんだろうか。ううむ。

コチラは当時の「主婦之友」に連載されていたらしい。
モダンガールでありながら大和撫子というギャップに
奥様方はお煎餅でもバリバリ噛みながら
「やだ三島由紀子ちゃんったらケナゲ~!」と胸を震わせたのか。

この作品は三島自身の語りが冒頭文になっており、
「白い扇がキーワードであり、終盤まで出てこない」と宣言する。
実際に物語はほぼずっとパリパリキャリアウーマンの日常であり、
終盤の扇の出現が急展開を連れてくる。
ココからは奥様たちも、煎餅など噛んでるバアイではなかったろう。

個人的にはこの扇以前の部分が退屈だったのだが、
別の意味で非常に面白く読んだ。
自分は三島の中に、どこか繊細さというか
女らしいと言ってもいい細やかな印象を持っていたのだが
「女性向け」の小説すら器用に書きこなす筆力なのかもしれない。

以前、小説の感想を聞いていてふと思ったのだが
女性は意外なトコロでストーリーにツッコミをいれることがある。
「こんな状況でトイレとかどうすんの」とか
「この人どうやって生活してんの」とか、そんな類のモノ。
イヤ男性でも気にはなるだろうが、そう言う部分に
「思い煩わされない」ことが「女性向け」の基本なのではないか。

自分も試し読み程度に少女漫画知識はあるが、
ヒーローが成績優秀だったり御曹司だったりで万能過ぎるのは
「思い煩わされない」ための布石でもあるのだと思う。
都合が良過ぎるとかんなコトはどーでもよいのだ。
その世界にどっぷりハマれる下地があることが重要なのだ。

そう言う点を、三島はキッチリ書き上げている。
キャリアウーマンのモテ生活をこまごま描くことで、
いかに主人公が「幸福で不幸」かを、読者に分からせる。
そうして扇の出現に懊悩する主人公に、
読者までもが自分のことのように、その行方に迷うのだ。

やはり上手いな、と思う。
今の時代では共感を得にくい題材だとは思うが、
三島も物語の組み立て方は、確かに秀逸だ。
ここずっと「えっ、これが三島由紀夫?」路線ばかり読んできたが
不思議と本書を読んで、ヘビー路線を読もうかなという気になった。

ほとんど家に積んであるので(笑)なんでもござれだが、
まずは「金閣寺」か「音楽」あたりの再読かな。
うん、ちょっと楽しみだ。

個人評価:★★★


あ、すぐ読むんじゃなくてしばらく時間置いてからですが。


ホネまとめ。

■祭じゃあああああ!!


図工はまあやるが、裁縫関係に手を出せなかったのが
今回ちょとイイものを見つけた。

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針・糸・アイロンいらずで布がくっつけられるボンド。
おお、コレなら簡単な布製品も作れる…!
という訳で早速作ってみたのがハッピ。(笑)


■仏壇宮赤べこ飾り。


「神輿も作ったぜ!」
「バチあたるぞ、オマエ」
いや金ピカさは同じくらいだと(お前がバチあたれ)


■でも担げるのがスゴイ。


ちょっと苦労したが、仏壇神輿担がせてみた。
これで立てるとか、ホントこいつらスゴ過ぎ。
いやうん、めでたさが一気になくなったけどな。


しかしハッピがディティールまで作り込めなかったので
祭ハッピっつーよりヲタクのアイドル応援団みたいだなと。
そんな訳でコレも作った。

■ホネでヲタ芸。
20160603-5.gif

ペンライトあるともっと良かったんだけどね!(笑)


ぼちぼち仕事落ち着いてきたっす。ほっ。
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