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かぐや姫の罪

かぐや姫の罪 (新人物文庫)かぐや姫の罪 (新人物文庫)
三橋 健

中経出版 2013-08-08
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以前にジブリ原作のかぐや姫の物語を読んだが、
かぐや姫の罪うんぬんより、竹取物語に興味を持った

竹取物語──、昔話「かぐや姫」は少々異質だ。
桃太郎その他の昔話に比べて、ハッピーエンドや教訓オチというような、
鉄板の「昔話」の型から少しズレたところにある。
また作者や制作時期も曖昧であり、
物語そのものがミステリーに包まれている。

本書の良いところは、最初に原作説明が入っている点だ。
序章・1章で絵巻をつけて冒頭からオチまでを解説し、
2章で竹や月や富士山といった話中アイテムの詳細を述べている。
以降は「かぐや姫には前世譚がある」という仮定で論説が続くが、
実のトコロ本編より物語解説の方が面白く読めた。

昔話(=説話)には様々なパターンがあるが
「かぐや姫」もまたそのパターンを幾つか踏襲している。
 ・異常出生(人からは生まれない かぐや姫は竹から生まれた)
 ・至富長者(主人公が富をもたらす おじいさんたちはお金持ちになる)
 ・地名起源(地名の由来となる ここでは火山としての富士山)
本書では他の言葉で語っていたが
 ・神仏や魑魅魍魎の登場 があると思う。
桃太郎の鬼などがそれであり、かぐや姫では月の使いが登場する。

また作者不詳ではあるが、恐らく男性であろうと思われている。
5人の貴公子がふっかけられる難題やキャラ設定から
漢学の深い素養があると推察されるからなのだそうだ。
また当時の藤原氏を差すと思われる政治的揶揄などからも
女性よりは男性作者の可能性が高いということだ。

ジブリの映画でも「かぐや姫の罪と罰」がサブタイトルになったが、
かぐや姫はなんらかの罪により地上に落とされ、
その刑期(?)が終わったので、月に帰ることになったのだ。
ではその罪とは一体なんなのか?

著者はさる風土説話をかぐや姫の前世譚と仮定し、
かぐや姫をコノハナサクヤビメではないかと論じているのだが
個人的にはいまひとつピンと来なかった。
が、日本の風土記と神話を繋げる試みそのものは非常に面白かった。
特にかぐや姫の罪を「衆生の罪」とした着眼点は、変わっていて面白い。

かぐや姫自身が罪を犯したのではなく、
地上の人間たちの罪の肩代わりをした、というような内容を
神話のスサノオを例にとって説明している。
詳細を知りたい方は本書を読んでいただくとして、
やはり竹取物語は異質な昔話だと、自分は思った。

先にも書いたが、ハッピーエンドや教訓オチというものがない。
かぐや姫を奪われた翁に媼、
結局はフラれた5人の貴公子に天子、
そもそも月に帰った姫自身も幸福とは思われない。
むしろ「人間界が幸福でない場所」とすら描かれている気がする。

ある意味、月の使者たちだけが情が無い故に「幸福」であり、
ジブリ映画でもその点が色濃く描かれていたように思う。
おそらくは、ジブリのかぐや姫は罰を受けながらも
光と限りある生命、そして感情に満たされた地上を美しく思っていたのだ。
だが大きくなるにつれ、富や結婚を前に変わっていく翁や周囲に
「穢(けが)れた世界」を思い知らざるを得なくなる。

「竹取物語」には、そんな厭世感が感じられるのだ。
天子や藤原氏ですら思うようにならないかぐや姫があり、
そのかぐや姫ですら、月に帰るという悲しみから逃れられない。
救いの手はただ、何もかもを忘れて月へ戻ること。
「無」になること。

喜怒哀楽に生きることが穢れだとしても、はたして「無」は幸福であろうか?
なんというブラックホールな話であろう。
こんなものを子供向けの昔話にしてよいものか。
大人にすら論破できない難問だ。
かぐや姫、ホントに罪なオンナである。(笑)

本書のメインである「かぐや姫の罪」からはズレるかもしれないが
個人的には、竹取物語という奥深さに触れる本であった。

個人評価:★★★


これまた個人的な妄想ではあるが、
余りに昔話の型から離れているだけに、
むしろこれは実話になぞらえた物語なんじゃないかと思ったりもする。

たとえば入内を拒否し、行方知れずか死んでしまった女などがあり、
外聞が悪いので、宇宙人姫みたいな話を作って
天子様チョーイケてるけど、月が相手だしそんなコトもあるよね!
みたいなオチを付けた話だったんじゃね、とか。

まあ実のトコロ、謎は謎のままなのだが、
当時だけでなく、現代から見てもなかなか前衛的な物語だと思うね!


5月5日にやるつもりだったが、旅行に持ってくの忘れた。

■数十年ぶりくらいにカブトを山ほど折った


いやコイツらの1/18スケールって、ホントサイズが難しい。
食玩って1/12スケールが多いみたいで、
フィットさせようと思ったら、結局作ることになる。
まあでもソレがハマる一因でもあるんだけどな!

ホントはヨロイを作ってやりたかったが、
これはかなり修行が必要だな。(作るんかい)


■人魚。


「まあコイノボリつったら、鉄板ネタだよな人魚」
「…人食い魚にしかみえねーよ」


■♪やねよーりーひーくいー、 こころーざーしー


「5月5日?知ってるぜ、ヒモノの日だろ」
「ちゃうわ」
「一番上がスルメだよな」
「ちゃうわ」

いや、ガイジンがみたら何人かは
豊漁とかそれっぽいお祭りなんかと思いそうだよね。


せっかくカブトを作ったので。
以前のチョンマゲと刀剣フィギュアをあわせてみる。

■まぁ載っかってるだけだけどな。



■まぁ載っかってもいないけどな。


「やっぱカブト付けると身が引き締まるよな!」
「ついてねーし」


実際は髪をおろして兜をかぶるらしいけどね。(笑)
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