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カラスの教科書

カラスの教科書 (講談社文庫)カラスの教科書 (講談社文庫)
松原 始

講談社 2016-03-15
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ココでも何度か書いたことがあるが、トリがキライである。

むしろ生理的にダメと言った方が近い。
ネットの記事にトリの名が入っているだけで
しばらく逡巡するが、結局クリックすることが出来ない。
万一彼らのドアップ画像なんか表示されたら
「ふへぼう!」とか不明な叫びと共に、背面の壁に激突するであろう。

そんな自分が何故「カラスの教科書」などという
トリ成分が120%含有されているに間違いない本を手に取るのか。
半分くらいは魔が差したのだが、
実はカラスは自分にとって、トリの中で比較的
外観嫌悪度の低い種類なのである。

外観嫌悪度とはなにか。
自分の勝手な感覚による、「トリらしさ」へのアレルギー数値である。
書評と無関係なのは十分承知の上、語る。

アレルギー反応の高いトリ外観。
 ・模様や派手な色使いで構成されている
   例)インコ・オウム・スズメ・ハトなど
 ・眼・鼻・口・足などの器官が目立つ
   例)ニワトリのトサカ、オウムの口、七面鳥の喉など
 ・つるっとテカった身体
   例)南米系のトリ全般 クジャク ハト
 ・飛ぶ
   例)ほぼ該当 しかし地上を走るのも許せん

おわかりだろうか。(何が)
カラスは外観を黒と言うシンプル色でまとめているが故、
模様や器官の私的マイナスポイントから免れているのだ。
「烏(からす)」と言う字が「鳥(とり)」から1本抜いた形なのは
目が黒in黒で分からないからと言う説がある。納得だ。

が、小さい頃カラスに襲われた経験があるので
カラスの私的地位が「遠目になら平気」←全然平気じゃない
以上に上がることはないのだが、
「こんなに面白くてかわいい鳥はいません…!」という帯に
熱烈な著者のカラス愛に触れてみるキモチになったのである。

無論、買う前に写真資料を掲載していない事は確認済。
割とリアルなスケッチと漫画系イラストが入っているが、
どちらも自分の許容範囲内であった。
かわらしい漫画やゆるキャラでも、嫌悪度に抵触するとダメなのだ。
コレは別枠で語ろう。

著者は動物行動学専門の理学博士である。
研究テーマとしてカラスを扱っているが
これほど身近な鳥でありながら、分かっていない事も多いのだとか。
そこには単純に研究者が少ないという事実があり、
トリ嫌いながら、そこへ名乗りを上げたカラス愛は評価したい。

ゴミを漁る・死肉を喰らう・人を襲うなどとマイナスイメージの高いカラスだが
非常に頭の良い鳥類としても知られる。
数も7個くらいまでは把握し、簡単な道具を使うとも言われる。
ある程度の記憶力があり、「トリ頭」からは一線を画している。
それゆえ嫌われるのかもしれないが、個人的には
「何を考えてるか分からないトリ」よりは、なんとなく安心なのだ。
エサと見れば足元にも平気で近づいてくるハトより、余程マシである。

カラスと言えばハシブト・ハシボソという
二大勢力があることくらいは自分も知っている。
しかしこれも結構、性格が違うようだ。
街中ではハシブトがよく見られ、郊外や公園でハシボソが見られるという。
シティーボーイと田舎に住もう派と言ったところか。

あのナリでガァガァと啼きつつ徒党を組んでいると
死の予兆だの魔の使いだのブラックイメージも付きまとうが
アレは結婚前の若いカラスたちの集団生活の時期なのだそうだ。
アホな中高生男子がわいわいやってるようなモノか。

それが嫁さんを見つけると、二人のためにナワバリはあるのという世界になり
子ガラスが出来ると一層その意識が強くなるようだ。
ちなみにカラスはヒナの時は口の中が赤く、大きくなると真っ黒になるのだそうだ。
親は赤い口を見ると、本能的に餌を突っこみたくなるらしく
面白い母性(父性)本能もあったものだとカンシン。

ウチの地域もそうだが、黄色のゴミ袋。
カラスが黄色を嫌うからあの色だという噂があるそうだが、
実際はカラスの目の構図を考慮した、中身を見せない為の工夫であり
黄色だからと安心してはいけないのだそうだ。
カラスにすれば、新装開店したのかと様子見してたら
うん、味は変わらないなと安心したら、また通ってくるらしい。

こんな具合にカラスの生態が著者のライトな口調で書かれており
読みやすく、またそのノリも面白い。
氏の講演や発表もこんなカンジで楽しそうだと思うが、
「エッセイ調の研究文」のようなカンジもあり、
もう少しカッチリしていてもよかったかなとも感じる。
逆にいっそカラス研究漫画にしてもよいのでは。
それくらい語り口は面白い。

個人的に一番の収穫は
「トリがツヤツヤしているのは、構造色と呼ばれる
 メラニンやケラチンによるもの」という一文である。
あの油を縫ったようなテカりが(特にハト)個人的にホント駄目で
羽がなんであんな色になるのか不思議に思いつつ
調べるのが嫌で放置してたんだが、ちょっとスッキリした。

「この本のおかげでトリ嫌いが少しマシになりました」
なんてオチがついたら最高なのはわかっているが、
やっぱりトリはキライである。

でもこの本はそんなに嫌いじゃない。(ツンデレか)

個人評価:★★★


トリ嫌い談義を続ける。

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↑は今でも大好きで、実家から持ってきた漫画の1つだ。
動物なので当然、インコやカラスの話もある。
このインコの話が、佐々木先生の画力があり過ぎて今も読めない。(笑)
カラスは大丈夫。
ヒヨちゃんはキャラが好き過ぎて何とか読んでる。

20160424-6.jpeg

なのでトリの漫画は読まないし買わない。
漫画じゃないかと言われるだろうが、
例えば「インコ イラスト」などで検索してみる。

20160424-1.jpg

アウトです。
最近はネットを通じてトリ嫌い同志にも会うことができるようなったが、
大概はこう言われることが多かった。
「なんで!?あんなに可愛いのに!!」
「インコとかなら大丈夫でしょ?」

いやうん、大丈夫とかないの。全部ダメなの。
いや全部じゃないけど、とても厳しい審査があるの。(自分基準)

■東京国体だか何だかのゆるキャラ・ゆりーと君
20160424-2.jpg

アウトです。

明確にこれがこうという基準じゃないの。
コイツのクチバシとかほっぺに、心がざわざわと不安になるの。

■ニューヨークのゆるキャラぽいもの。らしい。
20160424-3.jpg

アウトです。

もうホント向こうのキャラってユルくねーーーな!!
巨大化しただけやんけお前!!!!
目から腹から足までざわざわしっぱなしだわ!!!

じゃあ何もかもアカンのかっていうと、そういう訳でもない。
デザイン的にはカワイイと思うトリもなくはない。
実際、トリ柄の服も持ってる。
でも食器だとアウト。
絶対口付けられん。

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自分基準だとひよこは駄目。キウイはいい。

20160424-5.jpg

ひよこ饅頭は食えるけど、大きいサイズはざわっとする。
なんとなく食いたくない。

20160424-4.jpg

法則がワカランじゃろう?
なのに昔「だってカワイイし!!」と勝手にグッズをくれた人がいた。
昆虫や爬虫類なら「ああ嫌いなのね」で済むのに
なんでトリだと矯正されるのかとホントいやだった。

別にコチラはトリ好きな人がいることはヘンだと思っていないので
そちらもヘンだと思わないでいてくれればいいのだ。
ある意味、昆虫や爬虫類と違って
日常や季節の中に当たり前に組み込まれてるだけに
トリ嫌いは毎日がヒッチコックの「鳥」なんだからさ。

それが言いたくてココまで書いたワケだが
この為に相当トリを検索したので、まじ鳥肌もん。
たまに知人に「お前ホントはトリ好きなんじゃねぇの」って言われる。
いやツンデレじゃないから。

20160424-7.jpg

身体中がざわざわしてきたので、この辺でやめとく。
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