プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

04月 | 2017年05月 | 06月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

842

残穢

残穢 (新潮文庫)残穢 (新潮文庫)
小野 不由美

新潮社 2015-07-29
売り上げランキング : 2906

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


なかなかコワイと評判だったので読んでみた。

ある小説家──、おそらくは小野さん自身に重ねているのだが、
以前に書いていたホラー小説(こちらも恐らく「ゴーストハント」のこと)
のあとがきに「怪異談をお寄せください」と書いたところ
読者からそうした手紙が送られてくるようになった。
これが連載となり、後に「鬼談百景」という1冊になっている。

が、自分はどうもこういう体験談がピンと来ない。
例えばトンネルで白い服を着た女性を見たとか
例えば何時何分に階段を昇ると1段増えるとか
例えば毬を持った銅像がドリブルをしながら追いかけてくるとか
いや、最後のは聞いたとき思わず吹き出したんだが。

何というか、映画のクライマックスだけ見たようで脈絡が分からない。
意味も分からない。
怖さだけを強要されるようで、現実感が薄いのだ。
が、本書はそんな「ありがちな怪異」の根っこを掴み、
知りたくない部分までもをずるずると引き摺りだしてしまう。

──そう、それは怪異の「パンドラの箱」。
「残穢」に手を伸ばしたら
貴方自身がその手に捕まれてしまうのだから──

小説家に1通の怪異が届く。
「マンションの部屋に何かが居るような気配が──、音がする」
ありがちな話だ。
「気のせい」で済ませてしまえば済むようなその微かな音を
「見よう」としてしまったばかりに、手紙の主は目の端に一瞬、
着物のように見える「何か」を写してしまう。

そうなると、もう無視はできない。
小説家と手紙の主は、部屋が事故物件だったのでは?と考える。
当然、そう考えるだろう。
だがそのような事実はなかった。
代わりに、他に「妙に人が居着かない部屋」があると分かる。

謎は一向に解けない。
「似たような怪異」と「人が居着かない団地」が浮かび上がり
怪異は時間と場所を広げ始める。
いくつか事故や事件にはいきあたるものの、
それらは「派生」したものであり、「原本」ではないように思える。

そう 想像だにしない遠い場所と時代から「穢れ」は来ていた。
「何か」があった場所から、人を介し、物を介し、
まるで怪異の宿主からウィルスが広がるように。
穢れの残り──、「残穢」は
ふと貴方の背後に立っているかもしれないのだ。

ストーリー自体は怖いものではない。と思う。
ただ本を閉じてぼんやり考えると、
それを知ったばかりに、何かを──
「残穢」を呼び覚ましてしまったのではないかという
薄いリアルが背中をそっと撫でていく。

「体験談」が切れぎれで脈絡のない、
意味不明なモノなのも、何だか納得してしまうのだ。
むしろそれを繋げてしまったら──、
貴方が、もしくは貴方の部屋が感染してしまうかもしれない。
いや、そんなことを考えてはいけない。

隣の部屋で、いえ貴方の後ろから今
畳を這うような音がしませんでしたか──?

個人評価:★★★★


鬼談百景 (角川文庫)鬼談百景 (角川文庫)
小野 不由美

KADOKAWA/角川書店 2015-07-25
売り上げランキング : 8856

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


なかなか面白かったので、続けてコチラも買った。
確かに「残穢」に出てきた話もあり、コレか!と思う。
この半リアルを感じさせる作りは上手い。

が、やっぱり自分には体験談集はどうも性に合わず
途中でウトウトして、最後に爆睡してしまった。

でも賃貸で一人暮らししてる人は、読まない方がいいと思われ。(笑)


コッチもおどろおどろしい話をひとつ。



今回は納骨で帰ったので、埋葬許可証が要る訳だが。






骨壺を開ける訳ではなく、入っている袋を見るだけ。







ちなみに許可証は、他のところから出てきた。


おかんは小さい頃に事故で臨死体験をしたことがあり、
他にも見たり声を聞いたりした経験がある。
(普段からハッキリ見えるタイプではない)
身内の葬儀中に肩が重くなって立てなくなった時には
坊さんに払ってもらってラクになったそうだ。

自分も小さいときはアヤシゲな体験があるが
現在は全く鈍感になってしまい、
今となっては錯覚か気の所為だった気がしてる。

まあ怪談よみながら爆睡してるようじゃ、いろんな意味でアカンわな。(笑)
関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。