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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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ねむり姫

ねむり姫―澁澤龍彦コレクション 河出文庫ねむり姫―澁澤龍彦コレクション 河出文庫
澁澤 龍彦

河出書房新社 1998-04
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澁澤龍彦は三島のサド侯爵夫人・わが友ヒットラーを通して
サディズムダイスキーみたいなイメージしかないのだが
そんな印象で初読して大丈夫なんだろうか。

恐らくはマイナーな古典を土台にした短編6編。
恐らく、というのは多分土台を知っている必要は
ないのだろうと思われたからだ。
「いつかどこぞに在りました話」という幽かなリアルが
澁澤龍彦の作る世界に必要なのだろうと思った。

ねむり姫
死んだように眠り続ける中納言の姫。
その落胤である兄は山賊となるが、その後の二人の運命は。
狐媚記
狐の子を産んだ左少将の北の方。
不吉として狐は葬られるも、左少将の家に何かをもたらした。
ぼろんじ
幕末、某という文武両道の侍は、戦を避けて女装の旅に出る。
しかしそこには己にうりふたつの旅の男が。
夢ちがえ
城に閉じ込められている聾の姫が、城下に見えた男に恋をする。
それが気に入らぬ女があり…
画美人
江戸で気ままに暮らす風流人の侍が
ふとしたことで美人絵を手に入れ、その美しさに虜になるも。
きらら姫
江戸の大工が鎌倉時代にタイムスリップ…?

まあ物語は、まんが日本昔話の怪談シリーズとかに
いかにもありそうなカンジなのだが、
文章の読みやすさに、思わずつるんと読み終えてしまった。
古典自体が現代風に噛み砕いてある上に
作者のカタカナ英語混じりの説明がヒョイヒョイ入ってくるのだが
何故か気にならず、物語の空気も壊さない。

ここまで古典を噛み砕けるというのは
知識を要するだろうし、またそのアレンジにセンスがある。
古典ながら、それを自分の世界として掌握しているというか、
知識の受け皿が大きいのだろうなと思う。
サディズムスキーなのか云々というより、
個性の強いモノに挑みたくなる勝負師なのやもしれない。

ちなみに三島由紀夫とも仲が良かったそうで、
ああ、うん、気が合いそうだなと思ったり。
性格が似ているという意味ではなく、
世界観を作る姿勢とか知識みたいなのが似てそう。

うむ、コレは澁澤龍彦をもう1冊読んでみるべきか。
怪しげなタイトルっていうか、
本屋のレジでちらっと見られそうなカンジのタイトル多いけどなww

個人評価:★★★★


評を書くときに「一気に」「さらりと」「つるんと」読むという
感想を付けることがあるが、軽い読み物という意味ではない。
というハナシ。





多少は音読しているのだろうが、それが映像化されるのが早い。のかな。
文字にノると本当にさくさく読める。
逆に苦手なのが翻訳本だ。



最近は少し読めるモノが分かってきたので、たまに翻訳本も読む。
でも古い本だとすんごい時間かかる。





まあ小説に美しいキャラは必要なアイテムではあるのだが
イケメン・美少女ゲームみたいに出てくるとどうもね。
アレってあんなに出てきたら逆に価値が下がらないか。



まあどーでもいいハナシなんだが、なんとなく。
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