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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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肝臓先生

肝臓先生 (角川文庫)肝臓先生 (角川文庫)
坂口 安吾

角川書店 1997-12
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坂口安吾はその昔、何かの物語で出て来たのが初顔合わせ。
美少女キャラが「坂口安吾の世界みたい」的な台詞を言ったので
そーゆ―系のフリフリレースの作家なのかと思った。
が、全然違った。(笑)

安吾は「無頼派」に代表される作家だ。
Google先生よると
「戦後の混乱期に,反俗・反権威・反道徳的言動で
 時代を象徴することになった一群の作家たちをいう」
という、マコトに分かりにくい解説がついている。

「新戯作派」とも呼ばれるというから、コチラの方が分かりやすいかもしれない。
~派というジャンル分けは小難しいので、自分なりの解釈だが
「積極的に読者サービスをする作家」ではないだろうかと思う。
太宰もこの「無頼派(新戯作派)」に入っている。
ひらたくいうと「お笑い芸人仲間」である。

自分が安吾の文章を読んで一番に思ったのが
「え、いま太宰読んでるんだっけ?」である。
文体が似ているとかそういう意味ではなく、
お笑い精神に通ずる何かが似通っているのだ。
実際、二人が同じ派に分類されていると知り、非常に納得した。

とりあえず中身の5篇の紹介。
魔の退屈 安吾の軽い紹介文のようなもの。
私は海をだきしめていたい
安吾の恋愛観のようなもの。「魔の~」と合わせて、安吾という作家の序文である印象。
ジロリの女 三船という男(恐らく安吾)が
      3人の女に心惹かれ、マゴコロをつくす駄目物語。
行雲流水 昔話風。遊女の生き方と和尚。
肝臓先生 流行性肝炎と戦った佐藤精一医師の
     実話を元にしたフィクション。

文章が凄く上手いかというと、ちょっと違うかもしれない。
多少語り口にクセがあるのだが
それが演劇の口上でも聞いているかのようで、ノリがいい。
独特のリズムがまさに癖になるとでも言おうか、
ある意味、自分の芸風を確立している作家ではないだろうか。

そのベースは「駄目男」である。
駄目がウリなのは町田康作品にも近いが、味付けは違う。
町田氏がソフトな駄目ならこちらはハードな駄目というか、
額縁に「駄目」と書いて床の間に飾っていそうなほど
なにか1本芯を通した男気がある。

「我駄目、故に我在り」とでもいうような自虐さが
どこか太宰を彷彿とさせる。
が、太宰がネガティブの使い手だとしたら
こちらはポジティブな「駄目」の使い手かもしれない。
駄目男の話ながら、何か「しかたねェなぁコイツ」と思わせてしまう。

「作家先生」という一段高い場所から
自ら降りて来て、読者に気安く「よっ!」なんて肩を叩いてしまう。
それが「無頼派」なのではないかと思う。
太宰なんかはそれが過ぎて「頑張れよ!」と
読者から肩を叩かれそうなカンジだが、それも太宰の味だろう。

純文学のように、物語の中に答えがあるのではなく、
読んだ読者の中に、思い思いの答えがある。
だからこそ太宰を初めとして、彼らは今も
読者に愛されけなされ続けて、やはり愛されていくのだろう。

坂口安吾、なかなか面白い。
2冊ほど積んでいるので、また読んでみよう。

個人評価:★★★


ホネ遊び。

■ヅラを作ってみた。
20160313-1.jpg

「じゃ、毛先揃えてもらおうかな」
「はぁ…」


20160313-2.jpg

「最近、景気どうですか」
「いやもう、何時落ち武者になるかってヒヤヒヤだよ。ははは」
(…なってないの?)


20160313-3.jpg

「あー、さっぱりした。頭が軽くなったよ」
(なってねぇし)


20160313-4.jpg

腰のモノがないので、適当に代用品でホネ侍。
いやいくらなんでもテキトー過ぎたか。


【オマケ】ウン年前のタワムレが出てきた。
20160313-5.jpg

アイロンプリントの余りで制作して、
そのまま行方不明になってたのが出てきた。

5~6年前かなと思ってたんだけど
つかこのスタンダード過ぎるマスク、もっと前なんじゃね?
ワシ何年前からこうなの?
バカなの死ぬの?でも死んでも治らないの?
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