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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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ノボさん(下)

ノボさん(下) 小説 正岡子規と夏目漱石 (講談社文庫)ノボさん(下) 小説 正岡子規と夏目漱石 (講談社文庫)
伊集院 静

講談社 2016-01-15
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ノボさん(上)の続き。

本書のノボさんのごとく、
子規は東京に居ながら、伊予弁で通したとも聞く。
興味があることにのめりこむヲタク気質から考えて、
言語にはあまり興味がなかったのかもしれない。
それを反映してるのかどうかは分からないが、
英語はからきし駄目だったらしい。

逆に英語に堪能で、学年一の秀才と言われたのが
夏目金之助、すなわち夏目漱石だ。
漱石というペンネームは、子規の多くのペンネームの中にもあったらしい。
『漱石枕流(そうせきちんりゅう)』という故事成語が元ネタであり、
要は二人の性格に似通うところがあったのだろう。

正岡子規」(※青空文庫にリンク)という漱石の作品があるが、
確かにちょっとヘンというか、厚かましい御仁だったようだ。(笑)
が、それでも多くの人が子規の周囲に集まり、
神経質な漱石ですらそれを受け入れてしまうあたり、
余程に魅力ある人物だったのだろう。

「♪ありのままの私でイイの~」じゃないが、
ひょっとしてその人柄が
子規の「写生」という俳句の世界を生んだのやもしれない。

「写生」とは、教養や技巧で作る句ではなく、
見たまま、感じたままを詠むというような意だ。
それは簡単なようで、簡単ではない。
例えば写真は、シャッターを押すだけでその像が写しとれるが
その構図や角度から人が滲み、善し悪しは伝わる。

もともと子規は、小説を書こうとしていたという。
漢詩や短歌にはない、
そして江戸までの日本にも無いその「自由さ」に惹かれたのだ。
小説を漱石や幸田露伴にみせたこともあるらしい。
漱石が小説家になるのはもっと後のことだが、
未来の大文豪に小説みせたとか、スゲーな子規。(笑)

子規は小説の道を断念し、俳句に生きる。
が、彼が目指したのは「小説家」というジャンルではなく、
もっと大きく高く場所にあったのではないか。
人間の開花だったのではないかと思う。
何百年も封建的な国家に押し潰されていた「自我」という地位の。

俳句に革新的な影響を与えただけでなく、
他にも多くの文人たちと交流があり、
戦地に赴いた際には、森鴎外とも連日語らった記録があるという。
子規の影響を直接受けた作家もいれば
その友人であった漱石という文豪から多くの門下生もある。

子規が直接それらを生み出した訳ではないが、
「国生み」のようにどろどろした地面を掻きまわし、
「自我」という大地を生んだのが、子規ではないかと思う。
明治文学はどれもこれも個人色が強い。
自分はそれが好きで読むのだが、ひょっとして
子規という存在がその種子なのかもしれない。

子規と言えば思い浮かぶのは
「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の一句だが、
こんなにも素直で可愛らしく、かつ1枚の絵を彷彿とさせる歌というのは
なかなか無いのではないだろうか。
本書の「ノボさん」像に、それがすとんとはまる。

人格者とか善人という訳ではない。
だが確かに「ノボさん」には、そんな魅力があるのだ。
吸い込まれてしまうような。
カキンと音を放って青空に吸い込まれていく
白いボールを自然と目で追ってしまうような引力が。

「子規は、今も私たち日本人の青空を疾走している」
文句なしの帯文句だ。

個人評価:★★★★


うむむ、やばい。
コレを読んだら司馬先生の「坂の上の雲」を読みたくなったじゃないか。

長編だっつーに、どーしてくれんだヲイ。


ばーちゃん葬儀ネタ。

ばーちゃんはリコンしたので、宗派がない。
叔母たちに実家の宗派を聞いてみたが
「多分○○じゃね?」な返事だったので、かなりテキトーなカンジに。



が、ホントにおかんはキマグレなんである。



しかし被害者は葬儀屋である。
24時間対応と銘打ってるとはいえ
朝から「戒名と坊さんお願いします」は大変である。



ほんとすいませんすいませんすいませ



坊さんすげェ。



まあそんなこんなで無事(って言っていいのか)に終わり、
自分は仕事が残ってたので、速攻新幹線で帰った。

あと1話で締めて終わろうかな。
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