プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

826

ノボさん (上)

ノボさん(上) 小説 正岡子規と夏目漱石 (講談社文庫)ノボさん(上) 小説 正岡子規と夏目漱石 (講談社文庫)
伊集院 静

講談社 2016-01-15
売り上げランキング : 78707

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


──正岡子規。

生まれは幕末、藩士の子で「幼名」があり、
処之助(ところのすけ)から升(のぼる)に改名し、
地元では「ノボさん」と呼ばれていたという。
本名は常規(つねのり)だがペンネームが多くあり、
そのうちの一つが「子規」だ。

彼の青春物語とも言うべき本書だが、
子規のストーリーというよりは
明治から生まれた日本文学の芽吹きを読んだ心地がする。
上下巻でも決して厚い本ではないのだが、
一人の男がとてつもない未来を繋げたのだとでも言うような。

たまたまコレを書く前に、
手塚治虫先生のドキュメンタリー番組を見たのだが、
子規もまたそうなのかもしれない、と思った。
「漫画界の神様」と同じく、
文学界という大地を「国生み」した人であるのかもしれない。

ストーリーは子規の第一高等中学時代から始まる。
と、言っても中学生ではなく、
帝国大学(現東大)の付属高校のようなモノで
いわゆる明治時代の「エリートコース」だ。
さぞかしエエトコの秀才ボンボンかと思いきや、「ノボさん」はとてもユニークだ。

「べーすぼーる」が大好きで、ピッチャーもキャッチャーも出来るため、
人に誘われればホイホイと助っ人を引き受ける。
「打者」「走者」「四球」「直球」などの訳語は、子規の考案とも言われる。
落語も大好きで、生活費をすっからかんにして、
金を借りてでも寄席に見にいってしまう。

とはいえ、遊んでばかりのチャラい学生でもなく、
寮に帰れば何十枚もの紙に字を書き散らし、
後に漢文・漢詩・和歌・俳句・謡曲・論文・擬古文など、
様々な形の自作詩歌をまとめたりしている。
自分の好きなことにのめりこむタイプだったのだろう。
平たく言えば「ヲタク気質」だ。(笑)

中でも「俳句」にのめりこんだという。
俳句をひねる、などと言うが、
子規は蛇口をひねるように、ドトウのごとく俳句を生み出すのだという。
だがそうした源泉を持つ彼だからこそ
「俳句とはなんぞな」という本質的な疑問を持ち得たのやもしれない。

当時はまだ、俳句は確たる地位を得ておらず、
せいぜいが裕福なご隠居の手慰みくらいのものだった。、
これが現在は教科書にも掲載され
趣味や学問・研究として立派な一分野に押し上げたのは、
子規の功績が大きい。

ついでだから「俳句」のことも語っておこう。
本書にも注釈があるのだが、
当時は「俳句」ではなく「発句」と呼ぶことが多かったらしい。
発句とは「連歌」の上の句のことだ。

連歌/長句(五七五)と短句(七七)との連続から成る韻文の一形態。
   原則として二人以上で行ない、相互に創作と鑑賞とを即興的にくり返し、
   進めてゆく共同制作の文芸ある。
                (Google先生より一部抜粋)

ここから「連歌っつったら発句だろ。発句がキマらねーとシマらねーしな!
つー訳でオレ、発句職人になるわ」と言ったかどうか、
素晴らしい上半分を次々に作ったのが、あの松尾芭蕉である。
つまり芭蕉の句は、下半分を付けていいのである。

芭蕉が発句を作ると、後日ソレを発句とした連歌の会が行われる。
発句が有名過ぎて、七七句はあんまり有名にならないのだが(笑)
芭蕉はコレで宿泊場所や食事・御礼をゲットし、旅をしたという。
今のテレビでいうなら、「日本全国ゼロ円旅」みたいな企画である。
芭蕉が有名でなきゃ、まずは企画倒れであろう。

話を俳句に戻そう。
これを五七五の世界で完結した「俳句」としたのが正岡子規なのである。
本書では分かりやすく「俳句」で統一されているが
「発句」であったものの名付け親なのだ。
また俳句の歴史や理論を体系的にまとめて著した。
広い知識とヲタク気質があったからこそ、出来た仕事と言える。

だが子規を俳句の生みの親でなく、「文学界の国生み」と感じたのは
その人柄が生んだ交友関係に因る。
夏目漱石をはじめ、高浜虚子や伊藤佐千夫
河東碧梧桐や森鴎外など
明治の文豪たちがどこかで子規と関わっている。

前置きが長くなったので、下巻に続ける。

個人評価:★★★★


ばーちゃん葬儀ネタ。
【前話までのあらすじ】コロッケパン



おかんはウチの猫が死んだ時にも
猫が遊んだこともないキティのオモチャをいれたことがある。
「キティちゃんかわいいやんか」←キティラー
イヤ、オマエが好きなものを入れるんじゃねえよ。

この日も来客やら打ち合わせやらで夜まで飯が食えなかったので
単におかんがハラ減ってたんじゃないかと思ってる。







もう何をしてもコロッケが気にかかる。
コロッケがありあまる。



コロッケの前にもう1つ朝っぱらからネタがあったので
次はそれを描く。
関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。