プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

818

シーボルトの駱駝

シーボルトの駱駝 (双葉文庫)シーボルトの駱駝 (双葉文庫)
矢的 竜

双葉社 2015-12-10
売り上げランキング : 192765

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


著者は折り紙大名で初顔合わせ済。
地味な歴史人とやや地味な折り紙というアイテムが主人公なので
やっぱり地味な物語ではあったのだが(笑)、
素材の拾い方がなかなか面白かった。

先生のお庭番のシーボルト先生は
個人的にイマイチすっきりしなかったので、
(※シーボルトの詳細はソチラの書評に書いております)
タイトルにも非常に興味を惹かれた。
シーボルトとラクダとは、いかなる取り合わせなのか?

月の砂漠をはるばると──越えてきたかは不明だが、
なんと江戸時代、日本に駱駝が来ていたのだ。
他にもゾウやヒョウ、ロバに牛、小型犬や珍しい鳥などが
輸入品や献上物などの形で幾度か、
日本に連れてこられたという記録が残っている。

が、その後はハッキリしない。
象は見世物小屋などに払い下げられ、
気候変化と飢えで死んだなどと書かれている。
「珍獣」という以外にあまり価値を見いだされなかったのだろう。
その歴史の隙間に着目した作品と言える。

細々と芝居をしていた旅一座が
献上品のつがいの駱駝を引き取り、見世物にすることになる。
その世話係となった女が主人公。
幼いころから運命に翻弄され、流れ着いたのがこの一座だった。
そこで特に思い入れもなく、一座の男と夫婦になった。

何の知識もなく、駱駝を世話するのだ。
おっとりしているように見えるが、駱駝は案外気性が荒い。
見世物にするにも、慣れた者でないと扱えない。
そうして女は夫と共に、「駱駝つかい」として舞台に上がる。
駱駝見世は物珍しさから、大きな評判を呼んだ。

しかしここは旅一座だ。
江戸を離れて西へ下ることになるのだが、
駱駝を連れての旅はなかなかに難儀を伴う。
更にそのコースに、女は疑問を抱く。
ここでよもやのシーボルト先生登場だ。

いや、直接シーボルトが登場する訳ではないのだが、
幕末の情勢と駱駝をこんな風に繋げるとは思わなかった。
いやこれは面白い。(※ネタバレなし)
それが元で、一座は幕府に監禁されてしまう。
その数年間に女は日本の情勢を知り、また夫を知り、
異国と日本という行く末をぼんやりと考える。

史実では、駱駝のその後はよく分からない。
おそらく象と同じような運命をたどったと思われる。
故に派手な結末はつけられないので、
やはり地味といえば地味ではあるのだが、
シーボルトを「スパイ」と位置づけた上で書かれているのが
個人的に面白く、また新鮮だった。

「折り紙大名」同様、「大名が折り紙!?」みたいなカンジで
「シーボルトが駱駝!?」でジャケ買いさせてしまうこのインパクト。
アイテムの生かし方が面白い。
荒唐無稽という意味ではなく、歴史ならではの夢がある。

うん、個人的にはキライじゃない。
また著者で面白いタイトル本が出たら、ぜひ買ってみたい。

個人評価:★★★★


ホネお題。

 16:読書orテレビ
20160212-1.jpg
「積読の頂上は見えたかー!」
「見えない…!むしろ頂上が遠のく…!

いやうん、自分の読書の話。(笑)


 17:趣味に没頭
20150212-2.gif

ひさびさに動くホネ。ついでにこんなのも。

20160212-22.gif

いやうん、自分のシュミ。(笑)


 18:シャワー
20160212-3.jpg
「きゃー!のぞきよーー!!」
「ただのレントゲンじゃねーか」


 19:電話
20160212-4.jpg
「あ、来々軒さん?お湯沸かすなら
 ついでにカップ麺頼みたいんだけどー」
「…深夜料金になります」


 20:就寝
20160212-5.jpg
「んごー」
「あーもう寝相悪いなコイツ
 こんな時間に間食したら太るぞ」

…太るの?


まあそんなカンジでホネお題でしたー。
次から帰省ネタをやる。

関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。