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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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  1. ワンピースマニア

    ワンピースマニア

    2016-02-10 (Wed) 00:22

    感想は書かないんですか?辞めたのですか?
  2. はるほん

    はるほん

    2016-02-10 (Wed) 21:17

    すいませーん。私用でちょっと遅れただけです。
    今出ましたー。(ソバ屋の出前か)

    読んでいただいてありがとうございます!

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存在しない小説

存在しない小説 (講談社文庫)存在しない小説 (講談社文庫)
いとう せいこう

講談社 2015-12-15
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分かりにくい話だといえば分かりにくい。
が、なにか「楽しい迷子」とでも言おうか
行き先の分からない事が楽しめる話でもある。

本書は6つの翻訳小説と、それぞれの編集後記から成る。
が、いずれの作家もタイトルも聞いたことがないものばかりで、
訳者も「仮蜜柑三吉」というフザけた名前をしている。
この短編を編集し、解説を付けている
「編者」だけが確かな存在なのだろう。

だがそもそも「存在しない小説」とはなんだ?
小説の真偽すら分からぬまま、
読者は「存在」という意義の海にゆらゆら漂うことになる──

「背中から来て遠ざかる」/アントニオ・パルデス
 アメリカを舞台にした移民とその家族の物語。
 「編者」はある筋から「存在しない小説」を知り、
 メールを通じてこの物語を手に入れたのだという。
「リマから八時間」/ファナルド・ズアレス
 ベル―に住む祖母が孫宛てにカセットテープを吹き込むという
 形を取った独白小説。ここに「存在しない小説」を捜す日本人が出てくる。
 「編者」はこれが仮蜜柑氏かと考える。
 ここから「存在しない小説」の意味を考える。
「あたし」/ラーマト・ラマナン
 マレーシアに住むイスラム教徒の少女が、チャイナタウンという
 異教徒と異言語の世界に迷い込んだ1人称小説。
 たとえば「物語の中に引用されるタイトルや一文だけの本」
 などはある意味「存在しない小説」といえる。
 この物語はそれを「引き摺りだした」ものだという。

「能楽堂まで」・いとうせいこう
 4回の結婚をした男の1人称小説。
 唯一「著名な作家」だが、解説でいとうせいこう自身が
 「私の書いたものではない」と否定している。
 ゴースト作品は「作家にとって」存在しない小説と言えないだろうか?
「ゴールド」/王健業
 中国を舞台にしたハードボイルド小説。1人称。
 力で成り上がった男が、金で買った娼婦への愛を語っている。
 前回の「編者」であるいとうせいこうは、
 メールで「存在しない小説を理解していない」と言われたという。
 ここに「四人称」という考え方がでてくる。
「オン・ザ・ビーチ」/ラルフ・アウスレンダー
 イタリアのリゾートホテルにいる老爺の「10年後」の語り。
 警備の男が書くノートを時々盗み読んでいる。
 回想録なのか未来の話なのか分からないまま、
 「存在しない小説」は消えていく。

多分、↑の説明だけではよく分からないだろう。
読んだ自分もよく分からないのだから。
内容だけなら★3つにしてしまう分かりにくさなのだが、
「内容の外」に巡らせてしまう想い分、見えない★1つ追加したい。
そんな感じ。

存在するしないという意味だけなら
全ての物語は「存在する」ものであり、
「存在しない」という表現は矛盾している。
だが哲学のようにイロイロと能書きをたれると、
「存在しない小説」というものは無くもない。

そもそも「物語」というものは、結構に「卑怯な現実」でもある。
1人称では見えない筈のものが明かされたり、
3人称という神視点や都合のよい時系列が並んだり、
感動という形に容易く曲げられたりする。
何より「読者」による評価は★5つから0までさまざまだ。

読者がその文字を読んだ時点で
「本来の物語」ではなくなっている可能性もあるのだ。
また「翻訳」を通した時点で、テキストの中から
何かが消え、生まれている可能性もなくはない。
物語6編を「翻訳作品」としてあるのは、その辺ではないだろうか。

この「分かりにくい物語」は恐らく
コレを読んで書評をあげているテキストやブログの数だけ
「存在」し、また「存在しない」ものになるのだろう。
──何を言ってるか分からない?
そうだろう。自分もよく分からない。

まあ、なんだ。
物語というのは「読者」がスパイのように「中に入り込んで」、
その秘密を勝手に暴き出してこそ「存在」するものなのだ。
他人の思惑や家の引き出しの中まで見えるのだから。
そう考えると、最後の「オン・ザ・ビーチ」は面白い。

分からなくてもよいよい。
たまにこんな本に会えるのも、よいのである。

個人評価:★★★(☆)←見えない星


ホネでお題。
 14:ただいま
20160207-1.jpg
「おかーさんただいま」
「だれがおかんや」
「オマエだろ」


 15:料理     
20160207-2.jpg
「今日のオヤツ、おはぎ?」
「ちげーよ!」

20160207-3.jpg
「お前のために作ったんじゃないからな!」
 ご先祖様のために作ったんだからな!!」
「どーゆーツンデレだよ」


番組の途中ですが、先日こんなものを作りました。

20160207-4.jpg
「なんでしゃもじ持ってんだよ」
「マイクが見当たらなくてさー」(実話)

小物には気を付けてたのに、無くしたのかなあああ(涙)

20160207-5.jpg

まぁしゃもじでも問題ないか。(あるわ)


オマケ:モヒカンと来たら北斗の拳だよな!
20160207-7.jpg
二人乗りという悪行を繰り返す二人。(ただの仲よし)


オマケのオマケ:2月になりました。
20160207-6.jpg


今から実家帰るので、火曜のジャンプ感想もちょっと遅れるかもっす。
残りのお題は後日消化。
 16:読書 orテレビ
 17:趣味に没頭
 18:シャワー
 19:電話
 20:就寝
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  1. ワンピースマニア

    ワンピースマニア

    2016-02-10 (Wed) 00:22

    感想は書かないんですか?辞めたのですか?
  2. はるほん

    はるほん

    2016-02-10 (Wed) 21:17

    すいませーん。私用でちょっと遅れただけです。
    今出ましたー。(ソバ屋の出前か)

    読んでいただいてありがとうございます!

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