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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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肉体の学校

肉体の学校 (ちくま文庫)肉体の学校 (ちくま文庫)
三島 由紀夫

筑摩書房 1992-06
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帯文句は「恋愛上級者のバイブル発掘!」

ええ、何時の間にロマンスの神様になったのだ三島。(´・ω・`)
いやしかし最近、本屋の島や平積みにも
三島作品が並んでいるのをよく見る。
自分は単に興味で三島作品を追いかけているのだが、
時代は今三島なのか?
それは何故だ?

時代は昭和の高度成長期あたりだろうか。
離婚後、ブティックを経営しながら
優雅な生活を送る39歳の女が主人公。
悠々自適の生活を送る友人たちと月に一度、
酒と食事と「コイバナ」を楽しむ。

バブル期のトレンディードラマの設定のようだ。
そういう意味では、昭和の文豪という古臭さや重苦しさを感じさせない。
金閣寺や仮面の告白のような作品があるかと思えば、
三島由紀夫レター教室命売りますのような
ちょっとコミカルテイストを含んだ作品もある。

器用な作家であることは、三島の大きな武器だろう。
器用というより個人的には、
何ごともオーラルにこなそうという完璧主義が
そこにあるような気がするのはさておき、
作品をキッチリまとめあげるという点で、確かに三島はスゴ腕と思う。

「こういうものを書こう!」と思ったら
文章からカラーからトーンから全て揃えるとでも言おうか、
模様替えなんかさせたら、絨毯から壁紙、
額縁や小物まで全部買い替えるような、そんな感じ。

さて主人公はコイバナ会を通じて、若い愛人を手に入れる。
ジゴロもかくやという手腕と気ままさに翻弄され、
主人公は幸福感と孤独の間をおろおろと行き来している。
39歳と言う妙齢とプライドと背中わせの女性の描き方が、また上手い。
等身大とか共感と言う意味ではなく、
「こんな女性なのだ」と理解させるだけの
細やかな出来事や心情描写がしっかり描かれているのだ。

三島が思った通りにストーリーは進み、
また読者もそのレールにすんなり乗ることができる。
その一方通行なカンジが若い頃は苦手だったのだが(笑)
今読むと三島の力量がよく分かる気がする。
ま、そんな訳で今になって三島に手を出している訳なのだが。

三島のヘビー路線の小説がリバイバルでウケるかどうかは分からないが
このライト路線が今ウケるのは、分かる気がする。
読んでいて楽なのだ。
三島が「テーマ」と決めたところに、恐らくすんなり辿り着ける。
難解なナンチャラ賞の本よりずっと、満足感を得やすい。

こちらは「マドモアゼル」に連載されたものだという。
名前からして若い女性をターゲットにした雑誌なのだろうが、
恐らくコレを読んだ未婚女性なんかは
「私も強く生きなきゃ…!」的な感銘を受けたのではないだろうか。
娯楽で終わらず、三島人生指南がついてるところもミソなのだ。

いやいや、三島なかなか興味深い。
続けてはちょっと読めないのだが(濃ゆいから)、
いずれヘビー路線も読み直してみたいと思う。

個人評価:★★★★


ホネでお題を1回お休みして、節分ネタいっとく。

■まめ
20160203-1.jpg
「ほら!豆もお面も用意したんだぜ!」
「オマエ、けっこーまめだな…」


■てか二人とも鬼の面かぶってどーすんだよ
20160203-2.jpg
「さっこーーーい!!!!」
「いやオマエ、節分知らねーだろ…」


■密かにオモチャ増えてます(笑)
20160203-3.jpg
「よーし!鬼は外ぉぉーーー!」
「ぎゃーー!外ドコロじゃねーだろソレ!!!」


■これも付属品デス。
20160203-4.jpg
「なんちゃってー」
「なん…、だと…?」


■成層圏まで吹き飛べ鬼。
20160203-5.jpg
「はいはい、降参降参」


人間サイズだと季節イベントも面倒だが
ホネだと手軽で面白いので、またやる。
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