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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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城塞 (上)

城塞 (上巻) (新潮文庫)城塞 (上巻) (新潮文庫)
司馬 遼太郎

新潮社 2002-04
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今年の大河「真田丸」が発進した。
無論主人公は真田信繁(=幸村)なのだが、
初回を見て、改めてこの時代はなかなか面白いと感じた。

目まぐるしい天下の興亡があったこの時代は
いわば「戦国スターとその息子」の引継ぎ期間でもあったのだ。
信長から信忠。秀吉から秀頼。家康から秀忠。
信玄から勝頼。謙信から景勝。
そして昌幸から幸村へ──

言っちゃなんだが、父親たちがスゴ過ぎてかすんでいる印象。
(幸村は今でこそ有名だが、当時は無名も同然だった)
が、初回の勝頼がなかなかカッコよく描かれており
この七光り息子たち(失礼な)へのスポットライトが当たることに
ちょっと、いやかなり興味をそそられた。

特に、敗軍の将であった秀頼を読んでみたくなった。
ずっと前に読んだ星新一氏の「城の中の人」もいずれ再読したいが
とりあえず今回は司馬先生の「城塞」を読んでみた。


天下分け目の関ヶ原の決戦後、
一大名となった豊臣に、更なる追い打ちをかけた大坂の陣。
本書はこの顛末を、上中下巻で語っている。
上巻は関ヶ原の決戦後、大坂冬の陣が火蓋を切るまで。

ストーリー視点としての主人公は
スパイとして大阪側に入り込んだ軍師なのだが、
断然読みどころは家康の極道っぷりである。
自分は結構、家康がキライではない。
日本初の巨大企業(=幕府)を立ち上げた起業家であり、
恐らくそのブラック度は現代でも上位に入ると思われる点で、
善悪とは無関係に、単純にすげぇオヤジだなと思うのである。

戦の時代だったのだから、基本は悪人だらけなんである。
ゲーム会社のイケメン武将や、露出の高い姫君に騙されてはいけない。(笑)
誰しもが我欲と刀と謀略を振りかざしていたのだ。
殺し合い、奪い合い、騙し合う。
が、その頂点を掴み取らねば、戦国の世に終止符はない。

──悪を極めた者が、平和をもたらす。
戦国とは、そうした時代だったのだ。

信玄や信長が没し、覇者となった秀吉もこの世を去った。
戦国スター達から次世代に世が移り変わっても
尚も生きていたのが家康だ。
年齢の分だけ老獪さを蓄えた古狸は、じわじわと次世代を取り込み、
遂にはその最強勢力である秀頼と大坂城を潰さんとする。

簡単に言うと、「コネで入社してきたエライさんの息子に
えらいモンペまでついてて、どーしよーもないので処分した」のだ。

やっと武士の社長になった家康だが、
秀頼だけは別格で、社員として扱えないのだ。
淀ママ「アンタは宅の旦那の部下だったじゃないの!
    ウチの息子タンに無礼するんじゃなくぁwせdrftgy」
家康 「あ…、ハイ…」

孫を嫁にやったりしてみるも、その距離は縮まらず。
実際、一国を手に入れた豊臣の財と人脈は御しがたい。
が、「鳴くまで待とう」精神に乗っ取り、
家康はちまちまとその財を使わせ、人脈を崩していく。
最後に残るのは「大坂城」だ。

が、自分からケンカはふっかけない。
あくまで「正当防衛」でコトを運ぶのが、家康のセオリーだ。
ケンカは駄目でもイチャモンはつけても良いらしく、有名な「鐘銘事件」が起こる。
(※鐘に刻んだ文字を、家康に対する呪いと論じたもの)
ははっ、そんなオバカな理由で戦なんて起こるハズが…

大坂「よろしい、ならば戦争だ」
って、のっちゃうのかよッ!!Σ(゚д゚)

イヤイヤ、それまでに家康が周到に根回しをしていたからなのだ。
ホントこの狸オヤジ、極悪過ぎて面白い。
淀君を初めとする大坂城側の世間知らずっぷりと並ぶと、まるでコントだ。
また肝心の秀頼は、上巻ではほとんど台詞すらない。
大丈夫かコイツ。

そんな停滞気味の大坂城に、現れる希望の光!
サァ中巻から真田源次郎信繁、いざ参るッッ!!!!

個人評価:★★★★
※小説が当時の「大坂」表記のため、そのままで。


ese.png

エセ関西弁を喋りたい人のための講座。
ではなく、関西人はなんでエセ関西弁に五月蠅いのかという話。

①独特の語彙がある
まあ方言がそもそもそーゆーモンだが、
英語で言えば「単語を覚えればいい」ので、比較的クリアしやすい項目。
例)あかん→駄目 いけないの意
  いらち→せっかちの意
  えずく→嘔吐をもよおす、おえっとなること
  おつくり→刺身のこと
  べべ→末等、ビリのこと
  カッターシャツ→ワイシャツのこと

が、ポイントは語彙そのものではない。
関西でも「せっかち」「吐きそう」も使うし、通じる。
大事なのはアクセント位置なのだ。

例えば「はし」という単語がある。
箸・橋・端とイロイロあるが、ビミョーにアクセントが違う。
標準語なら「 ̄_」「_ ̄」「_―」であろう。
関西弁では「_ ̄」「 ̄_」「―_」かな。
つまりは逆なのだ。

標準語自体は別に関西人にも気持ち悪くない。
テレビなどから聞いているから、それが標準なのはわかる。
が、これらが関西弁の中にまざると、ものすごく気持ち悪い。
よくあるのがコレ。



ついでに、関西で「朝マック」が「朝マクド」になる訳ではない
マクドシェイクとかチキンマクドナゲットとかも言わない。
ただ略称は伝統的に、真ん中にアクセントが来ることが多い。
ミスド・スタバ・ロイホも真ん中アクセント。

なので理屈的には「マック」をそのまま関西弁に使っても問題ない。
実際、関西でも「マック」を使う少数派はいる。
が、促音「ッ」より「ク」が来た方が関西弁に馴染むので
みんななんとなく「マクド」で通しているのだと思われる。
でもマクって言われるくらいなら、マックの方がまだいい。(笑)

■有名なヤツ。マクナルは知らんかった。
20160117-2.jpg

まぁコレはお互いさまで、関東に来たばかりの関西人が標準語を真似ると、
関東人には「ん?」という違和感を生んでいる。
許容度の違いかもしれない。
東京は流行語やら移民(?)が多い所為で、
そういう違和感にもスルースキルがあるんじゃないかと思ったり。
イヤな言い方をすれば、言葉にあまりプライドが無いというか
変化することに抵抗がないのだと思われる。

が、関西は公式やサービス業でも関西弁で通す国である。
そもそもツッコミの国でもあるので
エセ関西弁というものについ反応してしまうのかもしれない。
悪く言えば、関西弁に関して融通が利かない。

が、自分は東京に来た時に関西弁を喋っていて
車内や喫茶店で「下品」とくすくす笑われたことをシツコク覚えている。(微笑)
それがお笑い芸人が全国区になったおかげで、
「関西弁っていいよね!すごく好き!」とまで言われるようになった。
ファッションとして扱われることも、関西人を微妙なキモチにさせるのだろう。

■FBも関西弁に対応。
20160117-3.png

なんか厳しいようなそうでないようなことも書いたが

■結論
20160117-4.png

基本的に関西弁がもてはやされるのはウレシイ。
でもヘンな関西弁は聞きたくない。
ヲタクがニワカを毛嫌いするのと似てるのかもしんない。(笑)

次は省略形と変化形を一緒にやろうかな。
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