プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

09月 | 2017年10月 | 11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

802

昨夜のカレー、明日のパン

昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)
木皿 泉

河出書房新社 2016-01-07
売り上げランキング : 679

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


某書評サイトで見かけて、読んでみたかった本。
「木皿泉」は和泉努氏&妻鹿年季子さんの
脚本家ご夫婦の共作ペンネームだ。
旦那さんがインプット・奥さんがアウトプットと聞くが
どのような過程で作品を作るのだろう。興味深い。

普段テレビを見ないので、
失礼ながらドラマ作品はほとんど存じ上げないのだが
本に関しては、とても素敵な時間をいただいた。

夫と死に別れてからも、ギフと暮らしている未亡人。
恋人らしき相手がいない訳ではないが、
なんとなく結婚する気もないし、何となくこの家から出ていく気もない。
そんな宙ぶらりんな関係から、
1話ずつ垣間見えていく周囲の関係たち。

ムムム ずっと笑わなかったムムム(隣人)が笑ったという。
パワースポット 隣人ムムムが笑えなくなった理由。笑えた理由。
山ガール 初山登りにふと、遠い昔に亡くした連れ合いを思い出すギフ。
虎尾 亡夫の車を引き取った従兄弟だけが知る亡夫の秘密。未亡人の秘密。
魔法のカード 未亡人の恋人、詐欺に遭う?
夕子 ギフの奥さんの話。
男子会 未亡人の恋人を訪ねるギフ。育まれる友情?
一樹 亡夫の遠い日の思い出。
ひっつき虫 未亡人は思う。茶碗を買ったら終わりだと。

一言でいうなら、心地いい。
ビーズクッションのような癖になるやわらかな手触りを
ムニュムニュ触っているような、そんな感じ。
登場人物たちの独自の柔らかさと反発力が
ふわりと読んでいる心に寄り添う。

ケッコンは家の繋がりだとも言われるが、
最終的には夫婦の絆であり、そこが切れれば通常はただの他人である。
中でも義父と嫁という、一番他人行儀になりそうな繋がりが
土台になっているというのがなんとも奇妙ながらも、
ぬくぬくした冬布団のような心地を伝える。

起きなくてはいけないのに、起きられない。
今の季節、そんなゆるい緊急事態を実感する人は多かろう。
刻一刻と迫る起床限界時間。
が、覚醒とまどろみを浮遊する理性。
いっそ架空の親戚の葬式でもでっちあげるか、と
半ば本気で考えてしまう冬のイケナイお布団。

この話にはそんな、決して正しいことばかりではないのに
どこか見過ごしたいような弱さとあたたかさが同居しているのだ。
ちょうど未亡人とギフのように。

けれど分かっているのだ。
このまま二度寝の誘惑に屈服する訳にはいかない。
いつかはここから抜けださなくてはならない。
けれど騒がしい目覚ましのベルでイヤイヤ起きるより、
自分でむくっと起きたいのだ。

未亡人のそんなゆっくりした人生のまどろみを
静かに見守っているのがギフであり恋人であり、読者なのだ。
心地いい時間だ。
そう、春が来れば──、
きっと未亡人は自分で、むくりと布団から起き出すのだから。

まだもう少し、冬は続くだろう。
けれど最後の「ひっつき虫」は、小春日和を思わせる。
春はちゃんとやってくるのだと、そんな風に思わせる。

個人評価:★★★★


先日、何を思ったかおかんがこんなものを送ってきた。

■ちゃぶ台。
20160113-1.jpg


無論ホネのためにくれたのではなく、
こんなのがついていたので、使用法はこうだと思う。

20160113-2.jpg


だがこのサイズ、ホネにナイス…!
猫は猫として活用することにして、ちゃぶ台とくればやることがある。


■ちゃぶ台といえば一徹。
20160113-3.png
※撮影協力:両面テープ


■アニメにするとこう。
20160113-4.gif

「オレのくりまんをーーーー!!!!!!!」


■でもさ。
20160113-5.jpg

「結局一徹って、自分でかたづけねーから
 あーゆーコト平気でやるんだよな」
「デスヨネー」


でも実際アニメでは、ちゃぶ台返しって1回しかなかったらしい。
きっとねーちゃんにこっぴどく怒られたんだよ一徹。(笑)
関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。