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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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奇譚を売る店

奇譚を売る店 (光文社文庫)奇譚を売る店 (光文社文庫)
芦辺 拓

光文社 2015-12-08
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──また買ってしまった。

紙袋を手に古書店をでて、男はこう呟く。
時には後悔にも似た溜息を吐きながら、
時には堪えきれぬ喜びについ吐息を漏らし、
軽くなった財布とハトロン紙を胸に、男は喫茶店に駆け込む。
早速、その本を読む為に。

1行目からシンパシーである。
私は主に書店だが、たまに古書店やリサイクルショップにも行く。
一応は1~2冊を心掛けているのだが
時折数が数えられない病を発症し、片手一杯に本を持っていることがある。
そうしてレジを済ませてから、思うのだ。
──また買ってしまった。

そしていそいそとカフェなどにしけこみ、本を開く。
本棚事情も積読も財布から消えた樋口一葉さんのことも、
そうなったらもうどーでもいいのである。
ジャンキーにも似た本の魔力につい誘われた
「私」が手に入れた古書6点。

1.帝都脳病院入院案内
日本草分けの精神科と言われる帝都病院のパンフレット。
小説資料としてそれを買った「私」はそれを読み、病院のジオラマを作ろうと思い立つ。
精巧に出来上がった病院のミニチュアの中には──
2.這い寄る影
トリックもストーリーも、全くお粗末で悪趣味な古い同人本。
才能もないのにその気になった物好きの類だろう、と思う。
が、ある小説選考会で「悪趣味」な応募作品に出くわす。
3.こちらX探偵局 / 怪人幽鬼博士の巻
月刊少年宝石の古いバックナンバー。
昔好きだった漫画に惹かれて読むだすも、何かスッキリしない。
はたしてこれは、こんな話だったろうか──?
4.青髭城殺人陣家 映画化関係綴
ついに制作されなかった映画の資料本。
豪華なスタッフや制作側スタッフに、思わず興奮する「私」。
仕事で立ち寄った撮影所に、資料で見た新米女優が。
5.時の劇場・前後編
古本屋で思わず掴み取った前後編の「前編」のみ。
そのストーリーは、恐ろしいほど「私」の両親に酷似している。
後編を。どうしても後編を読みたい。

本にまつわるショートサスペンスとも言うべきか、
ネタがネタだけに、本好きには面白い。
が、それぞれ非業の最期を遂げる「私」に、首をひねる。
…パラレルワールドのようなものなのか?
何ごともなく「また買ってしまった」で始まる話の謎は、最後に解ける。

6.奇譚を売る店
そう、私はこの本を買ってしまったのだ。
「私」に続いて私もまた。
奇妙な古書の因縁を存分に楽しんだあと、
例の古書店にある秘密があった事に気付いてしまった。

なんたることだろう!
こうして私もまた「私」の一人となり、
うっかりどっさり買ってしまった本の報いを受けるのだ!!
すいません!すいません!
今年こそは計画的に本を買い、積読を消化しますから!

嗚呼、もう駄目だ。私の目の前には店主が──

店主「…買うのかね。買わんのかね」
はる「あ、買います」
そうして今日もまた2冊本を買い、
コレが読み終わったら長編3冊を買う気でいる私だ。

個人評価:★★★★


旅行中にふと思い出した話。ウチのおかんと飛行機。


 ↑割と本気でこーゆーコトを言う






 ↑そのまま飛行機がナナメになったの意



 ↑翼がパカパカするのを見てもうだめだわたししぬと思ったという。



 ↑相当に迷惑だったと思われ。


自分は幸運にも、まだおかんと飛行機に乗ったことがないのだが、
来たるべき日に備えて、心臓を鍛えておこうと思う。
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