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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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  1. ゆう 

    ゆう 

    2015-11-06 (Fri) 23:18

    刺繍する少女、おもしろそうですね。読みたいリストに追加しますφ(`д´)メモメモ...
  2. はるほん

    はるほん

    2015-11-08 (Sun) 21:38

    >ゆうさん
    うおー、コチラにまでいらっしゃいませ!
    まだ数冊拝読しただけですが
    小川さんの著書はなかなか肌にあいました。

    ゆうさんにもフィットすることを願って、
    何時か評が上がる日を楽しみにしてますね!

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刺繍する少女

刺繍する少女 (角川文庫)刺繍する少女 (角川文庫)
小川 洋子

KADOKAWA / 角川書店 2013-02-25
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時々ふと、読みたくなる小川さんの作品。
そのテーマや結末がよく見えない事もあるが、
「それ以外のもの」が沢山見える気がするのだ。

薄いホラー風味のような悲劇のような、ハッピーエンドですらあるような、
曖昧模糊とした10の短編集。
刺繍する少女
ホスピスに入所する母と生活を始めた息子。
そこで子供の頃、避暑地で遊んだ女の子と再会する。
森の奥で燃えるもの
「収容所」に入った男。
入所の際には、「ぜんまい腺」を取る規則になっている。
美少女コンテスト
母のお手製の服を着て、コンテストに出る少女。
お世辞にも可愛らしいとは言えない少女と出会う。
ケーキのかけら
「整理整頓補助」のバイトを頼まれた学生。
自称「王女」の老婦人のガラクタを捨てるだけだという。
図鑑
小説家と不倫をしている女性。
彼に会う前には何時も、図書館で寄生虫の図鑑を眺める。

アリア
男は1年に1度だけ、プレゼントをもって会いにいく。
その昔オペラ歌手だったと言う叔母に。
キリンの解剖
中絶手術をした女性は、ジョギングを始める。
ふとしたことで、工場守衛の老人と会話を交わす。
ハウス・クリーニングの世界
ハウスクリーニングのバイトをする男。
美し家主はその作業をただ、じっと見つめている。
トランジット
フランスに暮らしていた祖父を弔った帰りの女性。
不釣り合いな荷物を持った男に話しかけられる。
第三火曜日の発作
喘息を患い、月に一度だけ外出する女性。
出会った男と、月に1度だけの関係を持つことになる。

以前に最果てアーケードを読んだときも思ったが、
仮にストーリー自体が分からなくても、その題材や
人物の台詞や視線・思考といったちょっとしたモノに
物凄く人を惹きこむ要素がある。
自身でも分からないが、記憶の底に残っているような場所に
直接語りかけてくる何かがあるのだ。

きっと小川さんは「書きたいもの」に対して、
慎重に題材を見つめて言葉を選び、ぴたりと来る瞬間を捜すのだと思う。
奇妙な世界でもさほど気にならない、もしくは
ややグロに近い世界観でもするりと読ませてしまうのは
その世界がバランスを保っているからではないだろうか。

玩具の「ジェンガ」を積むように
ゆらゆらする空気の上に言葉を重ねた曖昧な世界。
多分「どんな話か」などという事は考えなくていいのだ。
その中で心が揺れた瞬間を、捜せばいい。
小川作品と自分のバランスが、ぴたりと来る瞬間を。

どの話も何となく好きだが、自分は
「ケーキのかけら」と「トランジット」、「キリンの解剖」が好きだ。
「キリンの解剖」が好きになった理由は単純で、
主人公がキリンの姿を工場のクレーンに重ねるからだ。
自分もずっと外でクレーンを見るたび、「キリンだ」と思っていたので。

死んでいるけど、存在感のあるクレーン。
生きていたのに、解剖されるだけの本物のキリン。
中絶手術をして、それでも生きている主人公。
それらが生まれるずっと前から生きていて、
今日を限りに仕事を終える守衛と。

ぴしゃりとオチがある訳ではない。
けれどそのゆらゆら揺れる世界が、
ひとつになりそうでならずに、胸に落ちた。
ストーリーが飲み込めた訳ではないが、
それが胸に落ちていくまで、色んなことを考えた心地がする。

小川洋子の世界には、見えないものがたくさん詰まっている。

個人評価:★★★★


自分は結構、不条理小説が嫌いではない。
ワケのワカラン小説はキライだが。(笑)
その違いと意味が自分でも説明できなかったのだが
今回少しだけ分かったような気がした。

気がしただけ。(笑)


ホネ写真イロイロ。

■やめろよ、スケルトンジョークは。
20151106-2.jpg

そもそもコイツラ何を祀ってるんだか。


■ロックと法要のセッション。
20151106-4.jpg

ある意味、コイツらの法事ってライブだと思うの。


■あのCM。
20151106-3.jpg

あんなに危険な目にあうなら、一緒の出掛けない方が
イイと思うのあのCMの二人。
もっと冷静にいさめてくれるお友達と出かけた方がいいと思う。


ハロウィンもやりました。


■ホネで神田川/by南こうせつ がやれないか。
20151106-5.jpg

一応ケロリンの洗面器は持ってる。(なんで)
でもサイズが合わなくて行水サイズに。

「お前ぜってー神田川しらねーだろ」
「知ってるよー。♪洗い髪が~、芯まで冷えて~~」
「黙れハゲ」


■毛糸1本で出来る簡単なハロウィン。
20151106-10.jpg

「波平~~」
「どっちかっつーと世紀末感でてるな」



土曜から仕事帰りに新幹線に乗って、1日だけ滋賀に帰りまする。
で、旅のお伴に遂に買った!!

■中公文庫の「細雪」 ※痴人の愛比較
20151106-1.jpg

冒頭読み始めたけど、バランス悪くて重い。(笑)
でも分冊買うとよくなくなるから…。←本棚が魔窟

待ってろ谷崎…!
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  1. ゆう 

    ゆう 

    2015-11-06 (Fri) 23:18

    刺繍する少女、おもしろそうですね。読みたいリストに追加しますφ(`д´)メモメモ...
  2. はるほん

    はるほん

    2015-11-08 (Sun) 21:38

    >ゆうさん
    うおー、コチラにまでいらっしゃいませ!
    まだ数冊拝読しただけですが
    小川さんの著書はなかなか肌にあいました。

    ゆうさんにもフィットすることを願って、
    何時か評が上がる日を楽しみにしてますね!

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