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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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津軽

津軽 (新潮文庫)津軽 (新潮文庫)
太宰 治

新潮社 2004-06
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最近読んだ本の何かでその地名が出てきたのと、
等伯に出てきた近衛前久という登場人物の名を
どっかで聞いたなとうろ覚えしていたのが、ふと繋がった。
ああ、太宰の「津軽」だ。
そんな訳で、本棚からこれを取り出してみた。

太宰は津軽の人間だ。
大学進学で上京するまでは県内に居たものの、
太宰の言葉を借りれば、家と親せき以外の津軽の地をよく知らないという。
恐らく当時の太宰は、心身共に一番安定していたのだろう。
ふと、故郷の旅行記をしたためようと旅に出る。

青森駅からぐるっと津軽半島をまわル、なかなか壮大なコースだ。



ねぷた祭を見るついでに、青森から下北半島を回るコースなら
昔行ったことがあるが、いつか太宰コースも行けるとよいな。

イヤこの太宰作品、ホントに面白いのだ。
太宰の自虐ネタとツッコミが冴えてて、思わずぶはっとなる。
青森ご当地を紹介しつつも
ワタクシこの地で痛々しい中二時代を送りましてねなんて
さり気に自分の作品を紛れ込ませる芸人の腕が光る。

久方の帰郷に、乞食のごとく食い物を勧められては困ると
スマートに人々の歓待を断るイメトレを積んできたモノの
それが満を持して発揮されることもなく、
1人ツッコミをするもののあはれも絶妙だ。

いや、熱狂的に太宰をもてなす人は1人でてくる。
酔った勢いで太宰をこれでもかこれでもかと
追い詰めるように歓待し、結果太宰は逃げるように辞去する。
このくだりが思わず吹き出すほどにオモロイのだが
太宰は「これぞ津軽の愛情表現」と、一人頷いているのだ。

どっかんと笑いを取ったと思わせて、
いい塩梅に風土と郷土愛で「エエ話」を効かせる。
テレビ番組なら、ここでしっとりしたBGMがフェードインで流れるだろう。
上手い。さすが芸人。
だざい散歩とか旅番組持たせたら、イイ線行くに違いない。

が、これは起承転結を計算された小説ではない。
太宰の「津軽たん萌え」な郷土愛だ。
自分も滋賀推し事業(個人経営)の一端にあるから分かる。
どこを磨いても光らないド田舎という石は
自分の偏見と思い出で研磨してやるより他はない。

だがそれはメジャー県やほどほど県にはない、
「誰も磨いてくれないどマイナー県」だからこその砥石なのだ。
だからこそ輝きは無限であり、また夢幻である。
恐らく太宰も「津軽かわいいよ津軽」とは叫ぶものの、
「じゃあオススメってなに?」と言われたら
泣いて逃げたくなるんですよね分かります。(涙)

ガイドブックに載っているような、万人向けのものでは無いのだ。
だから土地の悪口も言うし、人に分からない話もする。
が、それは産土(うぶすな)という、己のルーツに繋がっている。
太宰が心身ともに安定していた時期だからこそ、書けたのだろうと思う。

私は虚飾を行わなかった。読者をだましはしなかった。



その通り、決して大々的な感動巨編ではない。
だがきっと、太宰にとっての一区切りだったのだ。
面白おかしく書いた土地ツンデレの文章に
緩やかに張られた太宰の根を見ることができる。
それが読んでいて、心地いい。

ここは鼻歌を歌いながらスキップを踏んでいるような
はっちゃけた太宰で筆をおくべきだろう。

元気で行こう。絶望するな。では、失敬。



お ま え が い う な 。 (笑)

個人評価:★★★★★


てなわけで、ホネの愛らしいスナップ写真を数枚。

■ちょっと男子―。ちゃんと掃除しなさいよー。
20151017-2.jpg

特にホネの性別を決めている訳ではない。
決めても仕方ないであろう。(笑)



■不法投棄か、死体遺棄か?
20151017-3.jpeg

燃えるか燃えないかっていうと萌えるゴミ。(個人的に)



■♪そして~~輝く
20151017-4.jpeg

稲ホネと松ホネ。B(one)'z



遊んでいる内に、コイツらに家を作ってやりたくなった。
今現在、ドールハウス職人さんたちのサイトなどを物色中。
で、とりあえずこんな手軽でナイスなものを発見。



■なんということでしょう。(ビフォーアフター風に)
20151017-5.jpg

KITAJIMAのお絵かき研究所さんからDL。
写真だけなら十分なクオリティなのだが、家作成は面白そうなのでやってみたい。

ちょっとずつがむばる。(もっと他のことを頑張れ)
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