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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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等伯 上下巻

等伯 上 (文春文庫)等伯 上 (文春文庫)
安部 龍太郎

文藝春秋 2015-09-02
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仕事が落ち着いてきたので、読みたかった上下巻を買う。

──長谷川等伯。
安土桃山時代を代表する絵師であり、代表作はやはり
本書の表装にもなっている「松林図屏風」だろうか。
これまで意識していなかったが、京都には作品が多く残されているようなので
次に訪れる機会があったら、改めてちゃんと見たいと思った。

等伯が生まれの能登で絵仏師であったころから、
都へ出て天下一の絵師になると言う野望を叶えるまでの
波乱万丈の生涯を追ったものだ。
時はちょうど戦国から信長へ、そして秀吉へと時勢が移った時代であり、
芸術ですらこの混沌に無縁でなかったことが見える。

通常、伝記物というのはその人物のスバラシイところを推すものだが、
この等伯はちょっと違うのである。
筆を持たせれば万人を唸らせる絵を描くのだが、
他の部分にちょっとネジの外れたトコロがあり、彼の波乱万丈の生涯の
5割くらいは自業自得なんじゃねと思わなくもない。(笑)

等伯の芸術への道程もさることながら
実際の能登と都を結ぶ道程も楽しい。
近江(滋賀)を通るからである。
歴史モノでは交通の絶対要所であった近江を必ず通るという
当時の滋賀マンセーっぷりに心を慰める私だ。
全ての道はオーミに通ず。(大きく出たな)

また襖絵という独特の文化が、非常に面白い。
コレは日本画の特徴でもあるが、
西洋画と違い、写実ではなく特徴を大きく捕えた書き方で
基本的に遠近感というものがない。
故に筆のカスレや配色、余白に様々な意図を含ませることになるのだろう。

当時の絵画と言えば有名なのが「狩野派」だが、
天才的な感覚でそれを作った等伯と違い
狩野派はセオリーのようなモノを築いた集大成派だったのだと
今回ようやっと理解したので、これも面白かった。
機会があればこの手の本も、ちょっと読んでみたい。

しかし当時の家屋というのは、
そもそも永代残すようには作られていないように思う。
火事や地震のみならず、寒暖差や湿気を考えると
襖と言う調度品に芸術の魂をぶつけると言うのは
ある種の「悟り」にも近い。

確かに等伯は、煩悩故に波乱万丈の生涯を招いた。
しかしだからこそ等伯には、毛筋ほどの一筆にも魂を宿らる力がある。
そう思うと等伯が煩悩に苦しむ姿は、僧の苦行に相当するとも言える。
人間臭さを尽くしたからこその等伯であり、
桃山文化が「日本のルネサンス」を呼ばれるゆえんかもしれない。

以前に豊臣女系図とういう本を拝読し、
秀吉が「桃山という文化を作り上げた人物」と言う視点をいただいた。
確かにこの華やかで刹那的な文化は、秀吉という生き方そのものだ。
さればこの時代の芸能──、等伯・利休・加納永徳にとって、
秀吉は神であり、試練でもあったのだ。

金銀に彩られた絢爛豪華な一睡の夢であり、
血泥にまみれた栄華を掴み取る、もうひとつの戦国でもある。

安土桃山という時代を語るに最高の一冊だ。

個人評価:★★★★★


余談。

幼少の頃、自分は二面がふすまの四畳半を与えられており、
子どもの頃のことで、四方八方破れ放題であった。
これにすべてラクガキ絵を貼り付けて修繕していたのだが
見るからに頭の悪そうな子供部屋で、今思うと残念感がすごかった。

次にふすまのある家に住んだときは、一度ふすま絵を描いてみたい。
どーせ張り替えるなら、描いてみてもいいよね!


まぁいまでも残念だけどな!(ドヤァ)

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↑であそぶざんねんなちゅうねん。

■そもそもねーよ。
20151015-1.jpeg



20151015-2.jpg
「まあトイレいうたら、上か下から出すかしかありまへんしな」
「ドッチにしてもあらへんやないか」(スケルトンジョーク)



■このボッコンを持たせる手つきが溜まらない…!
20151015-3.jpeg

正式名称は「ラバーカップ」らしいけど
ボッコンかスッポンの方が通じると思う。



■♪だから毎日キレイにしたら女神様みたいに~~
 べっぴんさんになれるんやで~~♪
20151015-4.jpg

ゾーキンは布で作って欲しかった。
なんかカピカピゾーキンみたいで。



■とにかく自立させるのが楽しい。
20151015-5.jpg



そんな訳で日々ますますホネに傾倒しております。
何か心に病気でも抱えているのか、自分。
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