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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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調印の階段

調印の階段 (PHP文芸文庫)〜不屈の外交・重光葵調印の階段 (PHP文芸文庫)〜不屈の外交・重光葵
植松 三十里

PHP研究所 2015-07-23
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──重光 葵(まもる)。
と聞くと誰?となりそうだが、教科書でこんな写真をみたことがないだろうか。
大戦後、日本がポツダム宣言を受けいれ
無条件降伏の文書に調印したのが、この重光外相だ。



第二次世界大戦は日本からみれば
1941年12月8日の真珠湾奇襲が始まりであり、
1945年8月15日の玉音放送が終焉のように思えるが、
その布石は日本の韓国併合にある。
ということは、遡れば既に日清戦争に端を発するわけだ。

大戦よりずっと前にはじまっていた世界の歪みと、
終戦後も続いていた日本の戦いを、外交と言う視点から語った物語だ。

日清戦争以降、清国内は分裂が進み、
各国の利権と国民の不満が渦巻く場所となっていた。
その暴動で公使であった重光は、右足を失う。
が、既に以前から中国では排日感情が高まっていた。
しかし日本も「生命線」とまで言われた満州を手放せない。

結果、親日の独立国として「満州国」をでっちあげる。
これが有名な「ラストエンペラー」の映画であり、
日本は勢いあまって国際連盟を脱退することになる。

重光は療養で故郷に戻ったが、復帰後大使としてイギリスへと赴く。
ドイツではヒトラーが独裁政治を敷き、英独間では緊張が高まっていた。
日本としては、満州の利権さえあればいい。
だが世界の中で、これ以上孤立するのはまずい。
英国とギリギリの国交を保つことが、重光の狙いだった。

だが日本は日独伊の三国同盟を結んでしまい、
重光の努力は水泡に帰してしまう。
時の首相・近衛文麿はここまでやらかしといて内閣を解散し、
あの東條英機が首相に任命される。
だが既に開戦は、避けられない事態となってしまっていた──

とまぁ、大戦にまつわる世界情勢が分かり易く書かれている。
が、恐らくテーマとしてA級戦犯──、
国際連盟を脱退した松岡洋右と、独裁だったと言われる東条英機の二人を
違う視点で見てみようという意図もあるのだと思う。
もどかしいな、と思う。

たった70年前のコトであるのに、
こういうものを読めば読むほど実像が分からない。
戦国や江戸ならそこに浪漫も感じるのだが
こと戦争に関しては、その不透明さがもどかしい。
とりあえず自分の中では「本当はいい人だった」という話は
「それでも戦争を止められない」という意味で心に留めることにしている。

重光外相も、A級戦犯として実刑を受けた人物だ。
が、彼の話はそこでは終わらない。
敗戦という無気力と不安が残された中、
尚も外交という剣を手に闘った男だったのだ。
戦後、アメリカが直接軍政を行うのではなく
日本政府が存続できたのは彼の功績であると言われる。

戦争責任という問題は、難しい。
今更過去を追求してどうなるものでも無いので、
むしろ責任が誰かだけにあるという主張の方が、腹立たしい。
「誰も戦争など望んでいなかった」という言い訳なんぞ、何の役にも立たない。
仮にまた戦争が起こったら、同じことを言うのか?

だが重光は諾々として判決に従い、
その後は日本の厳しい現実と未来を思い、強気に外交を振るった。
国際連合への復帰にも大きく貢献している。
後にロシアとの外交において、北方領土という問題は残されたものの
この人物に興味がわいた。

「大戦」という出来事の、前後を知る資料としてオススメ。

個人評価:★★★★


ホネ遊びは続くよどこまでも。

■押入れの古い地層から、木のオモチャのミニチュアが発見される。
20151005-3.jpg

コイツらよりサイズでかいけど、コレはコレで。


■うちかた、よーい


このコルク鉄砲、正式にはなんていう名前なんだろうな


■じゃ、オレ投げるから受けろよ。
20151005-2.jpg

死を覚悟する遊び。


■意外にメルヘン。
20151005-4.jpg

色白ですよね(´・ω・`)ホレボレ


■「あっ、蚊に食われた」「オレもや」
20151005-5.jpg

蚊やり豚「どこをやねん」

蚊に「刺される」「噛まれる」「食われる」って地域差があんだってね。
一般は「刺される」らしいけど、自分はやっぱり
「食われる」「噛まれる」の方がピンとくるなあ。


仕事とホネに追われて、なかなか本が読めんよー。
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