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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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R62号の発明・鉛の卵

R62号の発明・鉛の卵 (新潮文庫)R62号の発明・鉛の卵 (新潮文庫)
安部 公房

新潮社 1974-08-27
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実は買ったのはもう3か月くらい前だったのだが
途中で読み辛くなってしまい、先に「砂の女」を読んだ。
コチラは面白かったので、気を取り直して本書に再度トライ。

12の短編集。ちょっと多いが自分メモとしてタイトルを書いておく。
R62号の発明
リストラされて自殺しようとした機械設計士が、機械人間に改造される
パニック
職探しをしていた男がある企業に声を掛けられるも、
殺人犯となって逃げ回る羽目になるがその真相は。

犬嫌いの男が、結婚によって犬を飼う事になる。
しかし犬はこちらの思考を見通しているのだった。
変形の記憶
コレラがもとで戦線で死んだ兵が、霊となって部隊にくっついていく。
死んだ娘が歌った
出稼ぎに来ていた娘が死んでしまう。娘は霊となった身体で
自分を振った男や給金を当てにしている家族を想う。
盲腸
実験で羊の腸を移植した男。食事は以降、ワラとなる。

ある日突然、ただの棒になってしまった男。
人肉食用反対陳情団と三人の紳士たち
食う側の人間と食われる側の人間の話し合い。

家族を亡くし、叔父を頼って田舎から出てきた男。
そこには鍵の研究をしている叔父と、人の心を読む娘が。
耳の値段
保険詐欺を働こうと、耳を怪我しようとする学生。
鏡と呼子
田舎に赴任してきた教師。下宿の世話人は…、…スパイ?
鉛の卵
100年後に目覚めるはずだった冬眠機の故障で、80万年後に目覚めた男。

ストーリーの空気は星新一のショートショートと似ている。
空想とも不思議世界ともつかないライトな現実味を帯びたSF世界と、
社会の因果を軽く皮肉ったような視点が。
が、さらりとした語り口で1~2ページの起承転結をつけてしまう星新一と違い、
10ページくらいのボリュームにぎゅうぎゅうと「小説」が入っている。
「塩味」と「アメリカンバーベキューチーズテリヤキバーガー味」くらいに濃さが違う。
(そんなややこしい味があるのかどうか知らんが)

1話読むと、なんだか「ふう」と休憩を入れたくなってしまう。
短編なのにさらりと読めない。
「人間とは」などと考え、眉間が寄ってしまいそうになる。
それで一度目は途中で読みづらくなってしまったのだが、
「砂の女」で身体中を掻きむしりたくなるような厭さ(笑)を読んで、
逆療法的に本書をよむことが出来た。

どれも読み終えてから1番が決められない程に「残る」のだが、
なんとなく「盲腸」をあげてみる。
羊の腸を移植することによって、食事をワラに変える実験体になった男。
そのワラを食べるシーンが、短いのだがもうウンザリする。
コレだけで中編くらいできそうな面白さなのだが
多分読み終えた頃には食事が厭になってそうな気がする。(笑)

結局男はこの実験に身体が耐えられず、元に戻すことになるのだが
この結末にひんやり背中が寒くなる──

安部公房にハマった人は、著作を次から次へと読んでしまうらしい。
このガツンとくる重さが癖になるのも、分かる気がする。
軽い読み物をつるんとやるのもいいが、
なんかこう「読んだーーー!」という重量感がすごいのだ。
ページを閉じても余韻が残るような引き摺られ感というか、
臭くなるのが分かってるのにニンニクラーメン食ってしまうようなカンジ?

確かもう1冊くらい、安部公房が本棚にあった気がする。
(相変わらずカオスな本棚)
またいずれ日を置いて読んでみよう。

個人評価:★★★☆←余韻分


トリと言うトラウマが生まれるまで。





パンを狙っていたとも取れるが、今思えばひょっとして
近くに巣があって、子育て時期だったのかもしれない。





や、もしケガして帰ったら、パンごときで怒られるハズはないのだが
とにかくその頃は、おかんが一番怖かった。
地震カミナリ火事親父とかいうレベル以前に、おかんおかんおかんだった。(笑)



さすがに帰ってから恐怖で泣いた。
園児か小学1年生くらいだったと思う。
が、この数年後になおもトラウマが育つ。

つづいちゃうよ。
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