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ふくわらい

ふくわらい (朝日文庫)ふくわらい (朝日文庫)
西 加奈子

朝日新聞出版 2015-09-07
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今更だが初読の西さん。
直木賞受賞作である「サラバ!」の評判がいいようなので
他の著作を読んでおこうと思っていた。
特に前評判などは気にせず、何となく本書を手に取った。

主人公は鳴木戸 定。
マルキ・ド・サドをもじった名前と言うから、酷い。(笑)
 ※参考:サド侯爵夫人とわが友ヒットラー
そんな名を付けた父親は紀行作家で、一風変わった人だった。
ずっと家には不在であったが、母を亡くした定を世界旅行に連れ回し、
人肉食の儀式を体験させ、最期は目の前でワニに襲われて死んだ。

一風どころか相当に数奇な環境で育った定も、少々独特だ。
「ふくわらい」ヲタクなのである。
いまどきの子供では知らないのではないだろうかと思える程、
日本古来のシンプルなボードゲームを愛するあまり、
現実世界でもつい、目の前の人の顔パーツを動かしてしまうのだ。

故に彼女が持つ感覚は少々人とズレている。
顔はあくまでパーツの集合であり、可変なものなのだ。
人は見た目が9割、なんて本があったが
それが一定しない彼女は、名前に反して浮遊する価値観の中を生きている。
人と居ながらにして、人を見ていないのだ。

自活するようになった彼女は、編集の仕事に就く。
周囲にやや奇人と思われながらも、価値に惑わされない定は
偏屈な作家の理屈や無理にも淡々と応えていく。
(雨乞いはそんな気軽に応えていいもんじゃない気がするが・笑)
作家の紡ぐ「言葉」を見ているからだ。
「言葉」というパーツを集合させる作家の仕事に、敬意をもっているのだ。

見えているものをパーツとして捉える定。
ありのままの言葉を紡ぐ、プロレスラー兼業の作家。
定に猛アタックする目の見えない男。
容貌で得と損をしてきた同僚の女。
さまざまな「パーツ」が、定の無表情の「ふくわらい」に影響を落とす──

成程なあと思った。
奇妙な素材から万人に分かるものを作ると言うか、
面白い行程でストーリーを作る作家さんだなと感じた。
ショートケーキとイカスミを使って、味噌汁を作るような。
ええっと思わせてその落としドコロが、意外に心に近い場所へ来るのだ。

奇人の定というパーツを受け入れる周囲。
周囲と言うパーツを受け入れる定。
そのくだりは読んでいて、思わず鼻の奥がつんとする。
ああ、これはいい作品だったかも──
と思った途端、ラストで新喜劇のごとくずっコケた。

なんか本当にうえええ!?ってなった。
味噌汁の中からメロンが出てきた気分。
…コレはワザとなんだろーか?
や、決して悪い結末という訳ではないのだが、
すぐ近くまで来ていた定が、あっという間に成層圏まで飛んで行ってしまった感。

むむ、最後の最後でこの本の評価が分からなくなった。
そういう意味では確かに、もう1冊読んでみるかとは思ったが、
最後にズレた結末があるって事で「ふくわらい」なんだろーか。

(´ε`;)ウーン…

個人評価:★★★


ギリギリ間に合った~~…  >┼○ バタッ
焦ってたので、目を描いてるとこはショット撮り忘れたなり。

答えはピースの又吉氏でした。



今回の本の話じゃないけど、これも福笑いみたいなもん。
ちょっとパーツずれると、もう全然似せられない。
目とか鼻だけ切り取って、ちまちま直す。
今回は目をめっちゃ訂正してて、ショット撮り忘れたって罠。
ま、それも下手だからなんだけど。
(ホントに上手な人は多分そんなブザマな訂正はしない)

しょーもない遊び方。





コレにておしまい。右腕がダルい…。
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