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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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あたっくNo.1

あたっくNo.1 (幻冬舎文庫)あたっくNo.1 (幻冬舎文庫)
樫田 正剛

幻冬舎 2015-08-05
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献本で頂いた本。
題材とタイトルのギャップが気になって応募。
暫く読み進めて、なんかヘンだなと一度本を閉じた。
そうしてタイトルを検索して、納得がいった。

これは舞台演劇が元になっているのだ。
結構に長い上演歴を持つ人気作品で
最近ではEXILEがキャスティングされたことから、話題にもなったらしい。
成程、それで随分とエンターテイメント要素が盛り込まれているのかと、
少し気持ちを切り替えてから、再度読み進める。

題材は真珠湾奇襲攻撃。
要は潜水艦+航空機攻撃計画なのだが
潜水艦には「特殊潜航艇」と呼ばれる極秘武器が搭載されていた。
「回天」の源となる人間魚雷だ。
しかし乗組員は何処へ行くのか、元より目的すら知らされずに乗艦する。

個性豊かで、上下関係のゆるい潜水艦乗りたち。
(他の軍部に比べると、潜水艦内は比較的そういう気風であったという)
が、華々しい「敵への第一弾」を巡って
若者たちは怯え、勇み、諦め、または覚悟を強いられる。
「英雄」と「犬死に」の意が、それぞれの胸に落ちる──

ストーリー自体は実話である。
「九軍神」と呼ばれる真珠湾での戦没者のうち二人を
微妙に実名と変えて登場させている。
その戦没者を見送った乗組員が書いた手記を元にしているのだが、
これが作者の伯父であるらしい。

だが本作はあくまで舞台のために書かれた脚本である。
手記を書かれたご本人も戦死されており、
直接艦内の様子を聞いて書かれたものではない。
その辺を踏まえたうえで読めば、
笑いあり涙ありの満足度の高い舞台だったろうと思われる。

事実自分も、最初は意地になって「泣くもんかい」と読んでいたのだが
余りにガンガンと人間ドラマを押してくるので
ちょっとほろりと来てしまった。
若干悔しいが(笑)、舞台と言う意味では良作だと思うし、
もし劇場に足を運ぶ機会があったら、きっとほろりとするだろう。

が、もし本作を読んだ・見た人がいるなら
よかったね、面白かったね、泣けたねでは終わらず
現実の戦争記録にも触れて欲しいと思う。
潜航艇に乗り込んだ二人は決してこんな風に
仲間からの本音を胸に海へ向かったわけではないだろうから。

「死ぬな」「帰ってこい」「こんな戦いは間違っている」
それは平和な時代に生きているから、感動の台詞になるのだ。
永遠の0の「死にたくない」「家族のもとに帰りたい」と同じで
現在の自分達に「分かり易い」悲劇の伝え方となっているだけで
決して戦争の救いの無さと一致するものではない。

そこを理解して読めば、作品も舞台も楽しめるものだと思う。

個人評価:★★★★



【余談】
・これで潜水艦に興味を持ったのであれば、深海の使者などをオススメ。

・舞台の動画もちらと見た。EXILEと聞いて乗組員たちが縦一列に並んで
 ぐるぐるやってそうなイメージがあったが、ちゃんとお芝居であるようだ。(笑)

・本書で誕生日を祝って歌を歌うシーンがあるのだが
 「Happy Birthday to You」を日本語に直訳してあり
 その破壊力がスゴイ。試しに脳内再生したら1日止まらなくて困った。

・ちなみに正しい(?)日本語訳歌は
「♪うれしいな今日は 楽しいな今日は
  誕生日おめでとう お歌をうたいましょう」なんだそうだ。全然違う!!



ふと。





子供時代はつまらなかったが(笑)、今になって粗食製の健康を思い知る。





他はゆるゆるなのに、なぜか姿勢にだけは物凄く厳しかった。
が、何十年も言われていると身につくんだな。これが。



世代ギャグなので分かりにくいが、
昔のアメコミアニメは背筋が真っ直ぐのまま飛んだり走ったりするので
多分それっぽいと言われたのだと思われ。
褒め言葉なのかどうかも微妙だが。(笑)

とにかくウン十年後に効果を発揮するおかんの子育て。
ライフプラン長過ぎ。
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