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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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隣の家の少女

隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)隣の家の少女 (扶桑社ミステリー)
ジャック ケッチャム Jack Ketchum

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うげー…、後味悪い本読んじゃったわー…。
最近ではその女アレックスの監禁シーンがひでーなー
って思ってたけど、それ抜いた。



既にアラフォーになった主人公が12歳だった自分を回顧し、
妻にも話せなかった「真の苦痛」とはなにかを語る。

──小さな集落では、近所はみんな知り合いで、
子供は遊び仲間で、その家も自分の家のようなものだった。
そんな場所に、隣の家に越してきた少女。
両親を事故で亡くし、妹と共に引き取られることになったらしい。
気のいい母親と、仲のいい3人兄弟が暮らす家だった。

3つ年上の少女は今まで見たどんな女の子より可愛らしく、魅力的だった。
主人公は正体のわからない昂揚感に、胸をときめかせた。
この夏休みは、最高の夏休みになるに違いないと。
──が、遠い夏の日の淡い恋ともなりそうなプロローグは
じわじわと染みを広げ、真っ黒に濁っていく。

家に居心地の悪さを感じている少女を
主人公は少年らしい純真さから、リアルに感じ取れないでいる。
その純真さは愚鈍さとなり麻痺となり、感染する。
既に「虐待」と考えていい少女の境遇を
主人公だけでなく、多くの子供が看過してしまうことになる。

養母という絶対の存在下で、子供たちは
家の手伝いを言いつけられたかのように、従順に「秘密」を守る。
支柱の無い思考の中で、それが間違っているとも
大変なことをしているとも、判断しようとしない。
その流れに飲み込まれている主人公も、反吐が出るほど腹立たしい。

いかにも翻訳文っぽい翻訳文で
登場人物も設定も異国という遠いものに考えそうになるが
これを「いじめ」と考えると、ぞっとする。
いじめのボスタイプを十把一絡げには出来ないが、案外
「先頭に立つだけでついてくる人間はいる」という
微妙な心理を感覚的に知っているのではないだろうか。

主人公が少女に「空腹ならあの店からとってくればいい。
絶対見つからないし、みんなやってる」と助言し
「私はそういうことはしない」と拒絶され、腹を立てるシーンがある。
無論、万引きという文字にすればそれは罪だ。
だが「みんながやっている」という許容にも似た強制枠をつけることで
それは罪悪感を伴わない日常になってしまうのだ。

首謀者は養母なのだが、
行列のようにその後ろに並んでいる子供たちが、怖い。
何も考えていないことが恐ろしい。
そのライトさにぞっとする。
「真の苦痛」がなんたるかを秘めていた主人公の激白にふさわしい、
二度と手に取りたくない「ホラー」ではある。

ココまで胸をムカつかせるという意味では
スゴ本だと思うので、★4つ。
だが心からオススメできない。

読むなよ!いいか!ぜってーーー読むなよ!って、ダチョウ倶楽部か。

個人評価:★★★★


帰省 実家編つづき。
用事もあらかた済んだので、帰ることにする。





ふと、昨日送った宅急便を思い返す。





早く出てきたのが仇になった。
このままでは東京で10時間くらい時間を潰さねばならない。
とりま宅急便屋に電話してみる。



カスタマーセンターってなんであんなに繋がらねーんだろね。
ソレも繋がるまで待つんじゃなくて、容赦なく切られるところがまた寂しい。

続いちゃうよ。

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