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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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おじさんはなぜ時代小説が好きか

おじさんはなぜ時代小説が好きか (集英社文庫)おじさんはなぜ時代小説が好きか (集英社文庫)
関川 夏央 加藤 陽子

集英社 2010-07-16
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えっ。(´・ω・`) 時代小説好き=オッサンなの?
そんなパンドラの箱を開けてしまったらどうしようとページを開いたが
めっちゃ楽しい&大変な読書となってしまった。

オッサンが時代小説が好きな理由を考察したものでは無く、
関川先生がひたすら時代小説を深く深く深く語ったもので
「オウフwwいわゆる時代小説好きキタコレですねww
 まあ時代小説というとオッサンの範疇などと思われがちですが
 拙者としては いわゆる文学作品や時代背景などから
 多角的に見て欲しいわけでありましてwwフォカヌポウwww
 いや別に拙者はオタクではござらんのでwwwコポォ」
※元ネタは第7回ヲタク川柳より

や、こんな書き方は一切されていないが(当たり前だ)
1章の山本周五郎の作品を語るのに
著作7冊以外に10冊以上の他作者作品をあげて、語る語る語る。
ヲタクが好き作品の原作とアニメ版と映画版と設定集を並べて
あらすじと情熱と萌えとを語り、布教するのにも似ている。

果たして時代小説を苦手とする人が
これを読んで「ほほう」と感じるかどうかは微妙な気もするが、
元から時代小説スキーにはたまらなく面白い。
こんな調子で吉川英治、司馬遼太郎、藤沢周平、山田風太郎
以下諸々と時代小説の神セブンを萌え語るのだ。
コチラもまんまと「デュフフフコポォwww」である。

作家の人となりや背景だけでも面白いのに、
「時代小説」そのものの出来た歴史と絡めているから溜まらん。
そもそも時代小説というものが出てきたのは、大正時代終盤なのだとか。
が、当初は正しくは「剣豪小説」で時代よりも主人公推しであり
「通俗的」なものであったと筆者は語る。

文学をやれない者が、通俗小説を書く。
そんな位置づけであったから、いわゆる文学作品に反目する。
が、これが「大衆小説」の芽生えでもあるのだ。
文学仲間で派閥を作って見せ合うために書くような「友達小説」ではなく
「ウケる」ものを書くと言う小説家魂が生まれるのだ。

かといって、先生が文学作品の立ち位置をおろそかにしている訳ではない。
後年の時代小説家たちは、誇りをもって「大衆小説」を書くからこそ、
日本の時代や文学という基盤をも踏襲しているのだ。
例として森鴎外や志賀直哉、芥川や三島の作品をあげ
「デュフフフこんなとこで繋がってるんですwww」と文学スキーの心をも鷲掴む。

とにかく関川先生、布教の腕がスゴ過ぎ。
紹介された著作だけでなく、関連図書まで読みたくなる。
青空文庫だけで何冊DLしなきゃならんか!!
せ、せっかく盆休みに本棚を整理したと言うのに!!!

そんな事情にも構わず、関川先生は布教を続ける。
「大衆小説と言っても、ウケ狙いで書かれているんじゃありません
 そこには作家が生きた時代の中で育てた
 日本という国を見つめる主張が込められているんです(´・ω・`)キリッ」
…既読の本も結構あったが、そんな視点では見ていなかった。
くそっ!再読までしろってか!関川先生ったら鬼!!!

時代小説も今は結構に幅が広く
興味・共感を引きやすい仕立てになっている作品も多いから
オッサンが読むものとは言い切れない。
だがそういうライトタッチのものでない
「時代を生きる」というシンプルな時代小説を差すのだろうと思う。

大御所たちの作品は、真っ直ぐだ。
「コレは塩で食べてください」「こちらはツユで」「そっちは素揚げで」
とやかましい天ぷら屋のように(笑)
時代という制約の中でぐいぐいと読者を引っ張っていく。
それだけの信念があるのだ。

それは結末の分かっている歴史すら、心を躍らせる。
それは確かに関川先生の言葉を借りれば、
「おじさん大陸」に足を踏み入れたからこそ、分かる醍醐味かもしれない。
子供の頃は苦かったものが、ある日ふと美味く感じるように
日本という国を1歩引いてみることができるようになるのかもしれない。

いや、拙者オッサンではござらんのでwwwコポォwww

個人評価:★★★★


夏がくれば思い出す。



真っ赤なウィンナーとかは絶対買ってくれなかったが
炭水化物に偏った食事とかは気にしない。
添加物の多そうな駄菓子とかは与えないが
スーパーの惣菜だらけなのは構わない。(よく法則が分からない)





この場合はネギだけチンするか、捨てろということになる。





生で食べました。

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