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嶽神伝 孤猿 (下)

嶽神伝 孤猿(下) (講談社文庫)嶽神伝 孤猿(下) (講談社文庫)
長谷川 卓

講談社 2015-05-15
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嶽神伝 孤猿 (上)の続き。
シリーズ通して歴史背景はメジャーであり、
ストーリーも上下巻読みきりの形にはなっているのだが
山の者のキャラが結構な人数で前作を引き継いでいるので
これから読む人はセットで読むことをオススメ。

オマケに今巻で無坂と肩を並べて戦う「二ツ」が
「南稜七ツ家秘録 血路」「死地」という作品の主人公だと読んでいるうちに判明。
道理で妙に強ぇし、ややこしい過去だなと思ったら。
南陵七ツ家…のほうはまた読むとして、
このシリーズがまだ続くことを考えて、ちょっと自分のためにまとめとく。

【時系列順まとめ】
嶽神伝(上)(下)
1542年~ 信玄が父・信虎を追放し、信濃平定に乗り出した頃。
武田と婚姻を結んだ諏訪家娘・小夜に薬草を届けることから
小暮衆・無坂との縁ができる。

無坂 30代後半~40代前半あたり
妻に先立たれ、息子と娘二人がいる。
妹が嫁いだ久津輪集落は、若い者が少なくなったことから
山を下りて里で暮らすことを決心する。
長たちの寄合で、山の者は久津輪との付き合いを断つとされる。

一方同じく人が少なくなったことから、他の集落を襲う集落が出てくる。
山の者たちは事態をおさめるため、奔走する。
「山で関わったものを見捨てない」という山の掟が
無坂を否応なしに、諏訪や武田、北条の戦況にも引き込んでいく。

メモ:トヨスケは山中で死をみとった男から引き取った(→孤猿)
   弥蔵は巣雲の長の下で働いている(→嶽神)
   二ツは最後の方で無坂と知り合う(→孤猿・南陵七ツ家)

本書・嶽神伝 孤猿
1549年~ 武田が台頭しはじめ、上杉や北条へ戦地を広げた頃
寄合で4年の「外れ」を沙汰された無坂。
今川の家臣を助けたことから、信虎の庶子を探すことになる。
さらに日吉という少年(=秀吉)を介して、二ツと再会する。

が、そこに前作で他集落をことから地を追われた鳥谷衆が関わって来る。
また二ツには武田とさる因縁があり、その身を追われている。
無坂はまたもや戦況に巻き込まれていく。

作中で歳月が経ち、無坂の沙汰は解けるが
一時は死んだと思われた信虎の子が生きているのではと思い、
尚も山々を駆け巡る。
全ては「山で関わったものを見捨てない」という掟が、無坂を突き動かす。

メモ:病み衰えた小夜姫と無坂が「孤猿」の最後で、赤子の多十と出会っている。

嶽神 (上) 白銀渡り嶽神(下) 湖底の黄金
1581年~ 信玄が死に、勝頼の代で衰退していく武田。
幼い嫡子を密かに落ち延びさせるため、山の者に託す。
その者こそが多十。
女を殺した罪で、一人渡りを続ける山の者だ。

一方武田の隠し金を巡り、真田の使う忍が暗躍する。
その手で金山の集落が襲われ、娘たった一人が生き延びる。
多十は行きがかり上、この二人子らを抱えてしまう。
さらに多十の罪も、計略によるものではないかと言う疑惑が生ずる。

メモ:弥蔵は巣雲衆の長となっており、
   北条早雲は弥蔵のことを「嶽神」と呼んでいる。
   早雲(と配下の風魔の小太郎)のみ全作通して登場している。

評ではなくなってしまったが
全体を把握しとかないと自分が読みにくい&書きづらいので。
ちなみに山の者だけでなく、敵方の忍もあとからあとから出てくるが
「ククク…」と思わせぶりに出てくるのは大概、
無坂たちにやっつけられるから覚えなくていい。(笑)

タイトル通り「嶽神」という存在が大きなテーマとなっている。
数年から数十年に一度現れるとされ、
あらゆるものに関わり、導くという知力に長けた者だ。
遠い昔、争いの絶えなかった山を駆け、人心を説いたと語り伝えられている。

だとすれば最初の「嶽神」はどんな者であったのか。
既に「嶽神」と呼ばれている弥蔵にどんなストーリーがあったのか。
無坂は弥蔵と時代を共にしているが、無坂は嶽神ではなかったのか?
そうではないかと言われるシーンはあるものの
無坂編は二ツの因縁を含んだまま、何処か曖昧なラストとなっていた。
そして多十編が「嶽神」という結末を継ぐ者になるのか?

このシリーズはまだ続くのだ。
あとがきでは「上下巻×4の予定」と書かれているが
無坂編のみの数なのか、多十編を入れているのかは分からない。
前者だとしたらとてつもない数になりそうだが(笑)
確かに里の戦と一線を画した「山」という場所は余りに広く、余りに壮大だ。

敵が現れてはやっつけるという黄金パターンが続くのに飽きさせないのは
山の者の生活のつましさが、非常に魅力的だからだ。
戦国と言う華やかな下克上絵巻に登場しながら
彼らは己にかかる火の粉を振り払い、ただ掟を順守しているだけだ。
山のごとく動かない、その価値観。

ふと思う。
風林火山で知られる武田信玄の実像は、小説内には全く出てこない。
だが戦略だけをみせられ、なんとも慌ただしく
ぎらぎらした欲望だけが印象に残る。
それは本当の「山」との対比なのではないだろうか。

果たしてこの物語にどんな歴史が絡み、
どんな結末が待っているのか、今からワクワクする…!
──が、ソレまで覚えている自信がないので
取り敢えずメモ書きとさせてもらった次第。(笑)

いや、細かい話は飲み込まなくても
山田風太郎並の忍術vsハードボイルド山男の合戦が楽しめる。
お好きな人は、是非っ!!

個人評価:★★★★


先日の地震ネタで思い出した事。











名誉のためにいっとくと(今更名誉も何もあったもんじゃないが)、
今はもろもろの事情で何か着て出てくるが、ずっと風呂上りパンイチ裸族だった。
ウチのおとんはちゃんとパジャマ着て出てくる。
自分も妹もそうである。

他の家でとーちゃんがパンイチ裸族の例を何件か聞いたことあるが
本人や他の家族はそうでなかったりする。

裸族は一家族につき1人という天の采配があるんだろーか。
夏休みの自由研究にいかがですか。(やんねーだろ)

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