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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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東慶寺花だより

東慶寺花だより (文春文庫)東慶寺花だより (文春文庫)
井上 ひさし

文藝春秋 2013-05-10
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映画「駆込み女と駆出し男」が封切り。
縁切寺を舞台にしたストーリーと聞いて見たいと思っていたのだが
なんやらかんやら忙しくなってしまった。
で、原作があることを知り、とりまコチラを読むことにする。

映画は予告サイトだけちらとみたが
キャラなどを見る限り、かなりアレンジが入っているモヨウ。
映画として起承転結をつけなければならないからだろう。
原作は15に分かれた駆け込みと女性像の短編集で
「梅の章 おせん」「桜の章 おぎん」「花菖蒲の章 おきん」…と
それぞれの季節と人間模様が語られている。

主人公は医師見習いでありながら、駆け出しの滑稽本書き、
更に駆け込み寺付きの宿屋のヘルプもやっているという
奇妙な3足ワラジの男である。
この役が大泉洋というのは、なかなかハマリ役な気がする。
これだけでチョット見たくなるではないか。

さて現代と違い、当時の婚姻は役所の紙を通すものでは無い。
(ただし人別帳をおさめている寺へは報告したようだが)
祝言をあげれば結婚であり、三行半(みくだりはん)が渡されれば離婚である。
こう書くと、女性の意志など全く関係ないように見える。

が、この頃の婚姻システムは今と随分違う。
まず花嫁は持参金をもって嫁ぐことが前提だ。
夫が離婚を切り出した場合は、
この持参金を妻に返金しなければならないと言うシステムだ。
これをきちんと認めたものが「三行半」なのだ。

別れたくとも、夫が了承しなければ離縁はできない。
例えば夫がワザと妻を手酷く扱ったりして
妻が三行半もなしに出て行ったりすれば、持参金は返金されない。
故に女性は、縁切寺へ駆け込む。

苦境から逃れるために。
もしくは夫に離縁を認めさせるために。
三行半は夫が勝手に妻に突き付けるモノではない。
妻がその後、再婚して歩き出すための証明書なのだ。
縁切寺は女性サイドの「離婚調停人」として存在したのだ。

決して女性の低い地位を書いたものでは無く、
むしろ女性が未来を歩こうとしている姿として書かれたのが
読んでいても心楽しい。
また鎌倉に訪れる季節の描写が、読んでいて美しい。
「別れる男に花の名を一つは教えておきなさい」と言ったのは川端康成だが
男女の仲に別なく四季折々に花は盛り、落ちて、また廻る。
儚く見えても花は、何度も咲き誇る力を内に秘めているのだ。

ほとんどが妻側の話の中、夫が縁切寺に駆け込む話も面白い。
映画を見た方でも、原作はまた別に楽しめると思う。
むしろストーリー立ててない原作の良さを楽しんでほしい。

個人評価:★★★★★


どうでもいい話。









「いつも涼しそうだよね!」とか言ったら絶対睨まれる。
空気抵抗に関しては自分でも何を言ってるのか分からないし。



個人的には常人にはできないネタが沢山あってオイシイ気がすんだけど
多分ハゲに対するネガティブオーラが
他の追随を許さないくらい強力なんだと思う。

という話を何故か続ける。
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