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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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658

宿神 3巻

宿神 第三巻 (朝日文庫)宿神 第三巻 (朝日文庫)
夢枕 獏

朝日新聞出版 2015-04-07
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宿神 1・2巻の続き。4巻にて完結。
評を書く前に、この複雑な平安時代の話をしたい。
単なるシュミで。

奈良(平城京)→京都(平安京)に遷都されてから
(※上記の間にも大阪やら滋賀やらをふらふらしていたが)
鎌倉幕府成立までの約360年間を、平安時代と呼ぶ。
江戸幕府が260年なのだから、恐ろしく長い。

が、徳川のように盤石の政治基盤を築いたものではなく、
なんともゆるゆるふわふわしたものと見える。
だがこんなゆるふわ時代だったからこそ
切れ者や傑出した人間が一気にその栄華を掴むという
戦国時代に負けじ劣らじの権力流転が生まれたのだろう。

また一方で歌を詠んではさめざめ泣くという
感情的で悠長な部分をも生み出している。
日本の三大怨霊とされるものが
全て平安時代から出ているというのも面白い。
(※初期に菅原道真・中期に平将門・後期に崇徳院)

「ありのままの私でいいの」時代というか、
「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」時代というか(←?)
取り敢えずなかなかに興味深い時代であり、
自分の中で怨霊ブーム→ちょい平安ブームに繋がった所以でもある。

平安時代を語るのに外せないのは「摂関政治」「院政」という政治形態だろう。
天皇が引退後に上皇となり、実質政治の手綱を握る。
奇しくも道真公の頃に藤原家が摂関政治の基盤を築いた形となり、
崇徳院の辺りで衰退の兆しをみせた。

政治には金がいる。
天皇は立場上、数多の典礼をこなし、寺社などを建立・修繕せねばならない。
「荘園」という大胆不敵な脱税システムを制した藤原氏が
天皇に対して力を持ったのも頷ける話だ。
が、この力を逆手に取ったのが平清盛なのだ。

コネとカネがあれば何とかなっちゃうんじゃね?という
平安時代の真理に気が付いてしまうのだ。
これが折しも白河天皇が上皇となって院政を敷いた頃であり、
藤原摂関家の栄華に僅かなスキを見いだしたのだ。

平氏のカネの元が、日宋貿易だ。
コネとしては、清盛自身に白河天皇の落胤説がある。
がそもそも平氏・源氏は天皇と遠からぬ血筋で、
地方で発生した「武士」という者たちのリーダーとして
ニュータイプ貴族としてブイブイ言わせていた頃だったのだ。

コレにチョーシこいて乱を起こしちゃったのが前出の平将門だが、
清盛はコネとカネでじっくり政治の中枢に食い込んでいく。
以前に大河「平清盛」があったが、
アレは清盛をサワヤカ路線にしちゃったのが、惜しかったなあと思う。
自分としては「正義の悪人」の清盛をやってほしかった。

ともあれ平安時代というのは、雅な貴族の時代でありながら
野望がむきだしの時代だったんじゃないかと思う。
「カネ」や「地位」という欲にまみれたモノを求めるにしろ
そのパワーは圧倒されるほどに強力で
ともすれば「美しい」と言わざるを得ない程だったのではないか。

社会のシステムがしっかりすればするほど
人の持つ野望というのは、ある程度こじんまりするものだと自分は思う。
そういう意味で、現代で怨霊になれる人は出ないと思うのだ。
「(自己)愛のままにわがままに」生きられた時代だからこそ
三大怨霊というものが平安の世に出たのではないかと思ったりする。

武士の世よりももっと、違う意味で「荒ぶる」時代。
そこに生まれたからこそ、自分は怨霊に興味を持ったのだろう。
結果から言うと、崇徳院目当てで読んだこの本は
さほど崇徳院に焦点が当てられている訳ではないが
清盛の描かれ方はなかなかに良かったなと感じた。

元「北面の武士」同士とはいえ、実際に佐藤義清が西行となってから
二人の間に親交があったという記録はない。
これが大河でも本書でも、二人を結びつけたのは何故か。
大河では「静」と「動」のような真逆のものような印象があったが、
本書を読むと、真逆ながら似た者だと感じる。

で結局、本書の話をほとんどしないまま総括を4巻で語ることにする。(笑)

個人評価:★★★★


また別のお嬢さんの話。

関西に居た頃は百貨店の食器売り場におり、
自社は純度の高い金絵を使ってるのがウリだった。(一応高級食器的な)



「あら、レンジ使えないのね」とよく客に言われたので
今の時代に不便だよなー、と同僚と喋っていたところ。



お嬢さんのたまわく、不便など感じたことが無いと。





キチンとしたお宅には、キチンとしたお皿の需要があるのだと
心から実感したと言うお話。



あのパン屋の皿の異常な強度はなんだろうな。
10年以上使っても割れないんだが、何で作ってるんだ。

ところであの時期になると、トラウマレベルでパン食が続いた記憶があるため
自分はパン祭がすごくイヤで、シールを集めたことがない。
あれで毎年皿を5客集めるって、尋常じゃないよな…。
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