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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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四日間の奇蹟

四日間の奇蹟 (宝島社文庫)四日間の奇蹟 (宝島社文庫)
浅倉 卓弥

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ここ数年はブログが備忘録になっているのでいいのだが
それ以前に読んだ本は、記憶が曖昧になっているものが多い。
いずれ再読してまとめたいなあと思ってはいるのだが
「シンカンガデター」というトラップにひっかかって、なかなか前へ進めない。

イイ加減に本棚を整理しなくてはと本棚に手を伸ばすと
「コレドンナホンダッタッケー」というトラップに以下略。
既に作者あ段で引っ掛かってるトコがまた。
※ウチの本棚は作者50音順に並べている

このミス大賞の記念すべき第一作目。らしい。
特に悪い印象もなかったような気がして読み始めたのだが
なんかもうイロイロと衝撃を受け
物凄い遠い目をしてページを捲っている自分がいる。

──留学先で事件に巻き込まれ、音楽生命を絶たれたピアニスト。
運命の神様の悪戯か、ピアニストは
その事件で天涯孤独となった少女を引き取ることになる。

だが運命の悪戯か、少女は脳に何らかの障害があり、
人と意思の疎通をすることがほぼ出来なかった。
そしてこれも運命の悪戯か、
少女は一度聞いただけでピアノを弾きこなす才能があることが判明。

障害故に、少女が通常の方法で音楽を学ぶことは難しい。
ピアニストは少女をつれて、慰問で施設などを回る生活を始めた。
それも運命の悪戯か、慰問先の責任者の女性が高校の後輩で、
なんとピアニストを初恋の人だったという。

が、またもや運命の悪戯か、落雷から起こった災害で、
女性は少女をかばって意識不明の重体になる。
少女は目を覚ましたが、様子がおかしい。
そこに、最大の運命の悪戯が

この辺でやめとこう。(笑)
このファン(=このファンタジーがすごい!)だったら何も思わなかっただろうが
運命の神様がいたずらっこ過ぎて吹く。
それはあとがきでも指摘してあるので、承知の上でのノミネートであり、
ミステリー成分より、全体としての完成度を取ったのだろう。

なので設定はちゃんと作りこまれており、描写も美しい。
が、その感動にむせぶ筈のクライマックスシーンで
恥ずかしくて穴があったら埋めたい自分がいる。
ディ●ニーでノリノリのキャストさんのアクションを前にして
一瞬我に返ってしまった時に似てる。かもしれない。

「さ~~、みんなで奇跡を願いましょうね~~~
 ほらっ!みんなの思いが通じて感動の奇蹟が起こりましたよ!」的な?
自分が一歩踏み込まないと入りづらいというか、
惜しげもないキラキラした予定調和の美に対して
何かこう気おくれするというか、若干恥ずかしい。(/ω\)ハズカチー

多分年齢も関係しているのだろう。
発行がもう10年の前だから、その時はスルーできたのかもしれない。
今の自分では、障害を扱った話としては、
すこし安易な結末を付けてしまった感が否めない。
まあタイトルが「奇跡」だから正しいのだが。

多分こうして年代で読むモノって
ちょっとずつしょっぱくなっていくんだなあと実感。(苦笑)

個人評価:★★★


奇跡って言えば。



大叔母は一人暮らしだったので、入院やらなにやらは
親戚で手続きをせねばならない。もちろん、葬式も。





医者が太鼓判を押していた(?)キトクだったので、
奇跡と言えば奇跡かも知れない。



葬式で実家に帰るつもりだったが、「必要なくなった」と連絡が入る。(笑)
また別の日、見舞いに行ったときも大叔母がこんなことを言っていた。



かように、奇蹟とは感涙を誘うものばかりではないということ。
ああ、だから感動できなかったのか…。
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