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宿神 1・2巻

宿神 第一巻 (朝日文庫)宿神 第一巻 (朝日文庫)
夢枕 獏

朝日新聞出版 2015-03-09
売り上げランキング : 5721

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先に言っておく。
この本を読むのは崇徳院が目的であると。(´・ω・`)キッパリ

怨霊ブームから崇徳院の小説を捜したが
チョイ役では出ていても主役にはなってくれないのである。
まあ本書も主役ではないのだが
良い役ドコロであることを願って、ページを開く。

主人公は西行法師、──佐藤義清(のりきよ)である。
歌人として有名であり、百人一首では

嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな

と詠っている。
僧侶にしては何やら艶めかしい歌ともみえる。

彼が出家した理由は、諸説あるが定かではない。
それを獏氏なりに西行の像を探ったものが本書だろう。

西行は「北面の武士(※上皇付きの護衛)」であり、
クラスメイト(?)としてはあの平清盛がいる。
つまりは武士の世が到来するまさに過渡期だった訳だ。
行く行くは武士の頭領となる清盛は無骨者だが、、
人ならぬ出世欲が溢れているのが分かる。

一方西行には、そのような猛々しさは見られない。
教養と風流を備えた、かなりのイケメンであったという。
が、彼は道ならぬ恋に堕ちてしまうのだ。
天皇の中宮妃・璋子(たまこ)への。
(※一説にはもう一人の妃だった得子と言う説もある)

璋子と西行は17歳という歳の差があるのだが、
璋子にもちょっとした逸話がある。
天皇の妃でありながら、その前から上皇のお手つきだったとされる。
(※ここでは鳥羽天皇の祖父である白河上皇)
ちなみにこの璋子が生んだ子が崇徳院であり、
実際のところは上皇の子である。

簡単に言うと「魔性の女」だった訳だが
本書では璋子と西行にある共通の秘密を作っている。
二人には「世ならぬもの」が見えるのだ。
心霊とも精霊とも魂ともつかぬもの──
「宿神」は人に何をもたらす訳ではないが在るべきところに在るのだと
ただ不明瞭な説明しかない。

ちょっと宗教スキーな自分としては、興味が動いた。
多分だが、真言宗がベースにあるんじゃないだろうか。
真言宗は説明するのが難しい。
「言葉には表せないもの」だからこそ如来の教えなのであり、
宇宙ヤバいもの、みたいな意味があるのだ。

崇徳院目当てで読み始めたが、
「怨霊」と紙一重の想いが、本書には沢山出てくる。
西行自身がそうなのだ。
我を忘れてしまうほどに物狂おしい恋心。
その想いが奔流となって、和歌へと流れこむ。

心が、何かの境界線を越えた瞬間。
楽しさに、愛しさに、悲しみに、──もしくは怨みに、
ただ一心となった時、人は境地に足を踏み入れてしまうのだ。
鬼ヤバいその世界へ。
この舞台で崇徳院がどう描かれるのか、ワクテカが止まらない。

1・2巻では西行の恋が生まれ、
璋子の死が二人を分かつところまでが描かれる。
西行の想いはこれで果てるのだろうか。
「宿神」の正体とは何か。
っていうか崇徳院はよ。はよはよ!

4月に3・4巻が出るそうで、崇徳院への過剰な期待は持ち越し。

個人評価:★★★★


つい先日あった怖い話。





幸いその時点ではクマーは自分に気付いていなかった。





そこで目が覚める。
休みだったので遅寝するつもりが、そこそこ早起きしてしまった。



自分は心からクマーを怖いと思っているのだが
こーゆー話をするとネタで怖いと思われる。
いやホントに怖いんだってばさ。

でもツッコミどころを失うのは悔しいの!
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