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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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世界の[宗教と戦争]講座

<決定版>世界の[宗教と戦争]講座 (徳間文庫)<決定版>世界の[宗教と戦争]講座 (徳間文庫)
井沢元彦

徳間書店 2011-10-07
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宗教本が好きである。
別に宗教かぶれしている訳ではないが、
国家や民族の歴史を見る際
宗教の影響というものは馬鹿に出来ないウェイトを占め、
成程なぁと唸らされる事が多々あるのだ。

本書はユダヤ・キリスト・イスラム・仏教・神道・儒教が章で分けられている。
スターリンのことを「…という悪いやつがいて」などと
平易な表現(笑)に終始してあり、非常に分かり易い。
「それはどうかなー」と感じる部分も無くはなかったが
全体的には各宗教の特徴と歴史が比較でき、良書と思う。

どの章も面白かったので迷うところだが、日本の宗教を取り上げよう。
日本の代表的な宗教は、仏教とされる。
が、ブッダが起こした仏教とはかなり違う。
そもそも日本には神道が生活に浸透している上で
テトリスのように上手く隙間に組み込んだものだからだ。

ここが日本人の面白いところだ。
そもそも唯一神と多神教では考え方がまるで違うのだが
多神教はある意味、「いい加減さ」を受け入れることでもある。
日本人と言えば真面目で几帳面というイメージがあるが
これを読んでいると、すげーアバウトな民族だなとすら思った。

八百万の神という例えがあるが、
ホントに日本人は神様がどんだけいようが構わないし
「格」というものをさほど重視しない。
大社に祀られた神様も、便所の神様も等しく神様なのである。
多分「八百万」の中にキリストを入れちゃうくらいの鷹揚さなのだ。

日本人がそこそこ信じているものがあるとしたら、「霊」だろう。
「ケガレ」や「呪い」があり、それと折り合いをつけるために
神社詣でや寺参り、葬式やお祓いと言ったものが今でも在る。
「縁起担ぎ」もその一端だろう。
これらと大きく矛盾を訴えないものが、日本にとって「良い宗教」なのだと思う。

そういう意味では、日本人が唯一神と仲良くやっていくことは難しいだろう。
言い方を変えれば「神様は全て神様」という純粋な信仰心なのだが、
それは同時に無神経さと言い換えてもいい。
故に日本には、めっちゃやさしくて寛大な神様が必要なのだ。

親鸞に浄土宗・浄土真宗のことを書いたことがあるが
民衆を救うために究極まで教えを圧縮したため
この時点でもう「仏教」とはかなり違うものになっている。
※芥川の神神の微笑がコレを面白くツッコんでいる
なんと「南無阿弥陀仏」と唱えるだけの簡単なお仕事なのだ。

よくよく考えれば「阿弥陀様」だけを信じる唯一神の筈だが
この阿弥陀様はとにかくやさしいのである。
仮に10月に仮装パーティに参加して12月にクリパを楽しんでも、
真心を込めて拝めば、「うむ」と赦してくれるのである。
すごく日本人向きなのが分かる。
こんなアバウトさは、多分世界でも稀有なのではないか。

だがそれだけに、神という存在をかけて戦争や
テロを起こす心情が理解できないという部分が、日本人にはある。
著者は韓国が儒教国であることを例にとっており、
日本が「ゆるす」度量を美徳とするところに食い違いがある、と言う。
さすがにこれは宗教観だけで片付けていい問題ではないが、
「己の常識が正ではない」という観点には、成程と思うところがある。

全部は書ききれないが、他の宗教の章も面白かった。
ユダヤ・キリスト・イスラムは実は同じ神を崇めていることや
旧ソ連とアメリカは何故相容れなかったのか、
イスラムのスンニ派とシーア派の歴史、
ユダヤ人差別をヴァチカンが黙認していた理由など
歴史的にも時事的にもなかなか興味を惹かれる項目が並んでいる。

個人評価:★★★★

補足:
本書で知ったオモシロ仏教知識。
戦時中、日本の13の宗派で合同法要をする話が持ち上がったが
1つとして共通のお経が無く、結局立ち消えになったのだとか。
それでも宗教的な対立が起こらないのだから
日本人のアバウトさは結構「神」レベルなのかもしんない。



阿呆ファイナルファンタジー、まだまだコンティニュー。



両脇にはクマザサがもっさり生い茂っている。



この頃すでに熊は最「凶」生物だと思っていたので、チョーこええぇ。
死んだフリじゃなく、マジで死ねる自信ある。
しかし二人とも体力的に限界で、前駅まで戻る気力もなかった。
つーか最悪の場合電車が来る。(笑)



が。





──そうして鬱蒼と草木の茂る山へ、我々は足を踏み入れた。
この時になって車掌さんがケゲンな顔をしていた理由が分かった。(遅)

続く。
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