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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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ウエンカムイの爪

ウエンカムイの爪 (集英社文庫)ウエンカムイの爪 (集英社文庫)
熊谷 達也

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ちょっとオヒサのクマー本。
しょっぱなに羆嵐シャトゥーンデンデラと濃ゆいのを読んだ所為か、
随分落ち着いて読めるようになった。(笑)
元より熊谷氏作品は「ウヒャーー(lll゚Д゚)!!」を求めて読むモンじゃないけど。

撮影旅行中の主人公は、山の中で巨大なヒグマに出くわす。
殺られる、と思ったその瞬間なんと
突如現れた一人の女性が、銃も無しに熊を遠ざけてしまう。
ずっとそのことが心に引っ掛かっていたが、
北海道で熊の追跡調査をする研究所の取材に出かけ、
奇しくも彼女と再会することになる──

人間ドラマとしては、ちょっと出来過ぎ感もなくはない。(笑)
2章で北海道にキャンプに来た大学生サークルが出てくるのだが、コレが酷い。
ほろ酔い気分も手伝い、対岸にいるとは言え、
「クマさん」と話しかけて、あまつさえ餌をやったり石を投げるのである。

馬 鹿 な の 死 ぬ の ?
おクマ様の姿を現実に見てそんな暴挙にでるとか
脳内どんだけお花畑満開なの?
大事なことだから2回言うけど、馬鹿なの死ぬの?
物語上の演出とはいえ、ある意味ココは「ウヒャーーーー(lll゚Д゚)!!!!」だった。

まあそういう意味ではベタなストーリーではあるのだが
主人公が取材した内容がちょっと興味深かった。

「アンブレラ・スピーシーズ」という言葉がある。
日本語にすれば「傘種」、食物連鎖の頂点にある動物のことだ。
頂点にある動物の生態が安定していれば
その生態域の食物連鎖ピラミッドも安定しているということになる。
要はヒグマがそこから人里に出ている時点で
その生態域には問題があるという考えだ。

ヒグマが増えすぎても、ピラミッドは崩れる。
かといって絶滅させてしまえば、恐らく他の弊害が出る。
しかし一定数で増減してくれなどと、野生動物に頼めるはずもない。

甚大な数でなくても、クマが一家族増えれば新しいナワバリが必要になる。
だが一口に山森と言っても、木が生えていればイイというものでは無い。
人間にとって生産性の高い木を植林した山に放されても、意味はない。
果実や種実、やわらかい草花が自生していなくてはならない。
それでも、山にだって凶作の年はある。

自分はクマーを最「凶」生物だと思ってるが、
だからクマが居なくなればいいなんて思ってる訳ではない。
かなりの(相当にかなりの)距離を置きながらも、
美しい野生動物だと思うし、山の神と崇められたのも理解できる。
だが「熊は危険な生物ではありません」という触れ込みもヘンだと思う。

恐れていいと思う。
「遠くに在りて思ふもの」でいいと思う。
自然界の頂点に立つ王者には、それだけの距離が必要だ。
少なくとも自分がそう言う場所に訪れる場合は
「クマーに逢わない」よう心がけることが王への礼儀と思う。

「共存」なんて軽く考えるものでは無いと思う。
観光客には「自然がいっぱいで素敵!」と見えても
クマーには「不自然」な土地もあるのだ。
死んだフリでクマをやりすごそうとしてるのと同じで、
人間の理屈が野生に通るとは限らない。

小説なら、登場人物が助かればそれでハッピーエンドだが
現実問題で考えると溜息が漏れた。
そう言う視点で考えさせてくれたと言う意味では、良書だった。

個人評価:★★★


何のカンケーもなくバーチャン話。



台所太平記の評の中で書いたことがあるが、
ばーちゃんはオジサンの家でずっと住み込みをしており、
オジサンが超和食党で、パンを食べることが無かった。
ので、時々買い物でこっそりパンを買って食べたりしていたらしい。







でそのまま食ったので、当然年寄りの歯が敵う訳もなく
ばーちゃんは四苦八苦したが、食べることができなかったらしく。



あんまり悔しかったのか、後日電話がかかってきた。
うん、こーゆー夢って破れると、凄いショックだよな。(笑)
その後何十年も同じコト言ってたからな、ばーちゃん。

ホントはクマー繋がりでばーちゃんの田舎話書こうと思ったんだけど
長くなりそうなのでまた次に。
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