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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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ある小さなスズメの記録

ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 (文春文庫)ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 (文春文庫)
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分かっているとも。ツッコミはOKだ。
ト リ 嫌 い が ト リ の 本 読 む な よ っていう。
自分でもレジで購入しながら、何度セルフツッコミをしたか。

いやでもシンプルでセンスのいい表紙と帯の配色、
また訳者が梨木さんだというのもあって、ずっと悶々としていたのだ。
ああもう面倒くせぇなコイツ(#゚Д゚)
日常目にするような鳥類なら平気だろとか、気軽に思ってはいけない。
自分がどれくらいのトリ嫌いかというと、こうだ。

 ・リアルな鳥の写真・造型は見るのも触るのもイヤ
 ・リアルに描かれたイラストは勿論のこと、インコ漫画レベルでも駄目
 ・大きいトリより小さいトリが駄目

  ※日常目にしないからであり、アフリカ人だったら3歳で世を儚んでる
 ・トリの描写だけで評価が下がった本がある
  ※逆にホラー成分として評価が上がったものもある
 ・おそらくトリに対しての共感値が著しく低い

が、クロッキーのような表紙のスズメは、ギリだった。
むしろ可愛いような気もする。
ひょっとしてイケるんじゃね。
なんせトリ好きの人が書き、トリ好きの人が訳したんだし。←???

以上、そんなLv1のへっぴり勇者が無謀にも挑んだ冒険譚として読んでほしい。

本書はタイトル通り、スズメの雛を拾った女性の記録だ。
目も開かず羽毛もなく、その上身体のハンディキャップを背負ったこの雛は
この日から12年の「人生」を神からもたらされることになった。
そう、スズメは(一般に)知能が低いと言われる鳥類のそれではなく、
実に紳士然たる物腰で、類稀なる音楽的才能とそして
愛に満ち足りた生をまさに「謳歌」したのだった。

───という話だというのは分かっている。
が、もうしょっぱなから雛がコワイ。
可哀相だとは思っても、恐らく自分なら雛に触ることもできないだろう。
あの薄い表皮の下に透けた眼球がリアルに思い出されて
早くこのトリに羽毛が生えないかと心臓バクバクさせながら読んだ。

喜ばしいことに、雛は瀕死状態から脱する。
毛も生える。
本とは全然別のことに安堵しながら、先を読みすすめる。
が、途中でトンでもない事実が発覚した。

途中に何枚かトリ写真が挿入されているのである。
ここでカラーのトリ姿どアップとか出てきたら、試合終了である。
が、羽と足にハンデがあるらしいスズメの姿も気にはなる。
もう気分はお化け屋敷。
薄目でページを捲っては安堵する、まさに最初から最後までクライマックス。

ちなみに写真は全てモノクロで、被写体は小さくしか映っていない。
ギリで可愛い気もした。
い、いいいいいけるんじゃね?(へっぴり)
このスズメは音楽家であると同時に武闘派でもあると書かれていたが、
時代を超えて完全勝利のゴングを打ち鳴らしているとは、よもや知るまい。

が、こんな自分でも、一緒に暮らす動物に注ぐ想いは理解できる。
「動物が私にこう言っている気がする」
きっとそれは飼い主である限り、真実に違いないのだ。
言語や神経信号が全く異なっていたとしても、
受け容れた愛情への純真さは、生あるもの全てに共通すると思う。

老齢に差し掛かり、スズメは病のために羽毛も抜けていく。
正直恐怖感は拭えないが(苦笑)、この辛さは自分にも覚えがある。
ちょうどこの本を読んでいた2月5日は、飼っていた猫の命日だった。
最期は歯茎が腫れ、毛並もぼさぼさだったが厭う事など有り得ない。
ただこんなにも長い歳月、生きてくれたのだと思うだけで。

「彼の一番美しい写真が残っていないのが悔やまれる」と言う作者の言葉は
トリ嫌いでありながらも、よく分かった。
けれど仮に、どんなに可愛く撮れた写真が存在していようとも
貴女の細やかな愛情をもってスズメの仕草を見ていたカメラには適わない。
貴女が言葉を尽くして語る彼の実像こそが、彼の「人生」なのだから。

故に梨木さんの翻訳も、非常に忠実なものになっているのだと思う。
多少戯曲のような言い回しも含めて、
作者とスズメの間にあるものを壊したくなかったのだろう。
またそれだけに、スズメの生態が非常に興味深い。
自分が完読出来たので、多少のトリ嫌いの方でも大丈夫だと思われる。

ちなみに本書でトリ経験値が1つあがったとか
苦手度がさがったとか言う事は、全く無い。(´・ω・`)キッパリ
これからもハトがいれば無言で回れ右するし、
窓辺でスズメがチュンチュン鳴いてたら窓を閉めるし
ヒクイドリが歩いてたら泣いて逃げる。(大抵の人は逃げるであろう)

けれどこの本は多分、我が家の本棚という止まり木に捕まりながら
不思議そうな顔で鎮座していくだろうと、そう思う。

個人評価:★★★★


猫とトリで思い出した話。



土曜だったので、相方も一緒に帰ると言う。



相方が動物を飼っていたとこの時初めて聞いたので、へぇ、と思った。
特にトリに思い入れもないようだったし。





3秒考えてから、噴き出した。
っ て ち ゃ う わ ぼ け ぇ (#゚Д゚)



10年以上、飯も風呂もトイレも世話したオレの思い出を
雑過ぎて可哀想な話と一緒にスンナ。

別に笑わそうとしたとかいうのではなく、
何か言わなくてはとチョイスしたトピックがよりによってコレとか
コイツは社会と上手くやってるのか、時々マジで心配である。
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