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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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先生のお庭番

先生のお庭番 (徳間文庫)先生のお庭番 (徳間文庫)
朝井 まかて

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初・朝井さん作品。
…んー、正直イマイチ合わなかったなぁと。
なんでじゃろう?と考えてみる。

ふぃりっぷ・ふらんつ・ばるたざある・ふぉん・ずぃーぼると。
日本史にも出てきたシーボルト先生のフルネームである。
医者。鳴滝塾。シーボルト事件。
そんなキーワードがあなたの脳内にも残っている筈だ。
で、ナニした人なのっていう。

彼は長崎の出島に住み、当時の蘭学者たちに医学をはじめとする
西洋の学問を教えた人気絶大のセンセーだ。
また日本を学ぶことにも意欲的で、日本人の妻を持っていた。
あらじゃあニホンダイスキよーの外タレみたいなもんかというと
これまたシーボルト先生は、なかなか面白いオヒトなのである。

当時、西洋ではオランダのみ交易を許可していた幕府だが
実はシーボルト先生はオランダ人ではない。ドイツ人である。
故にオランダ語が不得手で幕府の役人に怪しまれるも
「訛りがあるので(´・ω・`)」「あ、そうなの(´∀`*)」で入国してしまったと言う
割と根性のある御仁なのである。
一説にはシーボルトは国から日本の内部調査を拝命し、送られてきたとも言われる。

ともあれ、シーボルト先生のお庭番が主人公である。
お庭番は忍ではなく、本当の「庭師」のことである。
シーボルトが実は植物学者でもあったことは
彼の著した日本植物図鑑などからも知られる。

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T.A.チェルナーヤ 大場 秀章

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彼は日本の美しい植物をヨーロッパで繁殖させたいと思う。
華やかな富を運ぶ蘭船の入港には浮かれても、
得体のしれない出島に行くことは渋る植木屋の面々。
その白羽の矢を立てられた気弱な少年・松吉。
だが次第彼の情熱と人柄に惹かれ、植物園の手入れに精を出す。

元女郎ながら、奔放であかるい妻の滝。
奴隷として連れてこられ、すっかり日本に馴染んでいる黒人おるそん。
だが先生はいずれ、祖国へと帰る。
それぞれの胸に微かな不安を抱えていたある日、「シーボルト事件」が起こる。
※シーボルトの船から御禁制の日本地図などが発見され
 協力者と思われる要人たちが刑に処された

なんというか、シーボルトをどう書きたいのかがハッキリしない。
日本を妻を愛した親日家という善人としたかったのか
腹に一物あるスパイとして描きたかったのか?
また松吉が蘭語に興味があったという伏線も、途中から行方不明になっている。
シーボルト先生があまりに日本語が堪能過ぎて、
標準語と長崎弁と侍語使いこなしておらっしゃるのも不自然。

個人的な印象なのだが、シーボルトは「学問による交易」をやってた人だと思う。
西洋学⇔日本文化という交換レートで。
無論そこに日本への愛着と理解もあったとは思うが、
基本的には自国と自分の学術的地位の為だったと思う。

実際彼は、日本の茶を植民地で栽培したり
日本固有の植物などを持ち帰ったりしている。
どういう経緯と承諾でこれをやったのかは知らないが
国際的な意味でまだまだ甘かった日本の警戒を
潜り抜けたが故の功績であるように思う。

彼が開国や蘭学の功績者であることは確かだが
日本のためであったかというと、ちょっと違う気がする。
曖昧な彼の立ち位置を描いた「正直」なストーリーだと思うが
そこから何も上書きされなかったのが、惜しい。

個人評価:★★★


おかんメール。とは。





花火の動画が見れると思うじゃないですか。フツーは。





花 火 の 動 画 つ け ろ よ (#゚Д゚)
人がいっぱいで動画が取れず、帰宅時の妹を撮ったらしいのだが
見たものは何を愉しめばいいのか。



使いこなしていると言えば使いこなしているのだが、微妙。
おかんに必要なのは取説よりも空気よむこと。
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