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Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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パイド・パイパー

パイド・パイパー - 自由への越境 (創元推理文庫)パイド・パイパー - 自由への越境 (創元推理文庫)
ネビル・シュート 池 央耿

東京創元社 2002-02-22
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あけましてことよろです。(喪中によるはしょり挨拶)
実家ではほとんど本が読めず、
結局行き帰りの新幹線で何とか読んだ1冊。

イギリスからフランスの片田舎に心の旅に訪れた
元弁護士の70才のじーさん。
ナチスのフランス侵攻に巻き込まれ、帰国を余儀なくされるも
二人の子供までもを連れていかねばならなくなり、
オマケにそれがどんどん増えていくこととなる。

戦争ものではあるのだが、戦況よりも
子どもの一挙手一投足が逃避行を左右し、
ジーサンのHPゲージに始終ハラハラさせられることから
個人的には戦争本よりジジババ本に分類したい。
キモチがストーリーより老人の介護に回ったら、それはジジババ本である。

タイトルの「パイドパイパー」はハーメルンの笛吹き男を差すらしく
子ども達の数が増えていくことに着想を得たのだろうが
そちらは後述しよう。
本書を読むなら、大戦中のヨーロッパ情勢と
老人のとったルートを理解しておいた方が読みやすい。

20150102-1.png

Googleで調べたので、勝手に自動車に換算されてしまうのだが
要はほぼ一直線に、イギリスからフランスを横切るルートになっている。
イギリスからフランスへ入った港は、ベルギーのすぐ近くだ。
更に老人がしばらく過ごしていたフランスの片田舎は
スイスとほぼ隣接しているくらいの位置にある。

当時はほぼ「ナチスとイタリアvsヨーロッパ連合諸国」と言っていい状況下で
ナチスとイタリアが快進撃を続けていた頃だ。
この老人の滞在中にベルギー・オランダがナチスに制圧され、
フランスへの侵攻が始まっていた。

実際、5月10日にオランダに仕掛けた攻撃が
月末にはフランスの港湾都市にまで飛び火していたのだから
国民の不安は推して図るべしだ。
子どもだけは、とイギリス紳士に託したくなるのも無理はない。

老紳士も上の往路をゆっくり3~4日程でこなしたのだが、
復路は全く予定通りに事が進まない。
ナチスの制圧により路線がことごとく使えなくなり、
時には爆撃の危険にも遭ったり、子供の発熱で足止めを食らったり、
最悪の場合は幼児の歩幅で、徒歩で進まねばならないこともある。

もうやめて!ジジィのライフはもうゼロよ!と言いたくなるのだが
子ども達は構わずぐずり、歌い、旺盛な好奇心を振りまく。
けれど、子供たちはそうした生き物なのだ。
無垢な生き物だからこそ、守ってやらなくてはならないのだ。
決して声を荒げない老人の紳士道は、賞賛に値する。

前述の「ハーメルンの笛吹男」は、グリムに出てくるブラックな童話だ。
笛を使ってネズミを退治してやったのに報酬を渋った村人に腹を立て
笛で子ども達を連れ去ってしまうのだ。
無論、老人はそんなホラーな人間ではないが、
「大人の都合で子供が巻き添えをくった」という意味では、
このタイトルは何やら考えさせられなくもない。

ギャグ風味でもないし、ガツンと風刺が効いてる訳でもないのだが
老人の子連れ冒険がリアルなのが良い。
細かに区切られた国境と言語というヨーロッパの舞台が、よく生かされている。
つくづくフランス語というものは難易度高いのだなと思った。
関西人が関西弁に五月蠅いのと似てるかもしれない。(笑)
本とは無関係だが、フランスでもマックは「マクド」って言うらしい。(笑笑)

あっちゃこっちゃと話の飛ぶ評でゴザイマスが
今年もなにとぞよしなに<(_ _)>

個人評価:★★★★


里帰っておりました。

義母の四十九日だったが、相方は仕事の都合で帰れず
一人で帰省したのでずっと実家に泊まっていたのだが。





そろそろウチ、キティの怨霊かなんかでると思う。





もう多分、捜索願も破棄されてる。
元は妹の部屋のリモコンが無くなったので、
自分の部屋のリモコンが拉致られたんだが…。(遠い目)



なんか実家、電気製品の相性が悪いんだよな。
前に帰った時は家の時計が残らず壊れてて
余りに困ったので新しいのをプレゼントした。

おかん「そんなん別にいらんのに」

ンな筈ねーだろ。
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