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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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まんぷく長屋

まんぷく長屋: 食欲文学傑作選 (新潮文庫)まんぷく長屋: 食欲文学傑作選 (新潮文庫)
池波 正太郎 縄田 一男

新潮社 2014-10-28
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先月ちょっと風邪をひき、治ったもののイマイチ食欲が出ない。
ついでに先日、肉フェスという肉々しいイベントにも行ってきたが
胃もたれでその日は夕食も食べられず…。(´・ω・`)

「食欲文学傑作選」というタイトルに
むきっと食欲を刺激されるかもしれないと期待して購入。
7つの短編は以下の通り。

「看板」/池波正太郎
 鬼平犯科帳のスピンオフ。食材はウナギ。
 しかしむしろなんか申し訳なくて喉に仕えそうだぞ。
「人喰人種」/筒井康隆
 やっぱり筒井氏の文章、なんか個人的に馴染まんなぁ。
 食材はタイトル通り…。食欲おちるわ…(´Д`)
「アップルパイの午後」/尾崎翠
 昭和のにほひ漂う兄妹喧嘩の戯曲。
 アップルパイと関係なく、なんか文章に惹かれる。
 この著者の作品、他に読んでみたくなったゾ。
「慶長大食漢」/山田風太郎
 鯛の天ぷらが元で死んだと言われる家康の話。
 忍者も忍法もでないけど(笑)、唯一食欲刺激された話かも。
「狸を食べすぎて身体じゅう狸くさくなって困ったはなし」/伊藤礼
 小説っつーかエッセイ。
 っつーか起承転結全部タイトルそのまんまやん。
「羊羹合戦」/火坂雅志
 茶人だったこともあり、和菓子と関わりが深い秀吉の関連話。
 羊羹ネタとしては銀二貫の方が読みごたえあったかな。
「王とのつきあい」/日影丈吉
 食材は池波短編と筒井短編を足して2で割ったカンジか。
 うん、食欲おちた。(苦笑)

うーむ。まっとうな「食欲」を期待したのがいけなかったか。
でも家康と秀吉の話は面白かったし、
尾崎翠という文豪も発掘したし、結果的には◎。

「食欲の秋」はともかく「読書の秋」は満たされたな。

【補足】
秀吉と和菓子という関わりに興味をひかれたので、ちょっと調べてみた。

古代では果物や木の実のようなものが甘味にあたるが
「おやつ」という嗜好品ではなく、ほぼ「食事の一部」であったろう。

20141108-1.png



砂糖は奈良時代に鑑真が伝えたが、
非常な貴重品で薬とされ、日常口に入るものではなかった。
甘味としては、芥川の芋粥にもでてきた「あまづら」などが用いられた。
あまづらの作り方はここ↓が参考になる。めっちゃ手間だ。
幻の甘味料あまづら(甘葛)の再現実験


平安時代あたりから唐の文化が入るようになり(唐菓子)、
米や餅をこねたり形を作ったものが、平安文学にもお目見えする。
この頃は1日2食の食習慣であったから、まだ「おやつ」より
「間食」としての腹もちが優先されたのであろう。

■唐菓子 たぶん今なら「かりんとう」が一番近い?か??
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鎌倉時代以降は、少しずつ1日多食の習慣が広まり始める。
だが「朝昼夜」ではなく、「朝夕+X食」という形だ。
茶の湯も広まりはじめるが、こちらも「食事つきの茶会」という感覚だったようだ。

■茶会にウドンとかも出たらしい(笑)
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いやもちろんどん兵衛は出ないけど。


室町時代になって、南蛮文化が日本に入る。
ボオロやカステイラと言った、がっつり砂糖の入った菓子の登場だ。

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ちなみに羊羹もこの頃に登場するが
本来は「羊」の肉入りスープのようなものだから、この字面なのだ。
これが僧侶たちが食べられるよう小豆を用いたものが、
今の日本の羊羹の原型となる。
しかしこの時代の羊羹は小麦粉を混ぜて蒸した「蒸し羊羹」で、
恐らく口当たりはかなりどっしりしていたと思われる。

■滋賀県に昔からある蒸し羊羹「丁稚羊羹」
20141108-2.png
素朴な味わいで、自分は割と好きだけどね。


そうして華やかなりし安土桃山時代。
この頃には琉球から砂糖が入るようになり、菓子に使われるようになる。
甘味としての「おやつ」は始まったのは、実にこの頃からなのだ。
茶の湯好きの秀吉は茶菓子の発展にも力を入れたらしく、
現代にも残る老舗の和菓子などが、この辺りで登場する。
いまの「羊羹」が出来たのも、秀吉の茶菓子が始まりだという。

■麩焼き煎餅・真盛豆・紅羊羹など
20141108-3.png 20141108-4.png 20141108-5.png


以降、明治維新で一気に洋菓子文化が入るものの
和菓子は長年の独自文化を進化させ、また保ち続けていた。
これが戦争の際には鍋釜も砂糖も軍需品となり
菓子業界は大打撃を受けたという。

甘味を口にできるということは、平和にも繋がっているのかもしれない。

個人評価:★★★☆←派生学習分


思い出す子供時代のオヤツ話。

おとんがクッキーやチョコが好きなので、
おとんのオヤツが買ってある時は、それを食っていた。
が、それ以外でおかんが用意するものと言えば





で、なぜかこのラムネ菓子(?)がよく家にあった。

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つーかまだ売ってたのかコレ。(笑)
自分は昔から今でもミント系菓子があまり得意でない。
好きじゃないながらも、家にあるので仕方なく口にしていた。

がある日、「コレなんでよく家にあるねん」と聞いてみたら
おかんは「この子はコレが好き」と思って買っていたのだという。
否定したが、また何度か購入されていた。



心当たりのないものを「アンタこれ好きやろ」と言われて「…?」となること多々。
特に法則性もないので、何をどう思い違いをしているのかも予測できない。
宅配便テロ1宅配便テロ2宅配便テロ3も、この感覚によるものだろう。

そして「分かったわ。おかーさん覚えとくわ」と神妙にうなずくも
以下繰りかえ(ry
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