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営業零課接待班

営業零課接待班 (講談社文庫)営業零課接待班 (講談社文庫)
安藤 祐介

講談社 2012-04-13
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帯には「社会人&就活生必読!」とある。
確かに仕事と自分へのポジティブシンキングを培うのに
読みやすくて良い本なのではないだろうか。

IT商社の法務課から営業に移動になった主人公。
つまりは顧客から「ありがたく迎え入れられる立場」から
「門前払いをされる立場」になってしまったのだ。
またこの主人公が押しが弱く、営業成績は全くのゼロ。
遂には退職勧告をされる羽目になってしまう。

しかしそんな「難アリ」の社員ばかりを集めて
新しく「営業零課」が立ち上がることになる。
売上目標はなんと50億円。
それも昔ながらの「接待」をして契約を取るという方針で
目標が達せられない場合、零課はなくなることに決まっている。

ちょっと変わった上司のもと、零課は存続できるのか!?
そして主人公は、その性格を変えることが出来るのか!?
──という、とってもありがちなストーリーである。(笑)
が多分このストーリーのキモは、対人スキルという
割と多くの人が抱える悩みからの、主人公への共感だろう。

この世にネットと言う新しい交際の形が出来てから
いわゆるオフと言われる「知っているけど初対面」と言う交流ができた。
自分も何度かそういう機会を持ったが、会う前に
「人見知りだからうまく喋れなかったらすいません」
という前フリを何人からか聞いたことがある。

で、実際に会って本当に会話が出来なかった人はいない。
逆の人もいる。会ってフツーに喋ってから、
「実は人見知りするんですけど、今日は大丈夫でした!」とか。
言ってる事は同じなのだが、この場合
対人スキルとしてちょっとだけ得をしているのは、後者なのだ。

同じではないが、本書が似たことを指摘している。
「積極的脱力思考」と書かれているが、要は
人目を気にし過ぎていることが、引っ込み思案に繋がるということだ。
大概の人は、あなたが意識しているほど
あなたのことなんか意識してないんですよ──ってハナシだ。

前の話を例にとると、「上手く喋れなかったら」という心配から
予防線を張ってしまう人と、張らない人の違いである。
前者は対策を講じたつもりで、それは実は
「えっ、そんなに人見知りする人だったらどうしよう」と
相手に垣根を作ってしまう事になる。つまりは「損」をしている訳だ。

自分は人見知りをしないが、心当たりのある人ならもっと共感だろう。
ゲームと一緒で、対人スキルは経験値を積めばあがっていく。
あがらないとしたら、そのステップを邪魔するような
過去の経験や失敗が後を引いているのだと思われる。
そういう「気づき」を与えるのにも、本書は一役買っているのではないかな。

全体的には「出来過ぎ」感がなくはないが
対人スキルや不況、営業と開発のズレからくる諍いなど
人や会社の背景をキッチリ書くことで、読みごたえを作っている。
プロフィールをみると、実際に作者も何度か退職・解雇を繰り返したというから
リアリティがあるのも頷ける。

で、現在は公務員で作家だそうだ。
なんと結末までホントに「出来過ぎリア充」とは…( ゚д゚)ポカーン。

個人評価:★★★


対人スキルのラスボスは、「オバチャン」ではないかと自分は思う。
なかでも「関西のオバチャン」はスゴい。
関西のオバチャンモデルは勿論おかん。



知らない人に話しかけられるなどデフォルト。
東に来た時はそれが少なくなって寂しいと感じたもんである。



小さい頃、ベランダに隣のおばちゃんが乗り込んできて
洗濯ものを入れてくれたことがある(笑)。



世の中の飴が個包装なのは関西のオバチャンの為だとおもうの。





しかし同時に「話を聞いてない」と言うコマンドを自在に操る敵と
どうやって闘うべきなのか、対処法は永遠の謎である。
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