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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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黒田官兵衛目薬伝説

黒田官兵衛目薬伝説  目の神、鉄の神、足なえの神黒田官兵衛目薬伝説 目の神、鉄の神、足なえの神
奥沢康正 浦上宏 芝本満 神崎勝 芥田博司 宝賀寿男 長谷川博美 石瀧豊美 蒲池明弘

桃山堂 2014-09-25
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本のコミュニティサイトの献本で頂いた本。
以前に豊臣女系図と言う本を頂いているのだが
同じ桃山堂というところが出版している。
秀吉にまつわる書籍のみを出版している面白い会社だが
その視点がなかなか歴史・地理学スキーのハートをくすぐる。

今回は大河でも有名になった黒田官兵衛。
秀吉の軍師であることは言わずもがな、確かに秀吉繋がりの書籍と言える。
が、官兵衛偉人伝という当たり前の作りではない。
ざっくりいうと「官兵衛は本当に目薬屋だったのか」という一点において
眼科医・地名研究家ほか、黒田庄の歴史や金属考古学、系図研究など
多岐にわたる研究家の見識をまとめているところが興味深い。

念の為補足しておくと、官兵衛の祖父は
秘伝の目薬を売ることで財を成し、黒田家の土台を作ったと言われる。
武士の時代なれば、「たかが目薬売り」の出自は低く見られたことであろう。
それが後に、天下をとった秀吉公の軍師として名を挙げる。
秀吉ほどではないにせよ、大変なアメリカンドリーム・ストーリーと言える。

──が、これは小説ではウケそうなネタではあるものの
歴史家の見解では「ナシ」というのが定説であるようだ。
他にも官兵衛と言えば、牢獄生活で「足なえ」になってしまったという
悲劇を乗り換えた漢というエピソードもあるが、アレも本当だかどうだかと言われている。
どうです。ガッカリしたでしょう。(笑)

そして官兵衛ゆかりの地として、滋賀県に黒田という地があるのだが
なんかここも「それはないわ( ゚д゚)」と言われているらしい。
官兵衛、謎の美談を多過ぎだろ。(滋賀も美談なのか?)
いやだが、火のない所に煙は立たない。
事実ではないとしても、それらの逸話が生まれた「背景」がある筈だ──。

いやいや面白い。実に面白い。
サブタイトルにある通り、「目薬」は「鉄」につながり、
「足なえ」という官兵衛のエピソードにも思わせぶりな影を落とす。
目薬と言うアイテムには、民衆的な親しみやすさと
同時に鉄にまつわる「武人としての神格化」とも言える二面性があり
官兵衛を語る素材としてまさにぴったりだ。

官兵衛本と言うには少々遠回りだし、解答のでる論議でもないのだが、
そのお題でここまで掘り下げ、また視点が広がるのだと思うと
改めて歴史とは奥深いものだなあと感じ入る。
また滋賀県の名前が、これでもかという程に本書で連発されるたび
(昔の)トレンド地であったことがしみじみと切ない。

個人的には、目薬屋説好きだなあ。
ちょっと思い出すのが斉藤道三や土方歳三だ。
時代の変わり目にはきっとこんな風に
世襲の壁を打ち破るような存在の誕生を、世が待っているのだろう。

現代人の歴史観は、大河や映画・小説を通して
伝えられていると言っても過言ではない。
そこには脚色やまだ謎とされる事柄もあるが
その中で取捨選択される時代考証を知ると、歴史はなお面白い。

祖が目薬屋であるにしろないにしろ、
名家の出自ではないというその土台こそが
官兵衛の鋭い「目」を生んだことは、間違いないのではなかろうか。

個人評価:★★★★


滋賀でのロケに関する動画見つけたった。
こういう会社があって、ロケに貢献しているんだねえ(´∀`*)。



しゅららぽんのロケは滋賀の番組でもとりあげられたようだ。 



ドラマや映画製作の方は、是非滋賀のご利用を。
もれなくはるほんの好感度があがるというオマケがついています。(どうでもいい)


滋賀作の取扱説明書。

最近、鶴瓶さんの番組で滋賀は大津が放送されて
それを見た職場の人にこう言われて嬉しかった(´∀`*)





風が吹いたら桶屋が儲かるように
大坂で小雪がちらついたら、滋賀ではもう電車が止まる。(何か意味が違うぞ)
仕事で大阪行ってた時は、二階の窓から出入りしてんのかとかしょっちゅう言われた。
でも上手くいじってくれると、むしろ愛を感じる。

20141010-1.png

なっ、なにもないからいいところなんだもん(震え声)
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