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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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猫除け

猫除け 古道具屋 皆塵堂 (講談社文庫)猫除け 古道具屋 皆塵堂 (講談社文庫)
輪渡 颯介

講談社 2014-09-12
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浪人左門あやかし指南シリーズからお気に入りになった作家さんだが
いやー、このシリーズも面白いっっ!

怪異+時代物の組み合わせは最近珍しいものではなくなった。
この怪異という題材は案外時代物と相性が良く
ファンタジーにも捕物にも出来るから、書きやすいのかもしれない。(笑)
「あやかし~」の方はどちらかといえば捕物の方向で
このシリーズはファンタジーの方向となる、真逆の作品だ。

主役は「皆塵堂」という古道具屋だ。
主人ではない。おそらく「道具屋そのもの」なのだ。
店には「無いモノはない」ほどに品があるのだが
足の踏み場もないほどの量があるため、欲しいものは見つからない。
多分、ドン・キホーテの圧縮陳列みたいな感じ。

何でも買い付けてしまうものだから、イワクつきの品もある。
が、隙あらば釣りに行ってしまう店主にこまっしゃくれた店番の小僧、
ふてぶてしい猫(かばいいいいいいいいっっ!(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ)。
このメンバーで、評判の店になるわけがない。
クチコミがあったら、「とんでもない品を売りつけられました」とか
「店汚すぎ」と星1つ評価を付けられて終わりだろう。

初巻となる古道具屋 皆塵堂では他の店からから見習い奉公に来た男が、
実は「見える」体質で皆塵堂でてんやわんや…という話だったのだが
その後ちゃんと自分の家を継ぐために帰ってしまい
次の話はどうなるんだろうと思っていた。

今巻は不幸のズンドコに落ちた男が
皆塵堂で「丑の刻参りセット」を買ったものの呪いに失敗し、
ずるずると店で世話になるという話だ。
前作の「見える」跡継ぎ息子も登場し、相変わらず皆塵堂に迷惑をかけられている。
成程成程、皆塵堂一期生・二期生とストーリーが進むのか。
なので初巻から読むことをオススメ。

「丑の刻参りの女」
前出の不幸のズンドコ男。丑の刻参りをする女幽霊まで見てしまう。
この世を恨み、自分も災いの元凶を呪ってやろうと思うのだが・・・。
「曰く品の始末の仕方」
商売敵の為につぶれた鰻屋から品を買い付けるのを手伝うズンドコ男。
相手に送った呪いを込めた掛け軸を引き取ってきてほしいと頼まれる。
「憑いているのは」
他の道具屋からイワクつきの品を引き取りに行くズンドコ男。
それは鏡で、その人に憑いたものを写すのだという。
「頭の潰れたふたつの屍体」
農家から大量の農具を買い付けたズンドコ男。
が、帰りにそれらをのせた大八車がやけに重く感じられ…?
「猫除け根付」
猫の細工をした道具をいくらか買い付けたが、なんとなく可愛らしくない。
オマケに店のふてぶてしい猫がいなくなってしまい…。

前作の「あやかし~」もそうだったが、怪異は結構生々しい。
だからこそフツーに「怪異を怖がる」跡継ぎ息子と
怪異を前にしてものほほんとしている主人のちぐはぐさが面白い。
怖いものと面白いものを同時に食べるという、
甘くて辛いチョコ柿ピーみたいな味が、自分には癖になる。

きっと次巻でも、誰かが皆塵堂にやってくるのだろう。
そして跡継ぎ息子だけでなく、今度はズンドコ男も
やっぱり店主に振り回されたり呆れたりしているのだろう。
イワクのある品でも何でも買い付けてしまうように
イワク憑きの人をも招き入れるのが、皆塵堂なのだ。

それにしてもこの「ふてぶてしい猫」がかばいい。(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
かわいくない猫のかわいさがチョー出てる。(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
きっと作者も猫好きだと思ったら、あとがきにそう書いてた。

時代物に怪異ものにブサ猫で、俺得星5つッッ!

個人評価:★★★★★


昨日の続きというか関連話。









一応おかんの名誉のために言っとくと、こんなことがあったのは一度きりである。
まあとにかくね。思い詰めると前しか見えない人なんだわ。
落ち着いて考えたら、もっと他に方法があるだろうに…。



子育てに必死だったとは本人の弁だが、育てられる方も必死である。
生きててよかった公文式…。
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