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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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数えずの井戸

数えずの井戸 (角川文庫)数えずの井戸 (角川文庫)
京極 夏彦

KADOKAWA/角川書店 2014-08-23
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久し振りに京極氏の本。
半分は改行の所為だと分かってはいるが、相変わらずぶっとい本だな。
それが読める日はいいのだが、忙しくて読めなかった日は
毎日通勤に鈍器を運んでいる気分である。

さて本書。
「井戸」に「数える」と言えば当然、思い浮かぶのが「番町皿屋敷」。
簡単にあらすじを説明すると、「お菊さんは10枚の皿の内、
1枚を割ってしまいました。さて何枚足りないでしょう?」
という算数を永遠に解いているリケジョである。(またお前はそんな嘘を)

が、さすが日本三大怪談と言われるだけあって
歌舞伎や講談にも登場し、はては落語にまでなっている。
そもそもが実話であるとかないとか、派生バージョンも多々あるようだ。
例えば皿でなく鉢だとか、菊を切った主人の名が違うとか、
菊の名が違うとか、主人と菊が恋仲だったとか
そうじゃなくて菊が恋しい相手との仲を引き裂かれたのだとか──。

菊は勿論、主人をはじめ係累の者は全て死に絶え、
真相を知るものは最早誰もいない。
ただ足りない皿を数えるという怪談だけが残った。
一説には菊は皿を18枚数え、翌日は休みを取ったという。(それは落語だ)

この「真相」に迫ったのが本書なのだ。
それは6つの視点から語られる。

青山家主人。数えることなど無意味に思う。
何故ならこの世界は何かが足りなくて、既に欠けているからだ。
菊。数えることなど無意味に思う。
何故なら無意味だからだ。「ある」ものは「ある」でいいではないか。

青山家家来。皿を、皿を探さなくてはならない。
何故なら褒められたいからだ。褒められるために、皿を探さなくてはならない。
主人の悪友。数えることなど無意味に思う。
何故なら壊してしまうからだ。数など、壊れれば関係のないものだ。

菊の幼馴染。数えることなど無意味に思う。
何故なら数えられないからだ。一から初めて、十も数えられたことがない。
主人の婚約者。数えることなど無意味に思う。
何故なら沢山あればよいからだ。沢山であればあるほど、いいのだ。

誰もが「数」などどうでもいいと思っている。
なのに少しずつズレたその概念が、事態を歪めていく。
だが6つの視点は決して世間から大きくはみ出したものではなく
よくよく考えれば、自分のすぐそばに
否、自分の中に無くもない想いとは言えないだろうか?

皿ではなく、人間が生み出した因業───
題材・ストーリーとしては非常に面白いのだが
個人的にはちょっとオチが弱かった。
やはり怪談は「此岸と彼岸の狭間」の何処かにあるから、
背筋の何処かがぞくりとするのかもしれない。
少し人間臭さが強くて、サスペンスものに変わってしまった印象。

だが「数える」事にこれだけの意図があるというのは、面白い。
自分にとって「数」とはなんだろう?
──そう、数えることなど無意味に思う。
この本が700ページもあって、もう京極本だけで「き」の本棚がパンパンなのに
どこにしまうんでぇコンチクショーとか、そんな事は考えても無駄である。

本棚にしまえない本が1冊~、2冊~、3冊~
うおおおおお、本棚が一架足りないぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!(個人的怪談)

個人評価:★★★


井戸ホラー釣ったらもう現代では、お菊さんより貞子さんのほうがキョワイ。
テレビ見てんのにテレビから出てくるとか反則アレ。(lll゚Д゚)ヒイィィィ!!


評とは何の関係もない話。











や め て く だ さ い 。 死 ん で し ま い ま す 。



風邪で高熱が出て唸ってても、絶対モノは食わす。
コレが妹が生まれてから医者が
「食欲の無い時は水分だけ取らせればいいんですよ」と言われ
ころっと方向転換。

個人的にめっちゃショックだった医学の変化。
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