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傍聞き

傍聞き (双葉文庫)傍聞き
長岡 弘樹/双葉社





by G-Tools


「傍(かたえ)聞き」という
ちょっと日常では珍しい言葉に目を留めて購入。

意味は「近くでなんとなく話を聞く」とか
「小耳にはさむ」のようなもの。
最近はツイッターやFBというものがある為
そんな会話が何時の間にかネットに晒されたりするので
小耳とかそんなレベルじゃなくなる事もあるが。

中身は「迷走」「傍聞き」「899」「迷い箱」の短編4作。
一編目以外は「これはどういう意味だろう」と
ちょっと興味をそそられるタイトルが並んでいる。
「899」は消防署内で使われる符牒であり
「迷い箱」は捨てるのを迷った時に、一旦退避させる箱らしいので
最近なら断捨離の本なんかで使われているかもしれない。

ところで話の内容より、他の事が気になってしまった。
日本推理作家協会(何する所なんだろう)短編部門受賞とあり
分類としてはミステリーであるらしい。
「推理小説とミステリの違い」論争は
此処でやらなくとも各所でなされているので触れないが
自分の感覚では、これをミステリと言われると「?」となる。

確かに「謎」はあり、それは「解決」されるのだが
その定義で行くと、ある種の恋愛小説でもミステリに入ってしまう。
確かに警察や消防という機関が出てくるので
事件性がないとは言えないのだが、定義が広すぎて微妙だ。

先に難癖をつけてしまったが、話は良い。
タイトルがほぼ話を表しているにもかかわらず
先が読めなくて引き込まれる。
その話の後味の良さは、どちらかと言えば人情話に近い印象を受けた。
特に最後の「迷い箱」は、多少回りくどいものの
意味が分かって、心の中がふとあたたかくなる。

「ミステリー」が人気タグなのは分かるが、どうもピンと来ない。
ある意味最大の謎は、ミステリーというジャンルか。(笑)

個人評価:★★★


数年前「252生存者あり」という映画があったが
この作品の「899」と同じ意味である。
映画は東京消防庁が舞台だが
地方によって符牒が違うのだろうか。
なんかソレ、不便じゃなくね?

ところで鉄道会社の「線路に人がたち入った為遅れる」は
車内で起こったトラブルの隠語だと聞いたが、本当なのだろうか。
東京に来てから、東京人はどんだけ線路好きなんだと思ってたが
それなら納得がいく。

ちなみに地元では「風(または雨雪)の為」と
カメハメハ大王みたいな理由で電車が遅れるが
本当なので別段、疑ったことはない。
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