プロフィール

はるほん

Author:はるほん
とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

カレンダー
プルダウン 降順 昇順 年別

05月 | 2017年06月 | 07月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


twitter
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
-

Trackback

Trackback URL

520

天皇と原爆

天皇と原爆 (新潮文庫)天皇と原爆 (新潮文庫)
西尾 幹二

新潮社 2014-07-28
売り上げランキング : 2320

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


8月だからと言う訳ではないが、本屋で目についてしまった本。
イヤだってタイトルがスゴいじゃないか。
帯の文句は「原爆投下はサタンの国・日本を叩き潰すためだった!」
強烈な天皇批判本なのか?と中身をペラペラと見て、購入。

先にネタバレしとくと、本書のタイトルは出オチみたいなもんで
内容とは9割方関係がない。
ついでに言っとくと自分も、皇族ファンでもないし、
かといって戦犯追及なんて今更しようとも思わない。
ただちょっと歴史的に興味を引かれる点があった。

8月15日が終戦記念日であることは、ニュースでも必ず取り上げられる。
ついでに戦争の歴史を多少知る者であれば
12月8日が真珠湾攻撃で、開戦の日であったことも知られるところだ。
がこの戦争が起こったかと言う原因、特に
何故「アメリカが」日本を相手に戦争をしたかと問われると、ちょっと考えてしまう。

これも先に言っとくと、著者はアメリカと半藤一利氏が嫌いなのだと思う。(笑)
別に自分も半藤氏のファンな訳ではない。
かといって、著者の考えに賛同できるかは別の話だ。
そもそも「これはこうだ!」と主張する考えは、個人的に好きじゃない。
だからこそ、どういう思考で主張しているのかが知りたいのだが。

半藤氏はざっくりいうと、「天皇には戦争責任はなく
当時の陸軍の在り方に問題があった」と主張する著作が多い。
著者はそれを名指しで否定している訳だが(笑)
それは巷でも言われていることだし、目新しいことではない。
ただアプローチがちょっと面白い。

序章は「マルクス経済」から始まっており、
自分も経済は門外漢なので分かりやすい説明は出来ないが、
要は一世を風靡する程に流行しながら、失敗した例として挙げているのだ。
知識人たちが鼻を膨らませて語った事が間違いだったのだから
それはもう恥ずかしい。(/ω\)ハズカチー

そうして「過ち」を犯したことは認めても
必要以上に卑屈になるのはよろしくない、と著者は語る。
天皇に責任はなかったという考え方もその一端であり、
当時の日本と言う国を非とし、私が悪うございましたという姿勢で
アメリカGHQを正とする風潮はけしからん、ということだ。(※雑訳)

一貫して柔らかい丁寧語で書いてあることも含めて
話の進め方が上手いなーとちょっとカンシン。
後はアメリカの悪口になるのだが(笑)
コレが日米両国の歴史と宗教という視点から語られており
タイトルとは関係ないながらも、個人的にとても面白かった。

そもそもアメリカはイギリスから移民となったピューリタンたちが作った国だ。
建国の歴史としては400年ほど。
短くはないが、日本が2000年以上だと考えれば結構に若い。
若く、更に多くの民族や宗教を抱えた国を1つにまとめるには
何らかの接着剤が必要になる。
それが「アメリカの正義」なのだと著者は指摘する。

これ、なかなか鋭いかもしれんなあと思ったり。
スーパーマンの全身青スーツに赤パンという出で立ちが
何で受け入れられるのか不思議だったが(やや問題ズレてんぞ)
彼らは確かに「分かりやすい正義」が好きなのかもしれない。

理由さえつけば、戦争すら「正義」となる。
世界初の「正義」戦争は、アメリカの南北戦争だと氏は語る。
まあ、戦争はいつの時代も「自分は正義」が基本なのだが
その後に「裁くという正義」に対して疑問を呈しているのだろう。
確かに第三者が裁くのでなく、
戦争の勝者による「裁き」は100%公平ではないかもしれない。

ともあれ、位置的にも資源的にも本来なら
アメリカは先の大戦、すなわちヨーロッパとアジアの利権を巡る争いには
参加しなくてもよい筈の国なのだそうだ。
そこへ「正義」の名のもとにちゃっかり戦争に名を連ね、
針路的に満州や東南アジアを手にしていた日本とぶつかる訳だ。

またこの日本が、よく分からない。
なんといってもキリスト教が普及しても信者は増えないし、
そもそも神と言う考えが根本的に違う。
天皇を神とか言って、超団結しちゃってる。
────ヤダなにこの子。ヤバい。コワイ。

理論としては面白いのだが、著者はアメリカの話になると
どうも冷静ではいられなくなるらしく、苦笑してしまう部分もあったのだが
日本の平安からの歴史と神道などの歴史を
国民性と絡めている部分などは、非常に興味深く読めた。
また敗戦による卑屈さというのも、確かにあるような気もする。

自分も非が無い戦争責任者なんてあり得ないと思う。
だが仮に相手から仕組まれた戦争だとしても、非が無いなんて理屈も通らない。
平和の中で悪を追求するのは誰でもできる。
だがそれが「戦争が国の義」となった時に、本当に反対の声は届くのか?
そうじゃないから戦争は狂気なのだ。

「日本は正しかった」「どっちが先だった」云々の
過去なぞ追及しても無意味に思う。
それよりも絶対権利だった皇族が日本の象徴となったことや
永劫に戦争をしないという決断をしたことの方が重要に思う。
(これも最近は改正の議論を生んではいるが)

まぁでも「平和の為の軍隊」「日本は正しかった」という思考がなんとなく
本書で垣間見れた気がしたので、これはこれで読んでよかった。

個人評価:★★★★


そーいや開拓時代のアメリカの本が積読したままだなあ。
アレもそろそろ読むかー。


何の関連もなく百貨店時代のハナシ。







いや、おじぎをしていた訳ではなく、
多分階ごとの催しなどをチェックしながらあちらも朝礼をしていたんだろうが
エレベーターがエレベーターガールだけで満杯と言うこのシュール。
思わずマネージャーの話も聞かずにガン見。



バスガイドだらけのバスガイドツアーとか
助手席も後部座席も運ちゃん乗せるタクシーとかもあんのかなあ。
お化け屋敷とかあの恰好でミーティングするんだろうか。

,あ、おまわりさんが新人研修なのか、
チャリ5台で見回りしてたのは見たことある。
関連記事
スポンサーサイト
0

Comment

Comment Form

Comment Form
管理者にだけ表示を許可する
0

Trackback

Trackback URL

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Return to Pagetop
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。