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とりあえず毎日本を読んでいるので、そろそろ脳内と本棚を整理してみようというココロミ。

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506

神神の微笑

神神の微笑神神の微笑
芥川 竜之介

2012-09-27
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こちらも「奉教人の死」より。

奉教人の死 (新潮文庫)奉教人の死 (新潮文庫)
芥川 龍之介

新潮社 2001-09
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自分が持っているのはこれより古い版なので画像がなかったが
出版社は一緒なので、中に入っている作品は同じだと思う。
「煙草と悪魔」「さまよえる猶太人」「奉教人の死」
「るしへる」「きりしとほろ上人伝」「黒衣聖母」「神神の微笑」
「報恩記」「おぎん」「おしの」「糸女覚え書」の11編。

切支丹物と言われる作品なので、教会や神父が出てくるものが多いのだが
これを芥川古典調にしてあるので「天主教(キリスト教)」「提宇子・泥鳥須(デウス)」
などの字が使われていたり、教会を南蛮寺と呼んだり、
はたまたDS如来(デウス如来=多分神の事であろう・笑)と言うぶっ飛んだ表現もある。
なんかこう↑↑→XXYみたいなコマンド押したくなるね。

馬鹿なツッコミはさておき、本編。
イエズス会宣教師のオルガンティノは
教会の中にある庭をぼんやり眺めながら。
正体不明の重苦しい想いに鬱々としていた。

────この地は美しく、気候も穏やかだ。
土人(国民)も親しみやすい性質で、最近は寺や信徒も増えてきた。
なのに自分は、この国を立ち去りたくて仕方がない。
ホームシックと言うのではない。
御主よ、この想いは一体何処から来るのでしょう──?

そんなオルガンティノの前に、突如1人の老人が現れる。
彼は神ではないし、悪魔でもないと名乗る。
だがゆっくりと、オルガンティノの中にある想いの正体を解き明かしていく。

天主教を広めることは悪いことではないが
きっと最後に負けてしまうだろうと、老人は言う。
オルガンティノは、全知全能の主に勝てぬものはないと反論するが
老人は日本と言う国の来し方を話し始める。

大陸から文字を初めとする多くの文化を取り入れながら
この国はそれらをすべて征服してきたのだと。
牽牛織女銀河という言葉を、彦星棚機津女天の川という文字に変え
大陸からやってくる舟を、幾度も嵐に沈めた。
印度より渡った仏陀の御姿ですら、大日如来に被せてしまう。

この国の者は破壊はしない。
だが作り替えるのだ。
天主も長い時を変えて、この国の土人になってしまうだろう。

うむ、やはり芥川のツッコミは鋭い。
いや、大なり小なり文化とは他国のモノを受け付けないか、
自国風に取り入れることではあるのだが
確かにこれほど小さい国で、また流行に乗りやすい国民性を持ちながら
染まらない文化を築く日本は面白い国だ。

日本のキリスト教徒は2%ほどとされる。
だが最近の結婚式はほぼ洋式だし
クリスマスにはほぼ全国民が便乗する。
更にはバレンタインと言う独特の宗教(?)態勢を作り上げ
ホワイトデーまで合体させ、そこそこ普及させている。
現代ではハロウィーンが破竹の勢いで勢力を伸ばしていると言う。

だがおそらくその根底に宗教意識はなく、
最近定着してきた「恵方巻」となんら変わりはないのだ。
唯一神なんてサミシイジャナイ。
カバンにお守りを2~3個つけちゃうように
神様と縁起物は数打ちゃ当たるものでいいのだ。

これも余談だが、友人の結婚式が洋式で
チャペルでもないのに、事前に神父講座が必須だったとか。
ちなみに神式でやる場合は、その神父が神主に変わるんだそうだ。
本格的というより、不真面目としか思えない。(笑)

で、その神父が新郎新婦に祈りをささげてくれるんだが
突如「アーメンっっっっッ!!!!」というお祓いのような気合一番の声がとどろいて
厳粛な式の途中、鼻から吹き出しそうになって困った。
いや今日アンタ神主じゃないから。

しかし芥川の「日本」は過去の話ではないのだ。
大樹の根にも鮮やかな新緑にも、
舞い散る桜にも小川のせせらぎにも鐘の音響く夕闇にも、
風光明媚な景色のあちこちに、今もひっそり息づいているのだ。

エキゾチック・ジャパンの横顔に、他国の皆様はゆめゆめ油断なされますまい…。

個人評価:★★★★★


ハワイ航路最終便。



こーゆー場合、大概の人は諦めるんじゃないかと思われる。
ここが海外で英語も使えないというのに
自分のペースを守ると言うのは、ある意味尊敬に値する。





「キャッシュバック」的な意味で使ったんだろうが
多分これも和製英語だったと思う。
本当に店員さんには心からおわびしたい。



なんかもうほんとすごいよねうちのおかん。(茫然)
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