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ぼくには数字が風景に見える

ぼくには数字が風景に見える (講談社文庫)ぼくには数字が風景に見える (講談社文庫)
ダニエル・タメット 古屋 美登里

講談社 2014-06-13
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ハードカバーの時から読みたいと思っていたのが
文庫になっていたので喜び勇んで購入。
連日サッカーを見ているお蔭で
電車で本を開くとのび太並の神速で寝てしまう為、なかなか読めなかった。

筆者のダニエル・タメットは、
映画「レインマン」でダスティン・ホフマンが演じた
レイモンドと同じ「サヴァン症候群」だ。
この「レインマン」もめちゃいい本なのだが、これはまた別に書こう。

サヴァンとは、知的障害や発達障害などのある者のうち、
特定の分野で並外れた能力を発揮する症状を言う。
一度見ただけの風景を極細部まで絵に描いたり
聞いただけの音楽を正確に再生したり、
読んだ本の内容を瞬時に記憶し、暗証したりする。
その症状は2つと同じものが無いとも言われる。

よく似たものに「アスペルガー症候群」があり、
同じく特定の分野の記憶力が発達している事で混同されやすいのだが
アスペルガーの方は「知的障害を伴わない」とされる。
そういう意味では筆者はサヴァンよりアスペルガー寄りなのでは?とも思うが
ま、そもそもボーダーラインが微妙なんだろう。

ともあれ2つの症候群は、共通して自閉症の括りだとされる。
いわゆる「空気を読む」と言う事が出来ず、周囲に合わせることが難しい。
性格的に空気を読めない人は別として(笑)
「何故自分は空気が読めないのか」を説明できる人は少ないと思う。
本書の面白いところは、筆者がそれを客観的に説明していることだ。

サヴァンが持つとして有名な「共感覚」。
個人的にこの「共感覚」にすごく興味があったのだが、
これがいかに自分達の知る感覚と異なものであるか、そして
日常生活に困難なものであるかが窺える。
まるで現実の中で、異次元に紛れ込んだのようだ。

よく言われるのは「文字や数字に色がついて見える」。
「印象」と言う意味でなら、自分たち一般人にも分かる。
だが彼らの数字には、本当に色がついているのだ。
ダニエルの場合は数字や字ごとに大きさや色だけでなく
飛び跳ねたり螺旋のように動きを伴い、すべて違いがあるのだという。

彼が円周率を覚えるくだりがあるのだが
もう覚え方が全ッッッッ然別世界。
語呂合わせとかそんな次元ではない。
3.1415926535…の羅列が彼には絵となり、風景になるのだという。

「風景」は彼の訳語だから、正しい説明ではないだろう。
そもそも風景を「読む」方法が、私達には分からない。
彼らがこの世界の空気を読めないように、
私達は彼らの世界で空気が読めない。

共感覚の代償もある。
レインマンのモデルになったキム・ピークと会話を交わす場面があるのだが
二人は共通して、フィクションを読むのが苦手なのだ。
曖昧な感情という表現が上手く掴めないのだと言う。
だからこの世界の「空気を読む」ことが出来ない。
私達が彼らの数字の風景が読めないように。

ダニエルはパニックに陥ると、数字を数える。
この世界では少し生きにくい彼らにとって
ノンフィクションの数字はやすらぐ揺り籠のようなものなのかもしれない。
学生時代、数学が鬼門だった自分はさっぱり気付かなかったが
数字にはそんなやさしい一面があったのだ。

何故だろう。
この本を読んでいる間、ずっと群青色の海のような
深い深いイメージがずっと何処かに揺らめいていた。
色の話がよく出てきたからだろうか?
それとも
ダニエルは言葉を通して、読者にほんの少しだけ
その不思議な世界を垣間見せてくれるのだろうか?

読後は私たちが見ることのないその風景へ、
羨望にも似た不思議な憧憬が胸を満たす。

個人評価:★★★★★


録画した試合を見て片付けると、翌日3試合溜まる。
昔ドラえもんで「バイバイン」っつー物が倍に増えてく道具があったけど
まさにアレだ。ぐふふ。←嬉しいらしい

エクアドル-ホンジュラス戦だけ出勤前に見たけど
なかなか面白かった。
エクアドル-スイスだけ録画し忘れて悔しい思いをしてたんだけど
これはエクアドル-フランス戦もよさげ。

今日は仕事が終わったら、そのまま泊まりで出かける。
ま、すぐ近所なんだけどね。
気が向いたらツイッターにあげるかもしれない。

イタリア-コスタリカ/スイス-フランス戦は明日帰ってきてから見るけど
その時にはすでに明日の3試合分が溜まってる訳で、
明日中に見終わらないとまた3試合溜まるわけで

いやっほー!(楽しいらしい)
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